テーマ:決まり文句

馬にまつわる決まり文句。「弱馬道を急ぐ」とはどんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:題の問題の答は、「実力や才能のない者に限って、気ばかり焦って功を急ぐことのたとえ」だそうです。 ■現代の路上でも、おなじような現象が見られるのかな。知人の説によれば、道を急いで危ない運転をするクルマはおおむね可処分所得の低い人がハンドルを握っているらしい。分別がないからなのか。失うものがないからなのか。…
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決まり文句の間違い探し。「君のいさぎ良さは一等地を抜いている」はどこがいけないの?

●●●★日本語★●●● 問題:本日は決まり文句の間違い探し問題です。まずは題の問題。間違いは2つあります。1つ目は「いさぎ良い」。漢字で表記するなら「潔い」が普通ですね。もともとは「勇清し(いさきよし)」という言葉だったらしい。「いさぎ」が「良い」のではないようです。「いさぎ」を辞書で引いても、イサキ科の海水魚のほかにはなにもひっかか…
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決まり文句の誤用。半分以上の人が誤解しているのは「役不足」なの? 「助長」なの?

●●●★日本語★●●● 問題:言葉は正しく使われる場合もあれば、誤用される場合もあります。9割の人が正しく使っているうちは問題がないのでしょうね。知らないのは少数派であり、恥ずかしい思いをすることになります。 ■ところが半数を超える人が誤用するようになると、辞書にも誤った意味や用例が掲載されるようになります。たとえば「助長」という言…
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牛にまつわる諺。「暗がりから牛」ってどんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:本日は牛にまつわる諺について考えてみましょう。まずは題の問題。「暗がり(暗闇とも)から牛」は、辞書によれば「暗がりから牛を引き出す」の省略形だそうです。この場合の牛は黒毛和牛らしい。あるいは黒アンガス種と呼ばれている外来種かな。いずれにせよ黒い牛らしい。暗がりに黒い牛がいたらはっきり見えません。「物の区別…
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仙人以外に「霞(かすみ)を食う」人がホントにいたの?

●●●★日本語★●●● 問題:霞というのは、「空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象」だそうです。水蒸気だけでなく「さまざまな細かい粒子」によっても光の進行が妨げられるのかな。たとえばPM2.5でも霞は生じるのかな。単なるスモッグかもしれませんね。 ■平安時代ごろから、春は霞、秋は霧と区別されるよ…
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月とスッポン。オリジナルはどんな決まり文句だったの?

●●●★日本語★●●● 問題:本日、平成27年(2015年)7月30日は小望月(こもちづき)。満月の前夜だそうです。月齢は14ぐらいなのでしょうか*1。明日は月齢15.1、満月らしい。 ◇*HP「小望月 - Google 検索」(画像) https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E6%…
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昔からある決まり文句。( )は牛の涎(よだれ)。虫喰い部分に入るのはどんな言葉なの?

●●●★日本語★●●● 問題:決まり文句は、誰がつくるのでしょうか。気の利いた誰かが口走り、みんなの「なるほど」という思いがその言葉を広めていくのかな。 ■現代ではどんな決まり文句が生まれているのでしょうか。昨年の流行語大賞に選ばれたのは「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」だそうです。あまり面白くはないな。集団的自衛権は政治とか法…
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戦前の決まり文句。「天勾践(こうせん)をむなしうするなかれ」。どんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:落語の「道灌(どうかん)」をご存知でしょうか。太田道灌が狩りに出てにわか雨に降られてしまいます。農家を見つけ、雨具を貸してくれと頼みます。少女が出てきて山吹の花を一枝渡します。道灌公は意味がわかりません。家来の中にこの謎を解いた者がいました。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」と…
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返事はいいけど実行はともなわない人の形容。染物屋に並び称されるのはどんな商売?

●●●★日本語★●●● 問題:紺屋の明後日(こんやのあさって)。この文句は聞いたことがあります。紺屋は昔の染物屋。紺屋さんは、「おい頼んでおいたあの仕事はまだ出来ないのかい?」と聞かれると、決まって、「あっ、あれなら明後日仕上がります」と答えたらしい。 ■悪意があるわけではないようです。染め物を干す作業があり、天候に左右されます。予…
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末尾が「技」で終わる言葉。「美技」ってなんだっけ?

●●●★日本語★●●● 問題:題の問題の答は見事な技、ファイン・プレーですね。スポーツ新聞を読んでいる人には、実に簡単な問題でした。ファイン・プレーは言葉が長いので、美技という短い言葉が重用されています。見出しでは、「超美技」など、強調された形で使われることが多い。イチロー選手は、そんな見出しのネタを何回提供してきたのかな。100回で…
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秋茄子(なす)は嫁に食わすな。他の美味い食い物で食べさせたくないのは?

●●●★日本語★●●● 問題:Wikipediaのナスの項には次のような歌が掲載されています。「秋茄子 わささの糟(かす)に 漬けまぜて 嫁には呉れじ 棚に置くとも」。秋茄子は「あきなすび」と5字で読むのかな。「わささ」は「醸造したまま、まだ火入れをしていない新酒」だそうです。「粕漬けにして棚に置いても、嫁にはやらない」という意味かな…
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末尾に「塩」のつく言葉。「切り目に塩」ってどんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:塩は塩化ナトリウムを主成分とした物質です。人類にとって欠くべからざる栄養素の1つと言われます。摂取が多過ぎると高血圧や胃潰瘍の原因になるとも言われます。少な過ぎると食欲が減退したり、精神が不安定になったりするらしい。まぁ、普通の食生活をしていれば、さほど問題はないようですが。 ■本日は、末尾に塩のつく言…
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「お前麻布で気が知れぬ」ってどんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:「お前麻布で気が知れぬ」という言葉があります。「気心が知れぬ」という意味らしい。もちろん地域限定ではありません。麻布出身者でなくても適用されました。昨日は親しみをこめて微笑んでくれたのに、今日は素っ気なく無視する。そんな異性のことを「あいつぁ麻布で気が知れぬ」と言ったのかな。江戸時代からある言葉だそうです…
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人の心がなびきやすい喩えです。「秋風に( )の穂」。括弧内に入る言葉はなんでしょうか?

●●●★日本語★●●● 問題:「痘痕(あばた)もえくぼ」とか「猫に小判」とか「魚心あれば水心」などよく知られた諺、決まり文句は数多くあります。さらに、そんなには知られていないという認知度が中程度以下の決まり文句も、我が国にはたくさんあるようです。言語文化の豊かさを示すものでしょうね。 ■本日はそんな、「さほどは知られていない決まり文…
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「すべての道はローマに通ず、だからね。そのうちなんとかなるさ」。この表現は正しいの?

●●●★日本語★●●● 問題: 決まり文句は、場面に適合した正しい使い方をすると効果が高い。発言者・筆者も格好よく見えますね。でも使い方を間違えると、アホだと思われてしまいます。 ■たとえば見出しの問題。この表現は正しいとは言えないでしょう。すべての道はローマに通ず。この決まり文句は、「手段は異なっても目的は同じであることのたとえ…
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割れ鍋に「とじぶた」。どんな蓋なの?

●●●★日本語★●●● 問題:「割れ鍋にとじぶた」。歌留多の「わ」の札に記された決まり文句です。ただし、これはあくまでも江戸や東京でのお話らしい。関西地方では「笑う門には福来たる」だそうです。尾張名古屋の方面では、「若いときは二度ない」になっているらしい。 ■「割れ鍋」のほうはなんとなく想像がつきます。「割れる」のですから金属製では…
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「風馬牛」とはどんな意味?

●●●★日本語★●●● 問題:本日は、ちょっと変わった言葉、風馬牛(ふうばぎゅう)の意味についてのクイズです。まずは夏目漱石氏の「三四郎」の一節です。「君があの女と結婚する事は風馬牛だ」。 ■この用例だけを手がかりにして、「風馬牛」という言葉の意味を考えてみましょう。下の中からいちばん近いと思われる説明を選んで下さい。(正しい説明は…
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「明日卒園式に行く」という文章のどこにイチャモンがつけられるの?

●●●★日本語★●●● 問題:日本語は難しい。半世紀以上も日本語で文章を書いてきましたが、完全な文章を書いたことがない。流れが悪かったり、 論理や論点が不鮮明だったり、言葉遣いや漢字、ときにはテニヲハを間違えたり。さまざまな失敗をします。で、批判されます。欠点を指摘されるのはちょっと嫌です。でもそういった意見は実は親切であり、ありがた…
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平安時代の「マメな男」は、どういう意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:正月のお節料理では黒豆を召し上がったでしょうか。「元気に働けますように」という意味が込められた食品だそうです。アントシアニン・サポニン・イソフラボンなどの成分を含んでいるらしい。食物繊維も豊富です。血液はサラサラになるし、脂肪の代謝を促進するし、骨粗鬆症の予防にはなるし、便秘は解消するし。健康で労働するの…
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「とざいと~ざい」。この掛け声の由来と意味は?

●●●★日本語★●●● 問題:大相撲の結びの1番です。呼び出しが声を掛けます。「とざいと~ざい」。立行司(たてぎょうじ)が引き継ぎます。「番数も取り進みましたるところ、片や、栃錦、栃錦、こなた、若乃花、若乃花。この相撲一番にて本日の打ち止め~」。栃若は少し古かったですね。ご自分の世代にあわせて、大鵬・柏戸、あるいは輪島・北の湖、白鵬・…
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「断腸の思い」の故事に登場する動物とは虎なの? 鼠なの?

●●●★日本語★●●● 問題:断腸の思いという言葉をご存じだと思います。「はらわたがちぎれるほど、悲しくつらい思い」だそうです。 ■最適の例は浅野内匠頭長矩(たくみのかみ ながのり)ですね。憎き吉良上野介義央(きら こうずけのすけ よしひさ)は殺せず軽傷を与えたのみでした。それなのに自身は切腹。お家はお取り潰し。一族郎党、明日からみ…
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佳境に入るってどんな逸話から生まれた言葉なの?

●●●★日本語★●●● 問題:佳境(かきょう)に入(い)る。「一連の流れで一番面白い部分になる」ことだそうです。「佳境を迎える」、「クライマックスをむかえる」、「ピークに達する」、「絶頂に達する」などとも言い換えられます。誰です。桃色の場面を想像をしているのは。 ■たしかに、そういうときにも冗談めかして使われることがあるようです。「…
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門出を祝うときに使われる「(  )立ち」という言葉。括弧内にはどんな地名が入るの?

●●●★日本語★●●● 問題:遠くの支社や海外に赴任する人の出発を祝う集いでは、何某君の○○立ちを祝って乾杯などという表現が使われることがあります。この○○には古くからある地名が入りますが、それは次のどれでしょうか? [い]駿河 [ろ]出雲 [は]鹿島 [に]白河 [ほ]都(みやこ) (答えはずっと下↓ スクロールして下さ…
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「ダモクレスの剣」とはどんな意味でしょうか?

●●●★日本語★●●● 問題:西洋の小説その他の文章を読むと、たまに「ダモクレスの剣」という表現に接することがあります。ある逸話から生まれた決まり文句だそうですが、どんな意味なのでしょうか? [い]抜いた者が王になるという岩に刺さった剣 [ろ]理屈をこねるギリシャのソフィストたちを一刀のもとに殺したクレタ島の王様ダモクレスの凶器 …
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他人には使えない決まり文句。馬子にも衣装は身内のこと専用なの?

●●●★日本語★●●● 問題:決まり文句は、うっかり使う相手を間違えると、失礼になる場合があります。題で示した「馬子にも衣装」は、自分自身、あるいは身内に対して使うなら問題ありません。わが息子ではあるが馬子にも衣装、なかなかバリッとした服だな。男っぷりが2割はあがったぞ。こんな使い方ならいいわけですね。 ■いやぁ、野村監督。良い仕立…
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「後にも先にも引けぬ状況に陥る」。この表現は正しいの?

●●●★日本語★●●● 問題:題にある表現は、間違っているようです。「後に引けぬ」という状況はあります。「譲れない」という意味ですね。「後にも先にも行けぬ」という状況もあります。「にっちもさっちもいかない状態」ですね。 ■これらをゴッチャにした「後にも先にも引けぬ状況」は、慣用表現としては使われないらしい*1。でもつい間違えることも…
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「思い」の含まれる慣用句。「思い半ばに過ぐ」ってどんな意味なの?

●●●★日本語★●●● 問題:本日は「思い」という言葉の含まれる慣用句について考えてみましょう。たとえば、「磯の鮑(あわび)の片思い」とはどんな意味がご存じですか? 「自分が慕っているだけで、相手にはその気のない恋」だそうです。鮑は、二枚貝の片側だけのように見えます。いつまでも相手ができないわけですね。そこから生まれた決まり文句らしい…
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「犬死」の意味で「棒」が使われる決まり文句ってなに?

●●●★日本語★●●● 問題:日本でよく使われる決まり文句がいくつあるのか。勘定した人はいないでしょうが、おそらく千や二千ではないのでしょう。 ■専門家ならすべての意味を理解し、正しく使えるかもしれません。我々非専門家は、ときどき使いかたを間違えます。決まり文句で表現すれば、「上手の手から水が漏れる」とでもいうのかな。自分を「上手」…
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「部下を頭越しに怒鳴った」という表現はどこが間違いなの?

●●●★日本語★●●● 問題:本日は慣用表現の間違い探しです。まずは練習問題です。「手の平を返すような課長の言動は部下を呆気にとらせた」。この文章の誤りはどこにあるでしょうか。 ■「呆気にとらせた」だそうです。「呆気にとられる」と受け身の形でよく使われる「呆気」です。でも、「とらせる」という使役の形では使わないらしい。たしかに「呆気…
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「社長の名前に泥を塗る行為だぞ」という表現はなにがいけないの?

●●●★日本語★●●● 問題:慣用表現は正確に使いたいですね。たまに間違えるのならともかく、頻繁に誤用すると信頼されなくなるかもしれません。 ■たとえば、「信頼していた部下に寝首を切られた」という表現は誤りだそうです。ちょっと恥ずかしい。では正しくはなんというのでしょうか。「信頼していた部下に寝首を掻かれた」です。寝ている人を襲って…
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