PSE法、年代物の電子楽器等が例外指定へ。あの音楽家の訴えが効いたのか?

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問題:「中古家電の販売制限、ビンテージ品除外へ」(asahi.com 060314)
http://www.asahi.com/business/update/0314/120.html
●この4月1日から、多くの中古家電の販売は、PSEマークという安全性のお墨付きのある品物に限られるところでした。ところが、二階俊博経済産業大臣は、緊急対策をとると発言したそうです。
●「省令改正で一部を適用除外にする」とのこと。「一部」というのが、オーディオ機器や電子楽器の年代物を指すらしい。
●この決定の背景には、例の谷みどり消費経済部長のブログが「炎上」したことも関係あるかもしれません。また、著名アーティストたちが、「電気用品安全法(PSE法)に対する署名」を集めたことも影響しているかも。
●ところで、「電気用品~」の署名では、依頼文書の冒頭に発起人として3名の音楽家の名前が挙げられていました。その中には「含まれていなかった」のは、次の誰でしょうか?
□坂本龍一(りゅういち)
□富田勲(いさお)
□椎名和夫(かずお)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)



























正解:富田勲
説明:●富田勲氏は、シンセサイザー界の巨匠。昭和49年(1974)ごろに米国から発売された「月の光」(ドビッシー作曲)は、世界的なヒットとなりました。クラシック音楽をデジタルで表現しました。以後、シンセサイザー界をリードしています。映画音楽、TV音楽の作品も数多い。たとえば、NHKの「新日本紀行」のテーマとか、アニメ「ジャングル大帝」の音楽も彼の作品らしい。
●坂本龍一氏は、発起人3人のトップに書かれています。さすが「戦場のメリークリスマス」ですね。影響力があります。噂では7万5000人ほどの署名を集めたらしい。
●椎名和夫氏は、キャンディーズ、光GENJUIなどに曲を提供している大物作曲家らしい。あと1人は松武秀樹(まつたけ ひでき)氏とのこと。富田氏の弟子にして「4人目のYMO」と呼ばれた人だそうです。
●ご存じのとおり、作曲業界の政界へのパイプという面でみれば、YOSHIKI(X Japan)もいます。小泉純一郎氏と昵懇らしい。スマートな音楽家です。KONISHIKIとは若干体形が違います。
●年代物のオーディオ製品などがPSE法の例外となったことは御同慶の至りです。でも、あの秋葉原の中古オーディオ屋さんはどうするのかな。
●10日ほど前でしたか、PSE法の施行に関連して、テレビで紹介された秋葉原の店があります。いい場所で2人の店員さんを雇って経営してきました。真空管式アンプをここで入手した方も少なくないでしょう。
●でも、この4月からは機器のレンタルでしか生き残る道はないと、腹を決めました。すでに店員さんたちには辞めてもらったらしい。店の場所も、上の階の不便で狭い場所にひっこむという話でした。
●元の体制に戻すとしても、周囲に迷惑はかけますし、お客さんへのPRなどで費用や手間、時間がずいぶんかかりそうです。店の経営者は、法に従って粛々と準備を進めただけです。なのに、妙な形で損害が発生するかもしれない。昨日、TBSのニュース番組でも取材を受けていて、「途方に暮れている」と答えていました。
◆参考:「電気用品安全法(PSE法)に対する署名」(署名自体はすでに締め切られている)
https://www.jspa.gr.jp/pse/index.cgi
◇HP:「電気用品安全法の経過措置の一部終了に伴う対策について 報道発表(METI/経済産業省)」
http://www.meti.go.jp/press/20060314004/20060314004.html

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