古い慣用句の問題です。「三人旅一人乞食」とはどんな意味?

画像

問題:●古い慣用句の問題です。「三人旅一人乞食」というのはどんな意味でしょうか?
□ 旅は偶数で行くのがいい
□ 三人以上で旅をしていると、かならず一人ぐらい乞食がついて来る
□ 三人で旅に行くと、幹事が苦労する
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)





























正解:旅は偶数で行くのがいい
説明:●3人で行くと、2人が話をすると、ひとりが浮きがちです。どうも旅は丁目(ちょうめ、偶数)で行くのがいいようで。弥次喜多道中も丁目ですね。ドンキホーテとサンチョ・パンサ、ローン・レンジャーとトント、ボニーとクライド、バットマンとロビンも偶数です。ん、ちょっと違うか。
●関西の落語によくでてくる喜六、清八(きろく、せいはち)も2人連れの旅です。彼らは、「七度狐」とか「煮売屋」、「こぶ弁慶」、「兵庫船」などという話に登場してきます。
●前の3話はお伊勢詣りの話、兵庫船だけは金比羅詣での話です。一昔前の日本の旅は、信心にかこつけて出かけることが多かったようです。
●実は、三人旅の話もいくつもあります。関東には文字通り「三人旅」という話があります。「宿屋仇(やどやがたき)」という話は、関東・関西共通です。関東では、吉蔵に金八、関西では、喜六、清八。そして第三の男は共通して源兵衛で、こいつが騒動のタネをまきます。
●旅に関する諺はいくつもあります。旅の恥はかき捨て。可愛い子には旅させよ。旅は道連れ、世は情け…などなどご承知のものばかりですね。
●西洋には、「ロバは旅をしたところで、馬になって帰ってくるわけではない」という辛口の諺があります。旅が苦手な町人は、この諺が大好きです。しばしば、旅好きの人の前で口走って嫌われています。
◆参考:CD「枝雀落語大全26『七度狐』」桂枝雀、TOCF-55046、東芝EMI
◇CD「枝雀落語大全 25『煮売屋』」桂枝雀、TOCF-55045、東芝EMI
◇CD「枝雀落語大全 6『こぶ弁慶』」桂枝雀、TOCF-55016、東芝EMI
◇CD「枝雀落語大全3『兵庫船』」桂枝雀、TOCF-55013、東芝EMI
◇CD「桂米朝落語大全集11『宿屋仇』」桂米朝、B00005GMON東芝EMI
◇CD「圓生百席 21『三人旅』」六代目三遊亭圓生、SRCL-3841、ソニー

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

"古い慣用句の問題です。「三人旅一人乞食」とはどんな意味?" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント