姉歯氏の社会に対する貢献度は?

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問題:「耐震強度偽造、被害補償どうなる 業者の保険、対象外?」(asahi.com 051121)
「3棟は無資格設計、姉歯建築士が名義貸し…耐震性偽装」(YOMIURI ON LINE 051121)
●欠陥マンション問題の波紋が広がっています。朝日新聞は、被害者と業者の今後についての記事をのせています。
●それによると、マンションの購入者も、法律上は救われる可能性が高いらしい。でも、問題は販売主側が補償できるかどうかです。パンクしてしまえば元も子もありません。
●読売新聞は、「名義貸し」の事実を伝えています。姉歯氏が、1級建築士の資格をもたないA建築事務所のA代表に、元請けとして名義を貸していたらしい。3棟のマンションについては、元請けは姉歯氏の名で、実際はA代表が仕事を請けていたそうです。
●ところで、読売の記事中には、A代表の姉歯建築士に対する評価が紹介されています。次のうち、どれがその評価でしょうか?
□ 仕事がはやく、ミスの少ない仕事ぶり
□ 法律をクリアできるぎりぎりの設計ができる、優秀な建築士
□ 現場からも「施工しやすい」という声を聞く
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)






























正解:「法律をクリアできるぎりぎりの設計ができる、優秀な建築士」と「現場からも『施工しやすい』という声を聞く」
説明:建築業界の内部事情はさっぱりわかりません。でも、A代表の言葉を聞くと「ぎりぎりの設計」は、広く行なわれていると推測できます。「ぎりぎりセーフ」ならまぁ問題はありません。でも、「アウト」だと困る。第二、第三の姉歯建築士は、まさかいないんでしょうな。
●それにしても姉歯氏という人物は不可思議です。何もかもあっけらかんと包み隠さず話してしまいます。おかげで、今回の事件は急速に展開しています。この点については、彼は社会のために貢献しています。普通は隠したり、自殺しちゃったりして、なかなか事実が見えず、対策や処置が遅れるものですよね。
●今回の事件の責任は姉歯氏にあります。発注元にも責任はあるらしい。でも、素人目にも問題なのは、委託された民間の指定検査機関です。
●「プロなら構造計算書を見ないでも、設計図面だけで強度の難点がわかる」。テレビに出た建築家は、そんな発言をしていました。
●この検査機関は特別に能力が低かったのでしょうか。あるいは別の理由があったのでしょうか。どんな理由にせよ、死者が出たかもしれない欠陥建築物の片棒をかついだんですから、責任はまぬがれないと憶測します。

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