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zoom RSS 純朴な中間(チュウゲン)が、言いつけを単純に守って主人に恥をかかせたのは、どんな言動なの?

<<   作成日時 : 2017/09/13 06:50   >>

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★歴史★
問題:江戸時代には、田舎から出てきて擦れていない木訥(ボクトツ)な人物がいて、笑い話のネタによく登場します。本日のお話もそうした純朴な人のお話です。
■ある旗本が中間(チュウゲン、下働き)の木訥な性格が気に入ります。「剛毅木訥は仁に近し」と孔子先生も証言されています。その男は剛毅ではありませんが、木訥だけは間違いがない。待遇をよくしてやったそうです。
■その中間を供に連れ、知人の家を訪ねます。帰りは夜になってしまいました。
「今日は帰りが遅くなった。その方はさぞ空腹であろう。わしは先方で食事を戴いたのでよかったのだが、すまんことをした」。
「いえ、私も先様で御膳を頂戴いたしました」。
「なに。それならそうと、なぜ先方でそれを言わぬ。玄関先にて、『供の者までが御馳走にあいなりまして』と礼を申さねばならぬのだ」。
「申し訳ございません」
「まぁ、今日のことは仕方がない。今後はよく気をつけよ」。
■後日、この中間が主人にちょっとした恥をかかせてしまうのですが、それはどんな言動だったのでしょうか?
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:本文を参照してください
説明:■暫くしてまた知人の家を訪ねることがありました。帰り際に先方の主人が見送りに出てきます。中間は主人に向い、大声で告げました。
「殿様。本日は私、御膳を頂戴しておりません」。
「……」
■別の木訥な下男のお話です。後藤平兵衛という与力は囲碁に凝っていました。近所に碁敵(ごがたき)がいて暇さえあれば打ちに行きます。例によって今日も打ちに行っていると、下男が平兵衛を迎えに来ました。
「恐れ入りますが、私どもの旦那様が来られていらっしゃるとぞんじますが、おいででございましたら、御膳のお支度が出来ましたので、お帰りくださいとお伝え下さいまし」。
■障子越しにそれを聞いていた平兵衛は帰宅後、下男に強い口調で言います。
「わしがよその家に言っているときには、「私どもの旦那様」などと申し上げては先様に失礼にあたる。そのようなときには『平兵衛がお邪魔いたしておりましたら帰るようにお伝えください』と申すのだ。わしに対する敬語は不要なのだ。わかったな」。
■数日後の少し暑い日。やはり平兵衛が碁を打ちに言っていると、下男が迎えに来ました。障子が開け放してあったので平兵衛が背を丸めて碁盤に向かっている姿が目に入ります。下男は家人を通じる手間が省けたと喜んで、外から大声で呼んだ。
「平兵衛、飯ができたぞ。早く帰れ」。
まるで落語ですね。
◆参考*1:書籍「大江戸かくれ話事典」初版137〜139頁、平田公(ひらた こう)著、ISBN4-7947-0288-4、叢文社

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