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zoom RSS コマドリとアカヒゲ。因縁めいた2羽の関係は?

<<   作成日時 : 2017/06/06 10:32   >>

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★科学★
問題:コマドリといえば素町人世代にはこまどり姉妹です。昭和34年(1959年)から活躍する寿命の長い歌手です。一卵性双生児です。こまどり姉妹と同じ年にやはり一卵性双生児のザ・ピーナッツがデビューしています。どちらも紅白歌合戦に連続出場して、当時の歌謡曲業界を支えたようです。
■アカヒゲといえば映画「赤ひげ」です。昭和40年(1965年)に東宝で製作された黒澤明監督の名作です。三船敏郎が主役の医師役をつとめました。今でもテレビCMなどでその映像を流すことがありますね。サントリーの胡麻麦茶「赤ひげ先生篇」というのがあります。
▼赤ひげ先生篇

■鳥類にもコマドリとアカヒゲという名前のものがいるそうです。この2種類は浅からぬ因縁で結びつけられているとのこと。その筋の人々には有名な鳥のコンビだそうです。では、2種類の鳥はどういった関係なのでしょうか?
[い]アカヒゲの遺伝子を操作してコマドリが生み出されている
[ろ]コマドリの遺伝子を操作してアカヒゲが生み出されている
[は]種類は異なるのに人間の耳では聞き分けられないほど鳴き声が似ている
[に]コマドリはアカヒゲに托卵しようとし、アカヒゲはコマドリに托卵しようとする
[ほ]学名ではコマドリはアカヒゲと命名され、アカヒゲはコマドリと命名されている
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ほ]学名ではコマドリはアカヒゲと命名され、アカヒゲはコマドリと命名されている
説明:参考資料*1によりますと、コマドリの学名はErithacus akahige(エリタクス・アカヒゲ)。アカヒゲの学名はErithacus komadori(エリタクス・コマドリ)だそうです。
■それぞれは次のような姿をしています。
▼コマドリ
◇*HP「コマドリ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiQrqPsmezSAhWLvLwKHVaHDeoQ_AUICCgB&biw=1280&bih=626#spf=1
▼アカヒゲ
◇*HP「アカヒゲ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiQrqPsmezSAhWLvLwKHVaHDeoQ_AUICCgB&biw=1280&bih=626#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%92%E3%82%B2&*&spf=192
■学名の前半、Erithacusはコマドリ属であることを示しているそうです。同じ属ですから色はともかく、形は似ているわけですね。
■この2種はもともと江戸時代にシーボルトから標本がオランダに送られたそうです。おおむね日本でしか見られない種類らしい。オランダ国立自然史博物館長C・J・テミンクという人物が1835年(天保(テンポウ)6年)に命名したとのこと。シーボルトに責任があるのか、テミンクに責任があるのかはわかりませんが、標本のラベルが逆に付けられていたらしい。テミンクはコマドリとアカヒゲを混同して命名してしまったそうです。
■過ちては改むるに憚ること勿れ(はばかることなかれ)。人をミスを犯す存在です。間違えたら直せばいい。そう思うのは一般人ですね。学名についてはそうした柔軟性はないそうです。「鳥の学名のルールについては、他の動物と併せて「国際動物命名規約」という取り決めによって定められています。この規約の主眼の一つは学名の混乱を防ぐことにあり、『すべての動物の種はただ一つの有効な学名を持つ』ということが基本的なルールになっています」*1。
■綴りを間違えて発表した場合でも、原則として修正できないらしい。コマドリとアカヒゲの場合のような過ちも、頑固にそのまま守られてしまうそうです。変えるのに何の問題があるのか、よくわかりません。学者はある部分では賢いのでしょう。でも別の部分では確かに馬鹿ですね。
◆参考*1: 書籍「鳥の雑学」初版25〜27頁、山階鳥類研究所、ISBN 4-534-03709-0、日本実業出版

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