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zoom RSS オーケストラの音程の調整にオーボエが使われるのはなぜなの?

<<   作成日時 : 2017/04/21 07:44   >>

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★科学★
問題:最近はほとんど行きませんが、以前にはときどき西洋古典音楽の演奏会に出向きました。オーケストラ、いわゆる管弦楽団の演奏では、最初、各楽器の音程を合わせることがあります。チューニングと呼ばれますね。
■管弦楽団だけの場合は、まずオーボエという楽器がラ(A)の音を鳴らすようです。これに合わせて他の楽器が音程を合わせます。基準になるのがオーボエらしい。
■オーボエという楽器は一般にはあまりなじみがありません。口絵はWikipediaのオーボエの項にあった写真です。オーボエが活躍するいちばん有名な場面の1つは、「歌劇イーゴリ公」の中で使われる「韃靼人(ダッタンジン)の踊り」かな。下の動画では1分7秒ぐらいから始まります。
▼歌劇イーゴリ公より韃靼人の踊り

西洋古典音楽の中でも、とくに親しみのもてる旋律です。CMなどでも繰り返し使われてきました。なお、口絵の写真では口に咥えるリード(振動板)部分は写っていません。動画の演奏者が咥えている細いやつがリードです。
■オーボエをよく使ったのはロマン派の巨匠ベートーベンらしい。交響曲第3番「英雄」、第5番「運命」、劇音楽「アテネの廃墟」、歌劇「フィデリオ」などで重い役目を負っているそうです。大作曲家のお覚えめでたい楽器なのかな。
■駄洒落はともかく、オーボエがオーケストラの中で音程の基準として使われるのはどうしてなのでしょうか?
[い]オーボエの音域がオーケストラの各楽器のちょうど中間あたりだから
[ろ]オーボエの位置がオーケストラのちょうど真ん中あたりだから
[は]オーボエの音がいちばん鋭く遠くまで減衰せずに届くから
[に]トスカニーニという伝説的な名指揮者がオーボエの奏者でもあり、彼がオーボエを基準としていたから
[ほ]オーボエ自体は音程を調節できないから
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ほ]オーボエ自体は音程を調節できないから
説明:他の楽器は、ほとんど音程が調節できます。管弦楽団の弦楽器、バイオリンやヴィオラ、チェロやコントラバスはみんなギターや三味線と同様に弦の張りを調節することで音程が調整できます。管楽器はほとんどが管の長さを変えることができ、そこで音程を調整できるそうです。でもそうした機能を持っていない管楽器が2つあり、ひとつはオーボエ、もうひとつはファゴットだそうです。
▼ファゴット
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■オーボエは他の楽器の音程に合わせられない。だからオーボエを基準にする。なかなか論理的です。でもファゴットはどうするのでしょうか? 参考資料*2によれば、「ファゴット奏者に聞くと『気合いです』という答えがかえっています」とのこと。素人にはよくわかりませんね。
■昔々、オーケストラは弦楽器だけで構成されていたそうです。そこに最初に管楽器が加えられたのがオーボエだそうです。この時以来、オーボエを基準にするならわしになったらしい。
■なお、管弦楽団にピアノが加わるピアノ協奏曲などでは、ピアノを基準にするそうです。ピアノは調律すれば音程は変えられます。でも時間がかかる。現実的には主役であるピアノにあわせるしかないのでしょうね。このとき、オーボエとファゴットは「気合い」で済ませるのかな。
◆参考*1:HP「オーボエ - Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%82%A8
◇*2HP「オーケストラの素朴な疑問 Vol.1|東京都交響楽団」
https://www.tmso.or.jp/j/question/vol1.php

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