町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS ツタンカーメンの墓の封印が解かれた日。王の呪いで亡くなった人は結局何人だったの?

<<   作成日時 : 2016/11/05 06:17   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
★科学★
問題:1922年(大正11年)の今日、11月5日。ハワード・カーターというイギリスの考古学者がツタンカーメン王の墓の封印を解いたそうです。ご存知のとおり、ツタンカーメン王の墓は、他の王様の墓と異なり、ほとんど盗掘の被害にあっていなかったらしい。黄金のマスクのほか、さまざまな副葬品が掘り出されたようです(口絵参照)。
■発掘計画の資金提供者、カーナヴォン卿がその5ヶ月後、1923年(大正12年)4月5日に亡くなったことが発端となり、ツタンカーメン王の呪い(ファラオの呪い、王家の呪い)で、多くの発掘関係者が亡くなったという伝説があります。子供のころに読んだ雑誌の記事では、連鎖反応のように人々が倒れていった…と記されていたように記憶します。アガサ・クリスティの名探偵ポワロの「エジプト墳墓のなぞ」でも、この呪いを取り上げていました。短期間で数人の人が亡くなっていました。ただしこちらは、ファラオの呪いといった神秘的な原因ではなく、大富豪の遺産をめぐる争いというはなはだ現実的な問題でしたけど。
■ツタンカーメンの話題でもちきりだった当時のマスコミでは次のように伝えられたらしい。「(カーナヴォン)卿が運ばれたカイロの病院で午前1時55分、光が現れ暗闇の中の人々に飛び込んだ。すぐに、同時刻の自宅では、卿の飼い犬が大きな遠吠えをあげて死んだ。卿が遺体で発見されたホテルの部屋は、以来誰も使用していない」*3。ホントなら不気味なお話です。
■では、実際にはカーナヴォン卿以外で発掘後1年以内に亡くなった関係者は全部で何人だったのでしょうか?
[い]0人
[ろ]1人
[は]2人
[に]4人
[ほ]8人
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[い]0人
説明:ツタンカーメン王の呪いというのは、実は100%の与太話だったらしい。
■ツタンカーメンのお墓の入口には次のような文が刻まれていたらしい。「偉大なるファラオの墓にふれた者に、死はその素早き翼をもって飛びかかるであろう」。この言葉が新聞記者を捏造記事に駆り立てたのでしょうか。参考資料*1によれば、その与太話はおおむね次のような内容だそうです。
---この碑文の内容は現実のものとなる。調査隊のスポンサーでもあり、墓の開封にも立ち会ったカーナヴォン卿が発掘の翌年4月に原因不明の高熱で急死。同じ時、カイロ中の電気が停電した。
犠牲者はこれに留まらない。カーナヴォン卿の死の直後には墓の開封に立ち会った考古学者のアーサー・メイスも急死。同じく開封に立ち会ったアラン・ガーディナー、ジェイムズ・ブレステッド、ハーバート・ウィンロック、アーサー・キャレンダー、リチャード・ベセルも相次いで死亡。
さらにはツタンカーメンのミイラの検査を行なったダグラス・デリーが肺虚脱で亡くなり、同じく検査を行なったアルフレッド・ルーカスも同時期に急死した。
結局、犠牲者はこの後も続き、1930年までにツタンカーメンの墓の発掘に関わった22人が死亡。1930年まで生き残ったのはわずかに1人だけであった。やはり碑文に刻まれていた呪いは本物だったのである」*1。
■ところが、参考資料*1*2によれば、発掘の関係者で1年以内に亡くなったのはカーナヴォン卿ただ1人だそうです。しかもカーナヴォン卿の死因は感染症から肺炎を併発したものという、あまりドラマチックでもミステリアスでもない死に方とのこと。
■発掘の中心人物だったハワード・カーター博士は、発掘後16年経過してから満64歳で亡くなったらしい。当時としては平均寿命をはるかに上回っていたはずです*5。
■カーター博士はたまたま同姓同名の人が交通事故で亡くなったときに、博士本人が事故死したように書き立てられたらしい。なぜそんなことが起こったのでしょうか。「これは当時のマスメディアが、発掘隊の報道規制に反発して”呪いによる死”と言う形で報道したのだという」*4。Wikipediaのハワード・カーターの項には、「要出典」という注意書き付きでそんな推測が紹介されていました。これが事実だとすれば、「マスコミは洋の東西を問わずでっちあげがお好き」と苦笑するしかありませんね。
◆参考*1:HP「止まらない死の連鎖「ツタンカーメンの呪い」」
http://www.nazotoki.com/noroi.html
◇*2HP「王家の呪い - Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%91%AA%E3%81%84
◇*3HP「ジョージ・ハーバート (第5代カーナヴォン伯) - Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88_(%E7%AC%AC5%E4%BB%A3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%B3%E4%BC%AF)
◇*4HP「ハワード・カーター - Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
◇*5HP「日本人の平均寿命が50年を越えたのはいつごろのこと? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/201310/article_6.html

ぬけられます→科学雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば、羽田の大鳥居の呪いというのも与太話だったようですね。
ねこのひげ
2016/11/14 17:32
コメントをありがとうございます。

 「羽田の大鳥居の呪い」はいわゆる都市伝説だったようですね。
 田中マー君のトランプタワー居住伝説も単なるデマだったようです。あんまり関係ないかな。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2016/11/14 23:01

コメントする help

ニックネーム
本 文
ツタンカーメンの墓の封印が解かれた日。王の呪いで亡くなった人は結局何人だったの? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる