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zoom RSS 普及型寿司店でマグロのふりをしているアカマンボウはどんな点で特異な魚なの?

<<   作成日時 : 2015/12/18 08:37   >>

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★科学★
問題:アカマンボウというお魚をご存知でしょうか? Wikipediaによれば、アカマンボウ目アカマンボウ科に属する深海魚だそうです。水深200m前後をすみかとしているようです。発育のいい個体では、全長2m、体重は270sにもなるらしい。水族館などのアクリル水槽でのんびり泳いでいるマンボウにちょっと似ています。でも仲間ではないらしい。どちらかというと、不思議な細長い深海魚、リュウグウノツカイの近縁らしい*1。
◇*HP「アカマンボウ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMImpP--oa5xwIVwpeUCh38rgYR&biw=1280&bih=632
◇*HP「マンボウ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMImpP--oa5xwIVwpeUCh38rgYR&biw=1280&bih=632#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6
◇*HP「リュウグウノツカイ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMImpP--oa5xwIVwpeUCh38rgYR&biw=1280&bih=632#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%83%8E%E3%83%84%E3%82%AB%E3%82%A4
■アカマンボウは、意外にわれわれに近い存在らしい。以前にもちょっとご紹介しましたが、われら庶民の行く寿司店では、アカマンボウが鮪(まぐろ)の代用品として使われていることがあるそうです*3。平成20年(2008年)ぐらいから、ネギトロの増量剤として利用されはじめたらしい。いまでは少なからぬ店でマグロのような顔をして寿司飯の上にのっていると聞きます。下の画像ではカミング・アウトしていました。まっ、安全で旨ければ、マグロだろうがアカマンボウだろがこだわりませんけどね。
◇*HP「アカマンボウ 寿司 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6+%E5%AF%BF%E5%8F%B8&hl=ja&biw=1280&bih=632&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0CAYQ_AUoAWoVChMItIaurIm5xwIVCyaUCh1RwAG4&dpr=1.5#imgrc=0xsj7l0xr3EDtM%3A
■ところで、最近の研究によれば、アカマンボウは魚類で唯一という不思議な特徴を持っているそうです。「唯一」といっても、「現在知られている限りでは」と条件はつきますけど。さて、その不思議な特徴とは次のどれでしょうか?
[い]心臓が3つもある
[ろ]マッコウクジラのように脂を固めたり液にしたりすることで比重を変え、浮いたり沈んだりする
[は]左右の体側についている眼のほかに正中線上に小さな眼が複数ついている
[に]海水よりも何度Cか高い体温を保っている
[ほ]鰓(えら)呼吸だけでなく、海水面で空気を直接呼吸することもできる
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[に]海水よりも何度Cか高い体温を保っている
説明:参考資料*2よれば、アメリカの海洋漁業局という役所に勤務するウェーグナー博士とその仲間たちは、遊泳中のアカマンボウの脳と胸鰭(むなびれ)の筋肉のまわりの温度は、周囲の海水の温度よりも5度Cほど高かったという報告をScience電子版に掲載したらしい。
■われら哺乳類や鳥類は恒温動物です。周囲の気温や水温とは無関係に、ある一定の温度を保ちます。クマやリスの冬眠中は例外ではありますが。
■筋肉などが働くときに生じる熱が体温の維持に役立っているようです。体が冷えてくると、昔の子供たちは押しくらまんじゅうという遊びをしました。「押しくらまんじゅう、押されて泣くな」という掛け声をなつかしく思い出します。団子状態になって中心にむかって押すだけという変な遊びですが、それでも筋肉が使われて熱を発し、いっときは寒さを忘れることができました。
■アカマンボウはおもに胸鰭で泳ぐ魚らしい。胸鰭で発生した熱は、血液の流れによって鰓(えら)に運ばれます。鰓では血液が海水で冷やされていますが、そこに熱をもった血液が流れ込み、複雑に入り組んだ鰓の血管に流れる血液を温め、体温を水温よりも高めていると推測されているようです。
■では、体が温かいとどんな得があるのでしょうか。これも推測ではありますが、「体温を高めると、水温が低くても活発に動きまわれるようになるため、えさをつかまえやすくなるのだろう」とウェーグナー博士は述べているらしい。
■Wikipediaのアカマンボウの項にも、「アカマンボウには魚類で唯一、血液の温度を保つ機能があることが確認された」とありました(151218現在)*1。そんな仕掛けを持っていることも不思議ですが、なぜアカマンボウだけなのかという点も不思議ですね。
◆参考*1:HP「アカマンボウ - Wikipedia」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6
◇*2雑誌「ホットな深海魚」Newton (ニュートン) 2015年8月号7頁、ニュートンプレス
◇*3HP「毒はなく美味ともいわれるのに、なぜか食べられない大型深海魚。どんな魚なの? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/201508/article_6.html

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
人間も冬だとホカロンなどで暖めたほうが動きがいいですからね。
自然は凄いですね。
ねこのひげ
2015/12/20 13:15
コメントをありがとうございます。

 運動の準備をウォーミング・アップと呼ぶように、温めると体の動きが滑らかになるようですね。
 アカマンボウだけが体が温まった状態を維持し、餌の獲得に有利になっているとすれば、連中はもう少し繁栄してもよさそうな気がしますけれど。自然はとても不思議です。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/12/20 17:14
ちょっと前に"食品偽装 食材偽装? "(赤福餅 御福餅 三重県)が、バレたとき。

回転寿司はマグロ(代用は赤まんぼう)うなぎ(代用はアフリカンウミヘビ )

週刊誌に載ってた!(笑)

"寿司ざんまい"の大間の黒マグロ…大丈夫だろうね
sadakun_d
2016/01/06 21:03
コメントをありがとうございます。

 衆人環視の中で運び込まれ、解体されるのですから、さすがに「寿司ざんまい」のマグロは本物でしょうね。1400万円でしたっけ。そんなに払って偽物を掴まされたんじゃ、たまりませんよね。
(^^;)
sadakun_d様<素町人
2016/01/07 20:34

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