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zoom RSS 茸(きのこ)の見分け方の誤情報。派手な色をした茸は絶対に食べられないの?

<<   作成日時 : 2015/09/29 08:51   >>

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★科学★
問題:茸は食中毒の多い食べ物です。原因は、魚介類や肉などとは異なります。腐敗に気付かずに口にしたということではありません。ノロウイルスに感染したわけでもありません。ご存知のとおり、茸自身が持っている毒にあたってしまうわけですね。
■参考資料*1によれば、平成16年(2004年)〜平成20年(2008年)の5年間では、年間42〜79件、茸が原因の食中毒が発生しているそうです。患者数は77〜232人とのこと。その9割が秋に起きているらしい。季節でしょうね。茸の季語も秋だそうです。
■ちなみに、昔は茸は木之子とも記されていたらしい。椎茸や平茸(ひらたけ)などは、たしかに木の肌に直接生えていますね。木の子供だと思われていたのかな。
◇*HP「椎茸 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A4%8E%E8%8C%B8&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIqv709fLtxwIVAyaUCh0mvw78&biw=1536&bih=758#imgrc=ABZulBalt8bO4M%3A
◇*HP「平茸 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A4%8E%E8%8C%B8&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIqv709fLtxwIVAyaUCh0mvw78&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E5%B9%B3%E8%8C%B8&imgrc=0ODu3V1RoVTDOM%3A
■茸のなかには、地面に直接生える種類もあります。松茸や松露(しょうろ)や西洋松露(トリュフ)などですね。こちらは「くさびら」と呼ばれていたらしい。
◇*HP「トリュフ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A4%8E%E8%8C%B8&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIqv709fLtxwIVAyaUCh0mvw78&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%95&imgrc=CaXC8J8rlrXDyM%3A
■以前にも弊クイズでご紹介しましたが、茸は専門家ですら100%の判定がむずかしいと言われているようです*2。スーパーで売られている椎茸やエノキダケ、エリンギなら100%安全かもしれません。でも、森や林で見かける茸については、確言しにくいらしい。
■実際、それまでは食用として食べられていたスギヒラタケと呼ばれる茸は、平成16年(2004年)と平成19年(2007年)に発生した急性脳症の原因となったのではないかと疑われています。われわれ素人が勝手に安全と思い込んで鍋の中に放り込んでしまうなんて行為は危険きわまりないようです。
■本日は、茸の毒性判定についての噂、伝説をとりあげました。下に挙げた5つの判定法のうち、正しいものはどれでしょうか? (正しい判定法は無いかもしれないし複数かもしれません)
[い]軸(柄)が縦に裂ける茸は食べられる
[ろ]毒々しい色の茸は危ない
[は]虫が食べる茸は食べられる
[に]干して乾燥すれば食べられる
[ほ]傘の裏がスポンジ状の茸は食べられる
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:すべて間違っている
説明:[い] 軸(柄)がが縦に裂ける茸は食べられる(×)
■少なからぬ種類の茸の軸は縦に裂けるそうです。また少なからぬ種類の毒茸の柄も縦に裂けるらしい。参考資料*1には、猛毒のドクツルタケの柄が縦に裂けている写真が掲載されていました。
◇*HP「ドクツルタケ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758
[ろ]毒々しい色の茸は危ない(×)
■タマゴタケという茸は漫画に出てくるような鮮やかな色をしていますが、食べられるそうです。
◇*HP「タマゴタケ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%82%BF%E3%82%B1
□平成16年(2004年)〜平成20年(2008年)の5年間における食中毒の原因を調べると、ツキヨタケ29%、クサウラベニタケ14%、テングタケ属6%とのこと。この3種類の毒キノコで全体の約5割を占めているようです。このうち、ツキヨタケもクサウラベニタケも昼間に眺める限りでは割りと地味な色をしています。
◇*HP「ツキヨタケ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%82%B1
◇*HP「クサウラベニタケ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%82%B1
□毒の有無を色で判定することはできないようですね。
[は]虫が食べる茸は食べられる(×)
■ツキヨタケやドクツルタケなどの毒茸は人間の食料にはなりませんが、虫の食料にはなるらしい。参考資料*1には、それぞれの茸に虫がついている写真がありました。
[に]干して乾燥すれば食べられる(×)
■ほとんどの毒成分は乾燥しても解毒されることはないらしい。紫外線で分解されてくれればいいのですが、そうはいかないようです。
[ほ]傘の裏がスポンジ状の茸は食べられる(×)
■傘の裏がスポンジ状の茸はイグチ類と呼ばれる種類らしい。
◇*HP「イグチ スポンジ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%81%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%82%B8
以前は、イグチ類の茸には毒性はないと見られていたようです。現在ではドクヤマドリと呼ばれる種類など、傘の裏がスポンジ状でも有毒なイグチ類が見つかっているらしい。油断できないようです。
◇*HP「ドクヤマドリ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIiqiM5fntxwIV4camCh3V8Aix&biw=1536&bih=758#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA
□参考資料*1では、次のように注意を促しています。
(1)確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない
(2)キノコ採りでは有毒キノコが混入しないように注意する
(3)「言い伝え」は信じない
(4)図鑑の写真や絵にあてはめて勝手に鑑定しない
(5)食用のキノコでも、生の状態で食べたり、一度に大量に食べると食中毒になるものがあるので注意する
自分で採取した茸は特別に旨いのかもしれません。でも、安全が確信できないのなら、捨てる勇気も必要かな。
◆参考*1:HP「キノコの話 キノコ食中毒|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kinoko/tyudoku.html
◇*2HP「松本零士がちばてつやに喰わせたヒトヨタケ。名前の由来は? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/201302/article_1.html
◇*3HP「毒キノコの見分けかたとして正しいのはどの方法なの? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/200611/article_38.html

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コメント(2件)

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まあ、知らないのは食べない方が・・というか知っているのでも気をつけた方がよさそうですね。

新宿の陽の当たらないアパートに住んでいた友人がお盆休みから帰ってみたら、訳の分からないキノコが部屋中に生えていたそうで・・・サルマタケだったのかな?
ねこのひげ
2015/10/04 09:45
コメントをありがとうございます。

 「部屋中に」というのが不気味ですね。掃除がたいへんだったでしょう。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/10/05 00:29

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