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zoom RSS 江戸時代の人気神社番付。上位はどんな神社が占めているの?

<<   作成日時 : 2015/09/26 09:06   >>

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★歴史★
問題:現代では、お寺さんも神社も、日常生活の中では縁が薄くなりつつあります。葬式や結婚式、正月やお盆、命日や祭りの日など、特定の日に訪れる場所になっています。
■江戸時代の人々は、少なくとも我々よりはずっと信心深かったようです。江戸の町にはたくさん神社があり、それぞれ多くの人を集めていたらしい。当然ながらお賽銭のほうも集めていたようです。
■では、次にあげる神社のうち、参考資料*1の書籍「大江戸なんでもランキング」があげる人気番付5位までに入賞しているのはどれでしょうか? (人気5位までに入る神社は無いかもしれないし複数かもしれません)
[い]浅草三社権現
[ろ]赤坂日枝神社
[は]神田明神
[に]深川八幡宮
[ほ]芝神明社
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[は]の神田明神
説明:参考資料*1によれば、ベストテンは次のようになっているそうです。
---(1)伊勢神宮
---(2)稲荷神社
---(3)富士講神社
---(4)天満宮
---(5)神田明神
---(6)日枝神社
---(7)深川八幡宮
---(8)芝神明社
---(9)浅草三社権現
---(10)讃岐金比羅大権現
■このうち、伊勢神宮と讃岐金比羅大権現は江戸にはありません。ご存知のように現在の三重県と香川県にあります。江戸時代には、それぞれの支社みたいなのはあったようですけど。
■稲荷神社と富士講神社、天満宮は、たくさんあります。とくに稲荷は「伊勢屋 稲荷に 犬の糞」と呼ばれたように、江戸だけで数千もの稲荷があったとも言われます。幕末の町の数が2000ぐらいあったのではという推計もあるそうです。1つの町に、1つか2つは稲荷があるのでしょうか。これも支社なのかな。我が町にもホントに小さなものですが稲荷があちらこちらに祀られています。21世紀の今日でも誰かが拝んでいるのでしょう。
■伊勢神宮が江戸で人気というのは、御師(おし/おんし)という営業マンというか下級神職たちが活躍していたからかもしれません。この人たちは伊勢神社への祈願の仲介をしてくれるそうです。伊勢参りをする伊勢講という旅のグループ作り、宿の手配、参詣・参拝の案内もしたらしい。旅行代理店みたいな便宜提供もしていたようです。
■御師がどんな形で商売をしていたのかはよくわかりません。小説の「半七捕物帳」だったかと思いますか、町中に家を借りて祈祷所とし、客の言い分を聞いて祈祷や占いなどをしている宗教人の姿が描写されていました。そんな形だったのかもしれません。
■御師は、御祓箱(おはらいばこ)と呼ばれる厄除けの大麻を納めた小箱を毎年諸国の信者に配って歩いたそうです。大麻といっても麻薬ではありません。
◇*HP「大麻 -栽培 -麻薬 -葉 -幼児 -乾燥 箱 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BE%A1%E7%A5%93%E7%AE%B1&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=sgLbVOSjFo_c8AWcmoL4Dw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1324&bih=546#hl=ja&tbm=isch&q=%E5%A4%A7%E9%BA%BB%E3%80%80-%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E3%80%80-%E9%BA%BB%E8%96%AC%E3%80%80-%E8%91%89%E3%80%80-%E5%B9%BC%E5%85%90%E3%80%80-%E4%B9%BE%E7%87%A5%E3%80%80%E7%AE%B1&imgdii=_
■もちろんタダではないのでしょう。毎年、古いものを新しいものと取り替えていくそうです。古い御祓箱は回収されて捨てられる。そこから「お払い箱」という言葉も生まれた…という説があるそうです。また、神社に古い大麻を捨てる箱が設けられている場合もあるそうです。これもお払い箱の語源になりそうですね。
■話が脇道にそれましたが、ようするに伊勢神宮は江戸でも人気があったようです。それに伊勢神宮は5万石近い知行をとっていたとか。中級の大名並みの収入があったようですね。それにお賽銭にグッズの売上げです。きっと裕福な神社だったのでしょう。
■富士講、富士神社も各地にあったそうです。小さな富士山を設けて参詣させ、「家業を真面目に取り組めば来世は生まれ変わりがよくなる」といって人気を博したらしい。6月1日がお山開きだそうです。どこでも賑わったらしい。寛保(かんぽう)2年(1742年)には幕府から禁令が出されるほどに人気があったらしい。
◇*HP「富士神社 東京 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=TAfbVOyMFsS8mwWyioDQCQ&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1324&bih=546#hl=ja&tbm=isch&q=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%80%80%E6%9D%B1%E4%BA%AC
■天満宮、いわゆる天神もかなりあったようです。いちばん人気は湯島天神だったらしい。亀戸天神も有名ですね。
◇*HP「湯島天神 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=TAfbVOyMFsS8mwWyioDQCQ&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1324&bih=546#hl=ja&tbm=isch&q=%E6%B9%AF%E5%B3%B6%E5%A4%A9%E7%A5%9E
◇*HP「亀戸天神 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=TAfbVOyMFsS8mwWyioDQCQ&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1324&bih=546#hl=ja&tbm=isch&q=%E4%BA%80%E6%88%B8%E5%A4%A9%E7%A5%9E
■神田明神は、秋葉原の近くにあります。江戸三大祭の1つ、神田祭が催されるそうです。蛇足ですが、「江戸の三大祭は、神田明神の神田祭(5月)、赤坂日枝神社の山王祭(6月)は、不動のツートップらしい。3番目は、深川八幡祭(8月)と浅草三社祭(5月)のどちらかがあげられるようです」*3。
◆参考*1:書籍「大江戸なんでもランキング」 初版149〜151頁、中田節子著、 ISBN 4-09-626065-7、小学館
◇*2HP「御師 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B8%AB
◇*3HP「江戸の三大祭って4つあるの? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/200607/article_26.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
御師を主人公とした小説を読んだことがありますが、伊勢神宮専門の観光案内業者のような人たちだったようですね。
お参りの仕方を教えたり、宿を決めたり、交通機関の手配をしていたようです。
トラブルなども解決していたようです。
ねこのひげ
2015/09/27 06:19
コメントをありがとうございます。

 御師は不思議な商売というか存在ですね。現代の都会では、まるで噂を聞きません。地方に行くとまだ痕跡が残っているのでしょうか。知りたいですね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/09/27 11:27

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