町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 水星や金星や火星の大気。酸素はほとんどないの?

<<   作成日時 : 2015/05/15 08:32   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
★科学★
問題:ご承知のとおり、地球の大気は約8割が窒素です。約2割が酸素。残りはアルゴン0.9%とか二酸化炭素0.04%などですね。
■水蒸気が含まれることもあります。最大で4%程度、少ない場合は1%未満らしい。場所や時間によって大きく変動するため、地球の大気の組成は「乾いた大気」での組成として表されるようです。
■中心から見て外側のお隣である火星は、あまり大気がありません。気圧で考えても1/100以下らしい。750Pa(パスカル)だそうです。地球では普通は1気圧ぐらい。1013.25hPa(ヘクトパスカル)だそうです。ヘクト(100倍)の分だけ小さい。さらに750Paですから、地球の大気圧から見るとわずかに0.75%ぐらいしかないらしい。
■内側のお隣である金星は、大気がたっぷりあります。地表の大気圧は90気圧といわれているとのこと。気温も高く、平均で464度Cだそうです。暑い。というよりは熱いですね。
■もうひとつ内側の水星は、太陽系の惑星中いちばん質量が少ないと言われます。そのために大気をとどめておく引力もありません。水星の気圧は、10のマイナス7乗Paほど。0.000000000001気圧ぐらいだそうです。0の数を間違えている可能性もありますけど。いずれにせよメチャクチャ希薄な大気らしい。
■ところで、大気が薄めの火星と濃いめの金星では二酸化炭素が多いという点では共通しているそうです。では、その割合は次のどのぐらいでしょうか? いちばん近い数値を選んで下さい。
[い]55%
[ろ]65%
[は]75%
[に]85%
[ほ]95%
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ほ]95%
説明:参考資料*2によれば、火星の大気組成は「二酸化炭素が95%、窒素が3%、アルゴンが1.6%で、他に酸素や水蒸気などの微量成分を含む」とのこと。
■参考資料*3によれば、金星の大気組成は二酸化炭素が96.5%、窒素が3.5%、あとは微量成分らしい。
■実は地球も誕生直後は今の20万倍も二酸化炭素があったそうです。いまは0.04%ほどですが、火星や金星と同じように、46億年前には大部分が二酸化炭素だと推定されているらしい。では、その二酸化炭素はどこに消えていったのでしょうか。
■すべては石灰岩の中に閉じ込められたらしい。サンゴが海水中の二酸化炭素とカルシウムからサンゴ礁を造るのはよく知られています。サンゴに似た層孔虫(そうこうちゅう)も同様です。石灰をつくる石灰藻(せっかいそう)や石灰質の殻を持つプランクトンなど、海の生き物によって少しずつ石灰の中に閉じ込められていったそうです。
◇*HP「サンゴ礁 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B1%A4%E5%AD%94%E8%99%AB&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=5cHEVO6KH4LpmQXJuoHgBw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=599#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4%E7%A4%81
◇*HP「層孔虫 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B1%A4%E5%AD%94%E8%99%AB&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=5cHEVO6KH4LpmQXJuoHgBw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=599
◇*HP「石灰藻 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%9F%B3%E7%81%B0%E8%97%BB&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=kMHEVKHCEcPMmwXcs4DICA&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=599
■石灰岩の生成は、生物の働きによるだけでなく、化学的沈殿とよばれる道筋もあるらしい。「水から炭酸カルシウムそのものが化学的に沈殿したもの」だそうです*5。
■よく知られるように、化石燃料、石油や石炭の中にも二酸化炭素は固定されているそうです。でもそれはごく一部らしい。かりに世界中の石灰岩を使って二酸化炭素を造れば、原始地球のころのように大気のほとんどが二酸化炭素になるらしい。温室効果でものすごく暑く、さらには熱くなるのでしょう。
■Wikipediaの石灰岩の項によれば、「地球上の石灰岩がすべて熱分解したと仮定する場合、気温が300度上昇するといわれる」*5。石油や石炭などの化石燃料は、ICPP(気候変動に関する政府間パネル)の警告を無視して垂れ流しで使ったとしても1世紀かかって気温を4〜5度C上昇させるのがせいぜい。石灰岩ほどの力はないようです。
◇*HP「石灰岩 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E7%9F%B3%E7%81%B0%E5%B2%A9&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=Wx1VVfLIDOHEmQX0n4GwDg&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1536&bih=758
■人類や哺乳類、動物や植物や微生物やその他もろもろの生物、すべてが石灰岩の恩恵を受けているらしい。地球が水星金星火星のような死の世界にならなかったのは、みんな石灰岩のおかげです。
■そのわりには感謝されず、セメントの材料ぐらいにしか見られない石灰岩です。もっと石灰岩を尊敬してもいいのではないか。崇拝しろとは言いませんが、親しみぐらいは感じてもいいような気もします。ご紹介した石灰岩の画像群を見て、その気になったら一言「ありがとう」と心の中でつぶやいてみましょう。やっぱり無理かな。
◆参考*1:HP「地球の大気 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%B0%97
◇*2HP「火星 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F#.E5.A4.A7.E6.B0.97
◇*3HP「金星 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F#.E5.A4.A7.E6.B0.97.E3.81.A8.E6.B8.A9.E5.BA.A6
◇*4HP「水星 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%98%9F#.E5.A4.A7.E6.B0.97
◇*5HP「石灰岩 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%81%B0%E5%B2%A9

ぬけられます→科学雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
盛んに石灰岩を掘り出してコンクリートなどを作っているという事は、いずれ元の原始地球に戻るかも・・・
秩父の山なんか半分の高さになっているところがありますからね。
ねこのひげ
2015/05/17 10:25
コメントをありがとうございます。

 Wikipediaによれば、石灰岩は日本で自給できる珍しい鉱物資源らしい。で、せっせと掘っているのかな。
 でも日本でも、また世界でも埋蔵量は膨大でしょうから、山の1つや2つ消えても大丈夫…なのかな。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/05/17 21:40

コメントする help

ニックネーム
本 文
水星や金星や火星の大気。酸素はほとんどないの? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる