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zoom RSS エボラ出血熱の犠牲者は8000人を越える。ゴリラにも死亡する例が出ているの?

<<   作成日時 : 2015/02/10 09:05   >>

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★科学★
問題:Wikipediaの「2014年の西アフリカエボラ出血熱流行」の項によれば、西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行では、平成27年(2015年)2月3日までの数字としては感染疑い例も含め2万2560人が感染し、8019人が亡くなったらしい。死亡率は35%に及んでいるそうです(150210現在)。ただし、「新規の発症例は減少傾向にある」そうです*4。そういえば、最近、報道の頻度が下がってきたかな。
■最初の犠牲者、流行の発端になった患者は、ギニア在住のゲケドゥという場所に住んでいた2歳の男の子エミール君だそうです。平成25年(2013年)12月に発病し、12月6日に亡くなったようです。すぐに家族が感染し、母親や祖母、姉が亡くなったとのこと。
◇*HP「ゲケドゥ - Google マップ」
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%AE%E3%83%8B%E3%82%A2+%E3%82%B2%E3%82%B1%E3%83%89%E3%82%A5/@8.5652126,-10.1247811,4z/data=!4m2!3m1!1s0xfa9ba392b2d0fc9:0xdfa1e679fbc37934?hl=ja
■最近の研究では、最初の男の子はコウモリから感染したのではないかという仮説が有力視されているらしい。最初に容疑がかけられたのはオオコウモリという種類だったそうです。でもエミール君がよく遊んでいた場所に棲息するオヒキコウモリという虫を食べる種類がいまいちばん疑われているそうです*3。ただし、決定的な証拠は見つかっていないとのこと。
■今回の大流行では確認されていないかもしれませんが、平成14年(2002年)には、ガボンの北部に棲息するニシローランドゴリラの死体からエボラ出血熱のウイルスが発見されたそうです。ガボンはコンゴの西にある国です。
◇*HP「ガボン - Google マップ」
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%AC%E3%83%9C%E3%83%B3/@-0.8201314,11.6098045,4z/data=!4m2!3m1!1s0x107f3b8a5438f3ed:0x7b0cc30e36786b15?hl=ja
◇*HP「ニシローランドゴリラ - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%A9&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=yyLPVN6EIsLfmgWT1oD4BA&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=575&dpr=1.5
チンパンジーにも多大な被害が出ているようです。
■ところで2002年〜2005年のあいだに、エボラ出血熱の犠牲になったニシローランドゴリラは全部で何頭ぐらいいたのでしょうか? 選択肢の中からいちばん近い数字を選んで下さい。
[い]625頭
[ろ]1250頭
[は]2500頭
[に]5000頭
[ほ]1万頭
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[に]5000頭
説明:細かく言うと、2002年(平成14年)〜2005年(平成17年)の間に全部で5500頭のニシローランドゴリラが犠牲になったらしい*1。病気による災害と日常的に行なわれる密猟のため、ニシローランドゴリラは平成19年(2007年)9月に発表されたレッドリストでは、いちばん絶滅危険度の高い「絶滅寸前」に分類されてしまったそうです*1。
■エボラ出血熱の流行地帯では、ゴリラやチンパンジーなどの野生動物を食用とする習慣があるそうです。また、「自分が発症する寸前に野生動物の死体に触れた」という患者の証言もあるとのこと。ゴリラやチンパンジーがひとつの感染ルートになっている可能性も指摘されているそうです。
■なお、予防のためのワクチンや、抗ウイルス薬などの治療薬は、少しずつですが研究が進んでいるようです。たとえば、ご存知のように富士フイルムホールディングスの傘下企業、富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬ファビピラビルは、マウスではエボラウイルスを排除する効果が確認されているとのこと。また、実際に患者の治療に効果をあげた例もあるようです。
■予防薬・治療薬が完成することを願ってやみません。エボラ出血熱も単なる感染症の1つに過ぎないし、そんなに危険ではない…なんて言える日が早く来るといいですね。
◆参考*1:HP「エボラ出血熱 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1
◇*2HP「2014年の西アフリカエボラ出血熱流行 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A1%80%E7%86%B1%E6%B5%81%E8%A1%8C
◇*3HP「エボラウイルスの感染源に意外な動物 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト」
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150107/430945/
◇*4HP「エボラ出血熱:流行3ヵ国で症例減少――終息まで油断禁物 | 活動ニュース | 国境なき医師団日本」
http://www.msf.or.jp/news/detail/headline_1979.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば、梅毒も牛の病気だったんですよね。
アメリカ大陸しかなかった病気なんですが、コロンブスがアメリカを発見した後、あっという間にヨーロッパに流行り、世界に広まったんですが・・・・
牛の病気がなぜ?人間に・・・
ねこのひげ
2015/02/15 07:54
コメントをありがとうございます。

 梅毒が牛の感染症だとは初めて知りました。よく聞く「人獣共通感染症」という奴ですね。

 Wikipediaの梅毒の項によれば、性行為からうつるのが一般らしい。ということは、コロンブス御一行様は、現地の感染している女性たちと一戦を交えたのかな。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/02/15 08:48

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