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zoom RSS 大阪の郷土料理・半助鍋。どんな材料で作ったの?

<<   作成日時 : 2015/01/15 08:44   >>

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★日本語★
問題:大阪の郷土料理というのはちょっと違和感のある表現ですね。郷土料理という言葉からはあまり繁華な町は連想しません。鄙(ひな)びた漁師町だったり、田んぼの広がる農村だったりすると郷土料理という言葉がよくなじみます。
■でも、大阪にも郷土料理はあるようです。「日本の郷土料理がわかる辞典」という書籍があるようで、その中にはちゃんと半助鍋が説明されているらしい。では、たこ焼き・お好み焼きなどと肩を並べる…かどうかは知りませんが、大阪の郷土料理半助鍋とはどんな材料で作られるのでしょうか。次の中から半助鍋に放り込む材料を選んでください。(半助鍋に入れる材料は無いかもしれませんし、複数かもしれません)
[い]牛肉
[ろ]豚肉
[は]鶏肉
[に]鯛
[ほ]ウナギ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[ほ]ウナギ
説明:「日本の郷土料理がわかる辞典」によれば、次のような料理のことらしい。「かば焼きにしたウナギの頭と焼き豆腐を土鍋に入れ、しょうゆ・みりん・酒などで調味しただし汁で煮て、青ねぎを加えた鍋物」。
◇*HP「半助鍋 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%8A%E5%8A%A9%E9%8D%8B&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=bAXJU4GlLs_f8AWC6oGAAw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1422&bih=759
■ウナギは関西では頭をつけたままかば焼きにするそうです。半助はかば焼きにしたあとに切り落としたウナギの頭のことらしい。元々は魚の頭を意味していたそうです。ウナギ屋の店頭で「半助あります」と書いて売り出したことからウナギの頭をとくに半助と呼ぶようになったらしい。
■ウナギの頭は、別に「うづら」とも呼ぶそうです。上品な呼び方らしい。ウナギの面(つら)なので「うづら」。「つら」なのか。そんなに上品でもないかな。
■古い大阪の習慣では、半助に赤貝やおやきなどを入れ、イタラ貝の貝殻を鍋代わりにしてぐつぐつ煮て喰う物だったそうです。まぁ半助鍋はどちらかといえば庶民的な安い食べ物だったようですね。
◇*HP「イタラ貝 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%8A%E5%8A%A9%E9%8D%8B&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=bAXJU4GlLs_f8AWC6oGAAw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1422&bih=759#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%A9%E8%B2%9D
ちなみに、おやきは、「小麦粉を練り,厚手のなべに平たくして入れ,両面を焼いたもの」だそうです。地方によっては具をたくさん入れて和風肉饅みたいにする場合もあるようです。
◇*HP「おやき - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%8A%E5%8A%A9%E9%8D%8B&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=bAXJU4GlLs_f8AWC6oGAAw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1422&bih=759#hl=ja&tbm=isch&q=%E3%81%8A%E3%82%84%E3%81%8D
■半助という呼び方は、役者の名前に由来するという説もあるようです。昔、半助という役者が斬首刑に処されたのでしょうか。晒し首(さらしくび)にされたのかもしれません。こちらはちょっと縁起の悪い命名ではあります。
■余談です。大阪ではウナ丼のことをマムシ丼と呼びます。ウナギもマムシも細長くクネクネ動く生き物です。冗談でマムシと呼んだのが定着した。そんなふうに勝手に思い込んでいましたが、どうも違うようですね。ウナギを飯にまぶして食うから「まぶし」。それがマムシになった。それだけのようです。大阪のマムシ丼はタレが御飯に十分にかかり、飯にウナギがもぐり込んでいることもあるらしい。関東の場合は、単純に御飯の上にウナギが乗っているだけですね。
■別の説もいくつかあります。鰻飯(まんめし)がなまったというのもその1つです。また、蒲焼きの鰻の上にご飯をのせ、ご飯とご飯の間で蒸したから「間蒸し」と呼ばれたという説もあるようです*3。
◆参考*1:HP「半助鍋 とは - コトバンク」
http://kotobank.jp/word/%E5%8D%8A%E5%8A%A9%E9%8D%8B?dic=kyoudo&oid=KLCC03123950
◇*2書籍「日本語話題事典」初版58頁、担当筆者平野雅章(まさあき)、ISBN4-324-01495-7、ぎょうせい
◇*3HP「大阪まむし丼|西日本の特産品とどんぶり|どんぶりでご飯を食べよう(西日本)」
http://www.2investig8.com/nishinihon/mamushi.html

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コメント(2件)

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身は食べれないから、せめて頭でも・・・・という事でしょうけどね。
いまのまま行くと、完全養殖でもしない限り頭も食べれなくなる状況のようですがね。
ねこのひげ
2015/01/22 00:20
コメントをありがとうございます。

 ウナギの完全養殖は技術としてはすでに確立しているとか。ただし、現状では人工孵化したシラスウナギ1匹あたり1000円もかかると聞きました。
 農水省としては2020年ぐらいをメドに商業化できる水準までコストダウンを進めていくそうです。はやく1000円で鰻重の松が食べられるようになるといいですね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2015/01/22 22:59

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