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zoom RSS ホントの虫垂(ちゅうすい)はどんな姿なの?

<<   作成日時 : 2014/11/07 20:50   >>

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★科学★
問題:人間の顔には個性があります。一卵性双生児の場合は別ですが、それ以外の人が100人いれば100様の顔つきがあります。もちろん、すべての人は性格も異なります。
■性格と同様に、体格にも個性があります。さらに骨にも個性があります。弊クイズで以前に触れたことがありますが、たとえば骨の数にもわずかながら個体差があるらしい*2。生まれたての赤ん坊の骨は350個ぐらい。成人の骨はおおむね200個前後だそうです。成長するに従って、骨は隣り合った骨とくっついていくらしい。
■成人の骨の数には数個の違いが見られるようです。いちばん顕著な例では、尾椎骨(びついこつ)と呼ばれる部分は胎児では9個ほどだそうです。成人するにしたがって少ない人では3個、多い人だと6個になるらしい。
■内臓にも個性は見られるそうです。たとえば虫垂(ちゅうすい)です。別名を虫様突起と呼ぶそうです。Wikipediaによれば、虫垂は大腸の一部とのこと。「右下腹部にあり、盲腸の端から細長く飛び出している」らしい*1。たしかに、生物の授業で習った内臓の図では、大腸の最下部からミミズのしくじりのような小さな出っ張りが見えていた記憶があります。
◇*HP「虫垂 教科書 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E8%99%AB%E5%9E%82%E3%80%80%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=TaRcVJnxD8GomgW1gYG4AQ&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=663&dpr=1.5
■ところが、参考資料*4の「ヒトのからだのしくみがわかる!病気がわかる!」という科学雑誌の特集記事とか同*3の「虫垂炎は奥が深い Part2|救急医の挑戦 in 宮崎」によると、盲腸にもずいぶん個性があるようです。平気の長さは8〜10cmらしい。でも25cmもある人もいるらしい*3。
■お医者さんが手術で開腹したときにも、盲腸の姿はさまざまだそうです。では、次のうちで、いちばん多いといわれる盲腸の姿はどれでしょうか?
[い]教科書どおりに大腸の端っこ、盲腸の底の部分から下方向に生えている
[ろ]盲腸の底から生えているがすぐに曲がり、大腸の背中側にくっつく。表からは見えない
[は]盲腸の左脇から身体の外側に飛び出す方向に生えている
[に]盲腸の底から生えているが、回腸(かいちょう、小腸の一部)のほうへ伸びている
[ほ] 盲腸の底から生えているが、回腸(かいちょう、小腸の一部)の裏側へと伸びている
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ろ]盲腸の底から生えているがすぐに曲がり、大腸の背中側にくっつく。表からは見えない
説明:科学雑誌の特集記事によれば、[い]の教科書どおりに盲腸がある人は、31%ぐらいだそうです。湾曲して大腸の裏側に回り込むタイプの人は、65%もいるらしい。この人たちが虫垂炎になって手術が必要となると、教科書どおりの人よりは余分な手間がかかりそうだし、リスクも増えそうですね。
■回腸は大腸の下部分に真横から接続しています。接続部よりも下の部分が盲腸と呼ばれる部分らしい。わずかに2%の人は、盲腸の底部分からななめ内側に伸びた虫垂が回腸をのり越えるような形で存在するそうです。
◇*HP「回腸 大腸 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8F%B3%E4%B8%8B%E8%85%B9%E9%83%A8%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%E7%9B%B2%E8%85%B8%E3%81%AE%E7%AB%AF%E3%81%8B%E3%82%89%E7%B4%B0%E9%95%B7%E3%81%8F%E9%A3%9B%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=zKlcVPzFLMLMmwXPwoCIBg&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1280&bih=663#hl=ja&tbm=isch&q=%E5%9B%9E%E8%85%B8%E3%80%80%E5%A4%A7%E8%85%B8
■さらに1%ぐらいの人は、回腸の裏側に虫垂が回り込むらしい。こちらはちょっと手術が面倒なのかな。
■なお、参考資料*3の「救急医の挑戦 in 宮崎、虫垂炎は奥が深いPart2」によれば、盲腸の後側が64%。骨盤内が32%。盲腸の下が2%。回腸の前が1%。回腸の後が0.4%だそうです。骨盤内というのは盲腸からまっすぐ下に伸びているということなのかな。数字に若干の違いはあるものの、大腸の裏側に回り込む例がいちばん多いというのは間違いなさそうですね。
■ちなみに虫垂炎というのは、「盲腸の先にある細長い管『虫垂』の入り囗に、濃縮されてかたまった便(糞石)がつまることがある。入り囗がつまることで虫垂内の圧力が高まり、虫垂の壁の血行が悪くなる。血行が悪くなった壁の中に腸内細菌が侵入し、炎症をおこす。こうして感染した部位からうみが出て管の中にたまる病気が『虫垂炎』である」とのこと*4。
■虫垂炎を起こす人は15人に1人ぐらいらしい。意外に少ないですね。素町人は両親ともに腹に手術の跡がありました。ひょっとしたら225組に1組ぐらいの珍しいカップルだったのかな。いずれは自分も虫垂炎なのかなと覚悟していました。そのわりには今日にいたるまで腹にメスを入れられたことはありませんけど。
■なお、内臓の中で個性の見られる虫垂は、いわゆる痕跡器官と見る人もいるそうです。以前には大事な役目を果たしていたけれど、今日ではあまり大きな役割を果たしていないというわけですね。骨の部門で大きな個性を発揮していた尾椎骨も痕跡器官と呼ばれています。こちらは人類に尻尾があったころは大事な骨だったのでしょうね。現在、あまり活躍していない器官だからこそ個性が見られるのでしょうか。ちょっと不思議です。
◆参考*1:HP「虫垂 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%AB%E5%9E%82
◇*2HP「生まれたばかりの赤ちゃんは大人より150個も骨が多いってホント? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/200611/article_83.html
◇*3HP「虫垂炎は奥が深い Part2|救急医の挑戦 in 宮崎」
http://ameblo.jp/bfgkh628/entry-11059521147.html
◇*4雑誌「ヒトのからだのしくみがわかる!病気がわかる!」Newton (ニュートン) 2014年11月号40頁、ニュートンプレス

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ねこのひげは高校一年生の時になりまして、局部麻酔で手術をしたので、医者が「どこだ?ここか?」と言って探しているのがよく聞こえてきました。
採ったのを見せてくれましたが、真っ赤に腫れ上がった長い袋状でしたね。
ねこのひげ
2014/11/09 08:34
コメントをありがとうございます。

 自分を手術しているお医者さんの声が聞こえてしまうのは、ちょっと恐い。「あっ、間違って切っちゃった」「ひぇ〜」なんて会話だったら、気絶しちゃいそうですね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2014/11/09 10:07

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