町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 「世界初」のハガキが登場した日。どこの国が「発明」したの?

<<   作成日時 : 2014/10/01 07:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
★歴史★
問題:世界初の切手は「ペニー・ブラック」と呼ばれているらしい。1840年(天保(てんぽう)11年)に、イギリスで誕生しました。ご存知のかたも多いでしょう。ビクトリア女王の肖像が描かれているそうです(口絵参照)。
■郵便制度自体はその前からあったらしい。ただし、届け先の地方により料金がマチマチでしかも高かったようです。均一で安価な料金を前払いし、支払った証拠として郵便物に貼り付けるという仕組みを提案したようです*1。つまり、切手は領収書がわりなんですね。
■本日10月1日は、世界初のハガキが登場した日だそうです。1867年(慶応(けいおう)3年)の話らしい。
■では、147年前の今日、ハガキを「発明」した国は次のどこでしょうか? (正しい国名は無いかもしれません)
[い]イギリス
[ろ]アメリカ
[は]フランス
[に]ドイツ
[ほ]オーストリア
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[ほ]オーストリア
説明:Wikipediaの10月1日の項には、そのように記されていました。
■なぜ「世界初」、「発明」と括弧つきで記したかといいますと、実はハガキに類する情報伝達手段は、他の国々でも、ずいぶん前から使われていたようなのです。
■たとえば我が国では、江戸時代に飛脚の仕組みができました。運ばれた物の中には、近代以降の郵便制度で言うところのハガキに相当するものが多くは含まれていたようです。「…後の郵便制度確立以降のヨーロッパ諸国と日本の郵便物に占めるハガキの割合を比較し、ヨーロッパ諸国が5%から20%の割合であるのに対し日本は40%を超える高い割合であることを指摘する研究もある」*2。
■まぁ、日本だけではなく、多くの国で通信手段としてよく利用されていた可能性があります。オーストリアでは「『公的な郵便制度に』統一された価格・サイズのハガキを初めて導入した」ということかと憶測します。
■日本でも公的な郵便制度にハガキは早速導入されました。ハガキが正式に郵便制度の中で発行を認められたのは、 明治6年(1873年)11月19日の大政官布告第389号で「郵便ハガキ紙并(ならびに)封嚢発行規則」が公布されたときらしい。同年12月1日、はじめて郵便ハガキが発行されたそうです。
■西洋で「発明」されてから6年後なのかな。能吏前島密(ひそか)氏の活躍もあって、郵便制度はたちまち欧米に追いついています。
■このときの料金は半銭あるいは1銭だったらしい。2通りの料金が設定されていた理由はわかりませんでした。当時のハガキは、2つ折りで内側に通信文を書く形式だったそうです。内側の片面には「他見ヲ憚(はば)カラス又上包ヲ要セサル短文通ヲ低税ニテ往復ノ便宜ヲ開クヘキ為メ之ヲ各地郵便役所及ヒ取扱所ニテ可売下事」と印刷されていたとのこと。郵便やハガキについて啓蒙・宣伝しているようですね。
■日本のハガキの料金は次のように変遷しているらしい*4。
---明治16年(1883年)1月1日から……1銭
---明治32年(1899年)4月1日から…… 1銭5厘
---大正12年(1923年)4月1日から……2銭
---昭和19年(1944年)4月1日から……3銭
---昭和20年(1945年)4月1日から……5銭
---昭和21年(1946年)7月25日から……15銭
---昭和22年(1947年)4月1日から……50銭
---昭和23年(1948年)7月10日から……2円
---昭和26年(1951年)11月1日から……5円
---昭和41年(1966年)7月1日から……7円
---昭和47年(1972年)2月1日から……10円
---昭和51年(1976年)1月25日から……20円
---昭和56年(1981年)1月20日から……30円
---昭和56年(1981年)4月1日から……40円
---平成元年(1989年)4月1日から…… 41円
---平成6年(1994年)1月24日から……50円
---平成26年(2014年)4月1日から……52円
■今まで調べた感じでは、明治初年と現在の物価は小さくても1万倍弱、大きいと5万倍の差がありました*5。ハガキについていえば約5000倍。物価の優等生なのかな。
◆参考*1:HP「独立行政法人 国立印刷局 - お札と切手の博物館 - 切手の豆知識」
http://www.npb.go.jp/ja/museum/gakusyu/tisiki/kitte.html
◇*2HP「はがき - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%8C%E3%81%8D
◇*3HP「電報の木、葉書の木、封書の木、メールの木のうち、ホントにあるのはどれ? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/200703/article_52.html
◇*4HP「はがき料金の歴史 : はがき 達人」
http://www.junji.biz/2007/04/post_21.html
◇*5HP「大久保利通が暗殺された日。鹿児島では最近まで納骨が拒まれていたの? 町人思案橋・クイズ集/ウェブリブログ」
http://blog.q-q.jp/200805/article_11.html

ぬけられます→歴史雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ペニーブラックの未使用は9000ドルぐらいで取引されているそうですね。
しかし、日本は新しい物を取り入れる素早さは驚くものがありますね。
ねこのひげ
2014/10/05 06:48
コメントをありがとうございます。

 9000ドルは凄いですね。円安の影響もありますから、100万円以上かな。
 世界一高いのは950万ドル(10億円越え?)というのもあるそうですから、収集家の世界では高い方ではないのかもしれませんけど。
 ペニー・ブラックを買った人たちは耐火金庫に入れるのかな。でも紙を金庫に入れっぱなしにすると変質するとも聞きますし、どうするんでしょうね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2014/10/05 11:33

コメントする help

ニックネーム
本 文
「世界初」のハガキが登場した日。どこの国が「発明」したの? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる