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zoom RSS 直径1.2kmのクレーターが出来る隕石。大きさはどのぐらいだったの?

<<   作成日時 : 2014/09/05 11:18   >>

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画像
★科学★
問題:平成25年(2013年)2月にロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石は秒速17.7kmだったそうです。質量は10トン程度。幸い、地上に到るまでにほとんどが燃え尽きたらしい。空にかかった太い飛行機雲のような映像が、まだ記憶に新しいですね。昼間のことだったので動画も多く撮影されていました。建物のガラスの割れた映像が衝撃の大きさを示していました。
◇*HP「ロシア チェリャビンスク 隕石 - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2+%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF+%E9%9A%95%E7%9F%B3&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=0h4JVLi5O5CD8gXXy4DwCA&ved=0CAoQ_AUoAw&biw=1920&bih=997
■今から約5万年前のある晴れた朝のことです。現在のアメリカ、アリゾナ州に大きな隕石が落下してきました。多くの隕石は大気圏で燃え尽きてしまうものですが、この隕石は地表に衝突するまで高温を保ったまま落下し、恐らくは秒速12km前後の凄い速度で地球に激突したようです。
■アリゾナ州のメテオ・クレーターと呼ばれる衝突の痕跡は、小惑星が地球の大気圏に飛び込んで隕石となり、地表に衝突した際に生成されたそうです。いまは砂漠のような不毛の地で、大きな窪みは観光地となっています。その当時は、氷河時代であり、衝突地点から数km先まで森林がなぎ倒されたようです。周辺に棲息していたと考えられているマンモスをも吹き飛ばしたと推定されているとのこと。マンモスは、おおむね体重が10トンほどあったらしい。吹き飛ばされるマンモスの姿を動画で撮影していたら、YouTubeで人気を得られたかな。
◇*HP「メテオ・クレーター - Google 検索」(画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A1%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&hl=ja&rlz=1T4GGHP_jaJP523JP523&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=nxcJVJ3CL8rr8AXrnIHoCQ&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1920&bih=1025
■では、直径1.2kmのメテオ・クレーターを作った隕石は、直径がどのぐらいあったのでしょうか?
[い]直径25m
[ろ]直径50m
[は]直径100m
[に]直径200m
[ほ]直径400m
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ろ]直径50m
説明:直径50mの小惑星が、大気圏に迷い込み、隕石となって1.2kmものクレーターを残したようです。わずか50mではありますが、速度が大きいためなのか、物凄いエネルギーです。直径でいえば24倍、断面積でいえば576倍もの大きさかな。
■直径1mの隕石は、10日に1度の頻度で地球の大気圏に突入しているらしい。でもこのサイズですと、確実に大気圏で燃え尽きるようです。まるで恐くありません。直径10mの隕石は数十年に1度の頻度で落ちるようです。このサイズでも、ほぼ燃え尽きてくれるようですので、人間にとってはあまり脅威ではないようです。
■直径50mの隕石は、1000年に1度ぐらいの頻度でやってきます。ここまで大きいと地表に衝突します。衝撃でメテオ・クレーターと同じような穴があくわけですね。さらに直径100mの隕石は1万年に1度ぐらいの頻度でやってきます。重さは約1億トンもあるらしい。それでもクレーターができるぐらいで済むらしい。周辺の生き物は大きな被害をこうむりますが、離れた場所では他人事で済みます。
■直径1kmの隕石は、100万年に1度ぐらいの頻度でやってきます。クレーターを残すだけではすみません。恐らくは気候変動を伴うと予想されています。影響が全地球に及びます。そして直径10kmの隕石は1億年に1度程度の確率でやってくるらしい。重さは100兆トン。もちろん大きなクレーターが残ります。ユカタン半島沖に6500万年前ごろに衝突した隕石の場合には、直径180kmのクレーターだったらしい。さらに気候変動が起き、生物の大量絶滅も発生します。恐竜が全滅し、哺乳類の天下へと移るきっかけになった出来事でした。
■メテオ・クレーターは、1903年(明治36年)にバリンジャーという鉱山技師によって調査が開始されたようです。バリンジャーは、クレーターが隕石の衝突痕であることを確信していました。小惑星の成分である鉄がクレーターの底に大量に残されているだろう。採掘しようじゃないか。モルガン財閥やカーネギー財閥のように鉄で大金持ちになり、バリンジャー財閥を作りたい。そう夢見ていたかもしれない鉱山技師は、クレーターの底を一所懸命掘ってみたのかもしれません。でも鉄は見つかりませんでした。
■高速で飛んでくる小惑星は、地表と衝突した瞬間に、衝突の衝撃で大部分が蒸発して気体になってしまうそうです。バリンジャーはそのことを知らなかったので、無駄な投資をしてしまったようです。
■ユカタン半島沖に衝突した大きな隕石が残っていないのはなぜだろうと考えたことがあります。まるまる残されたなら、場合によってはエベレストよりも高い、丸い山が見つかるはずですよね。直径10km(1万m)ですから。でも大気圏では燃え尽きなくても、衝突のエネルギーで気体になってしまうのでは、ほとんど何も残らないわけですね。大隕石の残骸が見つからない理由がよくわかりました。
◆参考*1:雑誌「たった直径50mの小惑星衝突で、直径1.2kmの大穴ができる」Newton (ニュートン) 2013年1月号44〜45頁、ニュートンプレス

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
新発見の小惑星”ピットブル”が日本時間の8日3時18分に地球に最接近するそうであります。
直径20メートルだそうです。
地球と衝突する危険はないそうですが・・・
出来れば、衝突して巨大な火球を見せてくれるといいな〜と思っているのは、ねこのひげだけでありましょうか?
ねこのひげ
2014/09/05 17:37
コメントをありがとうございます。

 直径20mの隕石は、組成にもよるのでしょうが、地表にまで届く可能性もあるのかな。
 届かないのなら、火の玉が落ちてくるという天文ショーはたしかに見たい。でも誰かが痛い目にあうのは困ります。特に自分が痛い目にあうのはぜひ遠慮したい。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2014/09/05 21:35
私はめっぽう天文に弱いのですが、先週午前10時前にSedonaのBoynton Canyonから東の空に強い光の火の玉が流れるのを見ました。それは隕石なのですよね?もしそうだとしてもニュースにもならない平凡な光景なのでしょうか?私にとっては物凄く衝撃的な光景だったのですが・・・
ミキモル
2014/10/08 07:47
コメントをありがとうございます。

 ミキモル様が観測した光が隕石かどうかは、残念ながら町人にはわかりかねます。

 でも、地球には毎日100トンもの塵などが降り注いでいるそうです。地表や海面にまで到達する物は、1週間〜10日に1個ぐらいの頻度だと聞いたことがあります。
 ミキモル様が目撃した光も隕石である可能性は十分にあるのでしょう。
(^^;)
ミキモル様<素町人
2014/10/08 17:38

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