●●●●●★歴史★●
問題:事件は1598年(慶長(けいちょう)3年)年、イタリア中部で起こったようです。日本ではこの年の9月18日、和暦では8月18日に豊臣秀吉が死んでいます。「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」。多くの成功を得て充実した人生だった。太閤さんの人生は、傍目にはそう見えます。でも当人にとって…
●●●●★科学★●●
問題:JAXA(ジャクサ、宇宙航空研究開発機構)は、平成25年8月22日に、イプシロンロケットという新製品を投入するらしい。衛星打ち上げ商売において新規顧客を獲得しようとたくらんでいるようです。
■メーカーの言い分によれば、新製品には画期的な売りがあるそうです。それは、次のどのような点なのでしょうか?
[い]…
●●●★日本語★●●●
問題:漢検準1級の問題集に掲載されていた類義語の問題です。かなりむずかしい言葉もまざっています。たとえば、題の問題の解答は、白眉(はくび)だそうです。「多数あるもののうち、最もすぐれているものや人のたとえ」とのこと。
□三国志にも登場する蜀(しょく)の国の馬氏の五人兄弟はみな秀才だったらしい。まゆに白毛のある…
●●●●●★歴史★●
問題:ある町の曹洞宗の寺の観音堂には、貨狄(かてき)様と呼ばれる高さ1m5cmほどの木像があったそうです。顔や姿がどことなく異様だったらしい。人々は「あずきばば」と呼んでいたそうです(口絵参照)。「いうことを聞かねえとあずきばばが来るぞ」と親におどされる子供たちもいたらしい。なお、貨狄とは、中国で初めて船を造った…
●●●●★科学★●●
問題:古代ギリシャでは、多くの学者が幾何を研究したそうです。ユークリッドやピタゴラスはその代表なのかな。でも旋毛(つむじ)の曲がった少数派もいて、代数を研究したようです。その代表がアルキメデスだそうです。ディオファントスという人もそうらしい。
■ディオファントスは代数学の父とも呼ばれています*1。名前を冠した方…
●●●★日本語★●●●
問題:「九六八四一 兆百十万〇八 八七百三九」。不思議な数字の並びですね。実はこれは俳句なんだそうです。「八四一」。これは「やよい」と読みます。「百」は「もも」とも読みますね。ここでは単に「も」だそうです。「〇」は「れ」ですね。なんとなくわかってきたかと思います。強引に読んでみますと、
「頃(ころ)弥生 蝶も…
●●●●●★歴史★●
問題:スーツとかジャケットの裏地に凝る人がいます。夜のクラブなんかで見せびらかしているのを見かけたことがあります。靴に凝る人もいます。わりと目に触れない部分にお金をかける。通ぶった人たちには、そんな傾向があるようです。
■同様に江戸時代の女性たちも下着に凝ったらしい。たとえば腰巻きです。本来は単なる肌着です。頻…
●●●●★科学★●●
問題:1927年(昭和2年)。アーンスト・ボアズ博士とアーンスト・ゴールドシュミット博士は、心拍数測定記録器を発明しました。それまでは、医者は時計を注視しながら脈を測り、ペンで記録していたわけですね。発明以降は、医者は長時間にわたって患者をわずらわすことなく、心拍数を測定し、記録することが可能になったそうです。な…
●●●★日本語★●●●
問題:共通する虫喰い部分を見つける漢字クイズです。熟語を幅広く知っているか。発想をどんどん切り替えられるかが問われます。
■題の漢字はわかりましたか? 答えは「愛」だそうです。愛読・偏愛・愛育。なるほどどれにもあてはまりますね。
■では下の漢字クイズを考えてください。
[い]明( )・( )示・( )愚
…
●●●●●★歴史★●
問題:明治10年(1877年)9月24日。西郷隆盛は城山で戦死したそうです。挙兵から約8ヶ月。一代の英雄は、51年の生涯を終えました。
■官軍の東伏見少将の部下に安村という人物がいたそうです。この日のまだ暗い時間に西郷を発見し、飛びかかったらしい。私学校の生徒たちに阻まれてしまったようです。西郷は命からがら逃れ…
●●●●★科学★●●
問題:1986年(昭和61年)、ペンシルバニア大学で奇妙な実験が行なわれたようです。参加者は食べ物の好みに関する実験として招かれたようです。小さく四角い実験室に入ります。
■食べ物の好みに関する実験ではありますが、いささか風変わりな食べ物が出されたようです。嫌悪感の心理学を専門とするポール・ロジンという人物が企…
●●●★日本語★●●●
問題:落語などの古典芸能、話芸を聞いていると、ときどき出てくる不思議な言葉に「さんだらぼっち」があります。これはどんな意味でしょうか?
[い]三途の川をひとりぼっちで渡ること
[ろ]ぼっちは帽子であり江戸時代の笠のこと
[は]大根役者のこと
[に]米などを入れる俵の部品の名前
[ほ]三度笠を被った流れ…
●●●●●★歴史★●
問題:藤原道長をご存じだと思います。康保(こうほう)3年(966年)に生まれて長元(ちょうげん)元年(1028年)に亡くなっています。平安時代中期の人ですね。紫式部や清少納言と同時代の人らしい。
■お父さんは藤原兼家(かねいえ)です。摂政関白太政大臣にまでのぼりつめたと言われます。位人臣を極めた兼家の4男として…
●●●●★科学★●●
問題:落語に「三十石」というお話があります。京都の伏見と大坂のあいだの水路を結ぶ三十石船が舞台になったお話です。
■枕その他の説明で語られるところによれば、三十石船の下りは流れに乗ります。速いらしい。暗いうちに着いてしまっては客が不便なので、わざとゆっくり進むようです。逆に上りの船は流れに逆らいます。歩くより遅…
●●●●●★歴史★●
問題:1864年の今日、7月13日。和暦では元治(げんじ)元年6月10日。幕末の京都で曙亭事件と呼ばれる出来事が起こりました。曙亭は明保野亭とも書くらしい。
■曙亭事件の5日前、1864年7月8日(元治元年6月5日)には池田屋事件が起きています。118年後の1982年(昭和57年)には、映画「蒲田行進曲」でも取…
●●●●★科学★●●
問題:俳句には猫の恋という季語があるそうです。早春であると参考資料*1には記されています。初春という表現をするHPもあります。現代の季語は新年+春夏秋冬という5分類が多いらしい。現代では春という分類にするのかな。「猫の恋 やむとき閏(うるう)の 朧月」という芭蕉大先生の作品があるそうです。
■参考資料*2による…
●●●★日本語★●●●
問題:遠くの支社や海外に赴任する人の出発を祝う集いでは、何某君の○○立ちを祝って乾杯などという表現が使われることがあります。この○○には古くからある地名が入りますが、それは次のどれでしょうか?
[い]駿河
[ろ]出雲
[は]鹿島
[に]白河
[ほ]都(みやこ)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さ…
●●●●●★歴史★●
問題:平安時代の住居はあまり密閉性が高くありませんでした。木造の家です。すきま風はあちらこちらから吹き込んだと思われます。暖房はありましたが、能力は低かったでしょう。主に炭や薪を燃焼させるだけです。室内の温度はあまりあがらなかったと思われます。
■食べるものは、あまりカロリーの高い食品がありません。すでに仏教が…
●●●●★科学★●●
問題:昆虫博士のファーブル氏はセミが鳴いている木の真下で大砲を撃ってみたそうです。セミは何事もなかったかのように鳴き続けたとのこと。ファーブル氏は「セミは音が聞こえない」という結論に達します。
■残念ながら、しばらくしてからそれは誤った結論だったことがわかります。犬笛の高い周波数の音は犬にだけ聞こえて人間には聞…
●●●★日本語★●●●
問題:漢検1級問題集の付属資料に掲載されていた四字熟語です。むやみやたらと難しい。難しいばかりで実用性は乏しい気もしますけど、まぁ頭の体操のつもりで挑戦してみてください。
■下の四字熟語の説明のうち正しいものはどれでしょうか? (正しい説明は無いかもしれないし複数かもしれません)
[い]後悔噬臍とは、後悔し…
●●●●●★歴史★●
問題:京都の三条大橋のたもとには、高山彦九郎(ひこくろう)の銅像が置かれています。遠く京都の御所を、そこにおわします天皇陛下を、座って遙拝(ようはい、はるか遠くからおがむ)する姿勢です。
■高山彦九郎は、寛政の三奇人の1人だそうです。残りのメンバーは蒲生君平(がもう くんぺい)と林子平(しへい)ですね。
■高…
●●●●★科学★●●
問題:石鹸が貴重品であり、合成洗剤などなかった昔は、ウグイスのフンなんてもので顔を洗った人がいるらしい。洗濯は灰の灰汁(あく)を使うことが多かったようです。風呂でよく使われたのは糠袋です。糠は玄米を白米に加工するときに出る産業廃棄物ですね。かつての日本人、とくに庶民は玄米を食べていました。糠はあまり消費されず、同…
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問題:西洋の小説その他の文章を読むと、たまに「ダモクレスの剣」という表現に接することがあります。ある逸話から生まれた決まり文句だそうですが、どんな意味なのでしょうか?
[い]抜いた者が王になるという岩に刺さった剣
[ろ]理屈をこねるギリシャのソフィストたちを一刀のもとに殺したクレタ島の王様ダモクレスの凶器
…
●●●●●★歴史★●
問題:15世紀イタリアでのお話です。ミラノ公の庶子である女性は、わずか11歳でローマ法王シスト(シクストゥスとも)4世の甥、リアリーノ伯爵に嫁いだそうです。Wikipediaによれば、この人物はジローラモという名前らしい。チョイワルの中年男だったのかな。
■11歳での輿入れはいくらなんでも早すぎるという気もしま…
●●●●★科学★●●
問題:田中さんのお宅の兄弟は、たいへん公平にこだわるようです。オヤツにポテトチップを出すにも、兄が20枚なら弟も絶対に20枚にしなければつかみあいの喧嘩になります。食べ物の恨みが近親憎悪につながりかねません。お母さんは苦労します。
■今日は久しぶりに丸いケーキを焼きました。おなじ量のおなじ材料で作っているのに、…
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問題:井原西鶴(さいかく)の小説「好色五人女」は、名前から想像すると現在でいうポルノ小説かなとも思われます。でも先入観をもって読まれたかたは期待を裏切られることでしょう。あまり好色ではありません。今の感覚でいえば、週刊誌などの実話小説よりさらにエロ度が低いですね。
■好色と呼ばれた5人の女性のうちの1人、八百…