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zoom RSS 西暦1年の全世界の人口はどのぐらいだったの?

<<   作成日時 : 2013/04/13 08:20   >>

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★歴史★
問題:以前に縄文時代の人口を弊クイズで紹介したことがあります。いちばん多かったときが紀元前2300年ぐらい、つまり今から4300年ぐらい前で26万人ぐらいと推定している専門家がいました。その後、気候の変動や疫病の流行があったらしく、縄文後期には8万人ぐらいにまで落ち込みます。そこから弥生時代にかけてグンと増えていました*2。稲作を始めたのが原因なのかな。
■では、西暦1年の全世界の人口はどのぐらいと推定されているのでしょうか? 下の中からいちばん近い数値を選んでください。
[い]約1000万人
[ろ]約2000万人
[は]約4000万人
[に]約8000万人
[ほ]約1億6000万人
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[に]約8000万人、あるいは [ほ]約1億6000万人
説明:参考資料*1は、「新『人口論』」(ジョエル・E・コーエン著)という本などを参考に、全人類の人口の長期推移をグラフに表しています。それによると、西暦1年の人口は1〜3億人程度と推測されるらしい。1億人だとすると[に]、1億2000万人以上だとすれば[ほ]が正解です。
■このころの平均寿命は20歳前後という説があるそうです。赤ちゃんの死亡が多いと平均寿命は下がります。このころにはかなりひどかったのかもしれません。
■紀元前400年ぐらいを生きたソクラテスは産婆術という言葉を使っています。問答法というやりかたで人々に知恵を与えたらしい。ソクラテスはみずからを産婆に喩えています。対話する人から合理的な考えを上手に引き出す役割を果たしていると思ったらしい。ちなみにソクラテスの母親は産婆をしていたといいます。産婆術という言葉は母親の職業がヒントになったのかもしれません。当時の文明国には、出産に立ち会って手助けする専門の職業人がいたわけですね。それでも赤ん坊の死亡率はひどく高かったようです。
■なお、参考資料*1によれば、1万年前ぐらい前には人口は数百万〜1000万人ぐらいだったと推定しています。農業が始まったころですね。このころの平均寿命は15〜20歳ぐらいと推定されています。
■西暦1000年ぐらいでは、人口は2〜4億人ぐらいだったとのこと。1000年かけてもあまり増えないようですね。1400年の少し前ぐらいに欧州と中国でペストが大流行し、人口は20%ほど減少したとみられています。
■19世紀が始まるころ、1801年ごろには人口は10億人の大台に達したとみられています。このころから急カーブを描いて増えていきます。倍の20億人になるのは1930年ごろです。30億人は1960年ごろ。40億人は1974年ごろ。50億人は1987年ごろ。60億人は1999年ごろ。そして70億人になったのは2011年(平成23年)の10月ごろとみられています。
■現在の全世界の平均寿命は68歳ぐらいらしい。赤ん坊はあまり死ななくなったようですね。
◆参考*1:雑誌「地球100億人時代」Newton (ニュートン) 2012年6月号18〜61頁、ニュートンプレス
◇*2HP「図録▽人口の超長期推移(縄文時代から2100年まで)」
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1150.html
◇*3HP「縄文時代の日本には何人ぐらいが住んでいたの?」
http://blog.q-q.jp/200906/article_13.html

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
江戸時代でも、子供が生まれるときは生きるか死ぬかの大騒ぎでしたが、長生きする人は80、90までも生きたようですからね・・・・

地球の適正人口ってどのくらいなんでしょうかね・・・
ねこのひげ
2013/04/14 04:22
コメントをありがとうございます。

 地球の適正人口というのはたしかに知りたいですね。
 もし世界中で1万人しかいなかったら、戦争は起きにくいのかもしれません。でも、それじゃ絶滅危惧種です。他の動物とのあいだでの競争にも負けてしまいそうです。

 1〜3億人いれば、十分に戦争は起こせるようです。紀元前のメソポタミア・エジプト・ギリシャ・ローマも、やたらと戦争をしていました。

 1000万人ぐらいだったら、みんなのんびり暮らせて、争いごとも少なくてすむのかしらん。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2013/04/14 10:42
あまりラジオを聞かないブータさんでしたが、日曜日の東京FM 「NISSAN あ、安部礼司」は、面白くて聞いております。今日は、その中で、今、上野の国立科学博物館で、「グレートジャーニー人類の旅」特別展の事を話していました。
20万年前にアフリカに生まれた現生人類(ホモ・サピエンス)が
6万年前から地球上に拡散した遥かなる旅路「グレートジャーニー」。

人類はどのように地球上に拡散し、過酷な環境の中、どうやって生きてきたのか。探検家・関野吉晴が体験した先住民の生き方を探るタンザニアまでの逆ルートらしい。日本にたどり着くまで長い歴史があるんだなあ。良く人類は、生き延びましたね。
ブータさんは、環境に適応する知恵が無かったのか、環境がブータさんに合わせてくれなかったのか、ブータは、次の子孫を残すことはなかったな〜。ちょっと今日は、感慨深かったわ。
ブータ
2013/04/14 21:56
コメントをありがとうございます。

 個人が次の子孫を残すことができなかったといって嘆くには及びません。

 人類は、ミトコンドリア・イブの共通した子孫ではありませんか。人類はみな兄弟であり、血がつながっているわけです。誰かが生き延びる。それが種としての存続につながります。

 もっと大きな話にすれば、約6350万年前の巨大隕石落下の際に哺乳類と爬虫類は運命を分けました。巨大な連中は気候変動の結果で餌がなくて絶滅に瀕し、小型で消費エネルギーが少なかった哺乳類はその後の繁栄を手にしています。

 人類が絶滅しようとも、哺乳類が生きている限り、1億年もしないうちに再び人類と似たような文明が栄える可能性は高い。

 さらにいえば、生命さえあれば40億年ほどのうちに必ず人類ぐらいまでは進化します。地球には生命体があふれていますので、原始的な生命しか残らないような生物大絶滅が起きたとしても、必ず再び形のある文明までたどりつけるでしょう。

 あまり慰めにはなっていませんね。失礼しました。
m(_ _)m
ブータ様<素町人
2013/04/15 07:40
確かに、人類はみな兄弟って本当なのかしらんね。まあ、絶滅していった動物も多々あるので、ブータもその仲間に入れてもらえば結構じゃよ。
ブータ
2013/04/15 08:24
コメントをありがとうございます。

 個々の人間は必ず死にます。集団としての人類も必ず滅亡するでしょう。それが来年なのか、数十億年後なのかはわかりませんが。

 命あるものはすべて絶滅する可能性があるようです。命そのものがリレーされていけば、種の絶滅はたいした問題ではないのかもしれません。

 とはいえ、希少動植物には観光資源としての多大な価値があったりします。地元の関係者としてはノンキなことは言ってられないのかもしれませんけど。
(^^;)
ブータ様<素町人
2013/04/15 20:41

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