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zoom RSS 茨城県の難読地名の問題。「小浮気」はなんと読むの?

<<   作成日時 : 2013/03/25 07:23   >>

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★日本語★
問題:地名や人名には不思議な呼びかたが多いですね。北海道に行くとずいぶんたくさんの難読地名があります。アイヌ語に由来すると金田一京助(きょうすけ)氏たちは主張しているようです。
■本日は、アイヌ語の影響があるかもしれない茨城県内の難読地名です。地元のかたはともかく、県外のかたでこれが読めれば凄いという地名を集めてみました。次の地名はなんと読むのでしょうか?
[い]天下野
[ろ]随分附
[は]小堀
[に]月出里
[ほ]小浮気
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)



























★日本語★
正解:各項目を参照してください
説明:[い]天下野はけがのと読む
■常陸太田市(ひたちおおたし)にある町名だそうです。以前は久慈郡水府村という村内にあった地名らしい。合併で市にかわりました。郵便番号は〒313-0351だそうです。
□なぜこれが「けがの」なのかはわかりません。慶賀野と表記して「けがの」と読ませる地名が和歌山県橋本市にはあるらしい。こちらはなんとか読めますね。天下と慶賀。何か関係がありそうな、なさそうな。
□参考資料*5には、次のような由来が記されていました。黄門様こと水戸光圀(みつくに)公が、いま天下野と呼ばれている地域の名主の家に泊まったことがあるらしい。助さん格さんも一緒だったのかな。名主は散々楽(ささら?)と呼ばれる伝統芸能をお見せして一行を慰めたそうです。黄門様は喜ばれて「天下一品だ」といったらしい。
□この話が将軍(綱吉?)に伝わり、将軍にもお見せすることになったらしい。そのとき「天下一」という旗を立てていったら、将軍に「誰の許可を得て天下一と称しているのか」ととがめられたそうです。黄門様は、彼らは天下野という村の出身者たちであり、「天下野一」と書くところをうっかり「野」を落としたのだろうととりなしてくれ、その場がおさまったのだそうです。以後、そのあたりは「天下野」という地名になったらしい。
□面白い話ですね。ただし、天下野を「けがの」と読む理由はまだわかりません。ひょっとしたら、天下野の前の地名が慶賀野だったりするのかな。
[ろ]随分附はなむさんづけと読む
■笠間市にある地名だそうです。郵便番号は〒309-1711とのこと。常磐自動車道と北関東自動車道の交差する友部ジャンクションの近辺にあるようです。
□南無三宝(なむさんぽう)という言葉があります。「驚いたとき、失敗したときなどに発する語」だそうです。「なむさん」と略されることがあります。「しまった!」と言い換えられるようです。「随分」を辞書で引いてみても、「しまった」という意味は見つかりません。いったいどこから生まれたのでしょうか。由来がさっぱりわかりません。
[は]小堀はおおほりと読む
■取手市にある地名だそうです。ひっかけ問題みたいな地名ですね。小堀地区は利根川で他の取手市の地域と分断されているらしい。で、利根川を渡る渡し舟があるそうです。小堀の渡しと呼ばれているとのこと。
□小堀地区の子供たちは、小学校を「おおがっこう」と読んでしまうらしい。なんてね。郵便番号は〒302-0003だそうです。
□もうひとつ、ひっかけ問題みたいな地名を。生板は何と読むのでしょうか? 「なまいた」ではありません。なぜか「まないた」と読みます。「ま」と「な」がひっくり返っています。
□晦日(みそか)のことを、昔は「つもごり」と「つごもり」の両方の呼びかたがあったと聞きます。「ご」と「も」がひっくり返っています。ちょっと似た事情です。
□生板は稲敷郡河内町の地名らしい。郵便番号は〒300-1331だそうです。ちなみに台所で庖丁を使うときの台は俎板、あるいは俎と漢字表記するようです。
[に]月出里はすだちと読む
■月が出る里。なんとも風流な地名です。稲敷市の地名らしい。郵便番号は〒300-0521です。
□調味料に使われる柑橘系の果物、酢橘(すだち)と同名です。酢橘は徳島県の名産だそうです。茨城県となにか関係があるのでしょうか。
□月出里近辺は、北からの渡り鳥が多く飛来する地だそうです。暖かくなると、ある晩北国に向けて一斉に飛び立つらしい*4。月夜の晩に帰国旅行に出発します。「月」夜に「出」る「里」。むしろ、巣立ちと淡い関係がある言葉のようですね。
[ほ]小浮気はこぶけと読む
■小浮気は取手市にある地名だそうです。郵便番号は〒300-1531です。
□小さな浮気。同棲や結婚にとっては、ちょっとした刺激になります。大きな浮気ですと刺激というよりは悲劇になりかねません。
□女という漢字のついた難読地名が他にふたつありました。女化は「おなばけ」と読む町名らしい。郵便番号は〒300-1214です。牛久市(うしくし)にあります。化粧品製造工場を誘致したくなる地名です。
□女方は「おざかた」と読むらしい。郵便番号は〒308-0854です。板東玉三郎とか中村歌右衛門などの歌舞伎の「おやま」は女形とか女方と漢字表記するらしい。関係のある地名なのかな。
◆参考*1:HP「関東地方の難読地名一覧 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%9C%B0%E6%96%B9%E3%81%AE%E9%9B%A3%E8%AA%AD%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7
◇*2HP「常用漢字表:文部科学省」
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19811001001/k19811001001.html
◇*3HP「小堀の渡し - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%A0%80%E3%81%AE%E6%B8%A1%E3%81%97
◇*4HP「月出里…、よめっかあ? - N−CAFE」
http://blog.goo.ne.jp/naritadepan/e/0bbf4c9c355fea781384c332caaeb1a8
◇*5HP「鯉のぼりが無い! - ご近所口コミ美味街道 - Yahoo!ブログ」
http://blogs.yahoo.co.jp/srx_kitakan/28565395.html
◇辞書「字通」白川静、平凡社
◇辞書「日本国語大辞典」小学館
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞林

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
色々な地名があるものですね。

芸能人の渡辺正行さんは、若かりし頃、仕事が終わって部屋に帰ったら、とうじ付き合っていた女二人が部屋で歩調を持って睨み合っていたそうです。
包丁を取り上げて、逃げ出して一晩中近くの公園で過ごしたそうです。
これなど大浮気でしょうね。(*^。^*)
ねこのひげ
2013/03/25 07:38
コメントをありがとうございます。

 もし、リーダーがそのとき純粋に独身だったとすれば、不倫ではないことになるのかな。単なる二股ですね。

 どちらかが内縁の妻の場合、貞操義務は認められるそうですから、不倫とされて、場合によっては慰謝料の問題も出てくるのかもしれませんね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2013/03/25 09:55
当時は、なべさん、モテてたもんね。あっちこっちでいい顔してると2股、3股くらいすぐになるかもしれません。しかし、動物だとあっちこっちでいいのに…。人間は面倒じゃのう。
ブータ
2013/03/25 12:09
コメントをありがとうございます。

 いまいちばんモテる職種は、お笑い芸人だという話も聞きます。中堅やベテランはともかく、若手もモテるのかな。もしそうなら、マメに頑張るのでしょうね。
(^^;)
ブータ様<素町人
2013/03/25 17:33
他に浮気とつく地名がないかと探していたら、滋賀県守山市に浮気町というのがありました。
浮気と書いて”ふけ”と読むそうですが、どちらにしろあまりいい地名とは言えませんが、珍名として有名だそうです。
北条氏の流れを組む浮気氏の本拠地であり、後醍醐天皇に使え、後に豊臣秀吉にも使えたりして生き残ったそうです。
浮気氏という武士がいたのは知りませんでした。
歴史は深い!
ねこのひげ
2013/03/26 02:56
コメントをありがとうございます。

 浮気という名前の地名が他にもあったとは面白い。
 守山市は安土城からもそう遠くはなさそうです。信長全盛のころは、誰に仕えていたんでしょうね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2013/03/26 09:19
六角氏に仕えていて、織田と戦った後、織田に仕え、豊臣に仕えた後、徳川に・・・・
名前の通り浮気で世渡り上手だったようですね(^_^.)
ねこのひげ
2013/03/27 16:26
コメントをありがとうございます。

 織田→豊臣→徳川と権力者を渡り歩いたわけですね。いろいろご苦労なさったのかも。
(^^;)

※Biglobeからのメールを見たときに、うっかり「掲載停止」をクリックしてしまいました。慌てて本文を複写してコメントを復旧しました。当然ながら投稿時間が違っています。お許しあれ。
m(_ _)m
ねこのひげ様<素町人
2013/03/27 16:35

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