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zoom RSS SOSが救難信号として認定された日。それまで使われていた救難信号はどんなもの?

<<   作成日時 : 2012/10/03 07:39   >>

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★歴史★
問題:1906年(明治39年)の今日、10月3日。ドイツのベルリンで万国無線通信会議が開催されていたらしい。主題は駅や道路、公園などの公共の場での携帯電話・タブレットPC等の利用マナーについてらしい。激しく討議がかわされたそうです。もちろん嘘です。
■実際には、この日に緊急用の信号がSOSに決定したそうです。SOSは無線電信でいちばん簡単な信号かもしれません。「トントントンツーツーツートントントン」です。「・・・  - - -  ・・・」。見た目でもわかりやすいですね。信号を発する装置は電鍵(でんけん)と呼ばれます(口絵参照)。想像の中で叩いてみると、なるほど簡単です。
■20世紀初頭に決定した遭難信号ですが、後半には一般の我々にも認知されていました。和洋の流行歌手、ピンクレディやアバの楽曲にSOSが登場するのは、そのあらわれなのでしょう。
■SOSが最初に使われたのは1912年(大正元年)にタイタニック号が遭難したときだという噂を聞いたことがあります。これは厳密にいえば間違いとのこと。「タイタニック号の遭難時には、マルコーニ式電信機を積んだ船の中では初めてSOSが使用された」というのが正しいらしい*1。
■SOSの救難信号は、1909年(明治42年)6月、アゾレス諸島沖で難破したスラボニア号という船から発せられたのが最初らしい。アゾレス諸島はポルトガルの1000kmほど西、大西洋に浮かぶ島々だそうです。スラボニア号は非マルコーニ式の電信機を搭載していたようです。どんな方式なのかはわかりませんでした。
■では本日の問題です。106年前の今日、SOSが国際的な認知を受けるまでに使われていた救難信号はどんなものだったのでしょうか?
[い]QEDと電信で打つ
[ろ]CQDと電信で打つ
[は]TTTと電信で打つ
[に]XXXと電信で打つ
[ほ]3秒に1回、トンと電信で打つ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[ろ]CQDと電信で打つ
説明:WikipediaのSOSの項によれば、「無線通信が実用化された当初の遭難信号はCQDであった。これはマルコーニによって提案され、1904年に採用された」とのこと。
■CQは「ねぇ、みんな」という意味があるようです。「CQ ham radio」というアマチュア無線の愛好者向けの雑誌がありますね。堅く言えば、「通信可能の範囲内にある全ての無線局を一括して呼び出す、あるいはそれらに対する通報を同時に送信しようとするときに用いられる略符号」とのこと*2。
■Dは「distress」の意味らしい。学校では苦悩とか苦痛とか習ったような気がしますが、難破という意味もあるようです。CQDと続ければ、「Come quick, distress」の略になるとWikipediaにはありました。ちなみにSOSは「Save our souls」とか「Save our ship」などの略になっています。まぁ、覚え方なんでしょうけど。
■CQDのモールス符号は、「−・−・ −−・− −・・」だそうです。SOSに比べると、覚えにくいかもしれません。
■なお、ベルリンの会議では、最初はドイツ案のSOEが通りそうだったらしい。ホームでの戦いですから有利だったのかな。他にはアメリカ案NDとかイギリス案CQDが候補だったらしい。
■SOEの最後のEは「トン」だけであり、聞き逃しそうです。「トントントン」と入れ替えた改良案、SOSが採択されたとのこと。
■なお、負けず嫌いのイギリス国の通信士たちはCQDを長く併用していたらしい。CQDが初めて現場で実用になったのは、1909年(明治42年)1月に船の衝突があったときだそうです。、「−・−・ −−・− −・・」の信号が発せられ、1500人以上が救われたとのこと。
■タイタニック号が沈没するときにはSOSとCQDの両方が発信されたようです。タイタニック号もイギリスの船なので、最後までイギリス流でとおしたんでしょうね。
■なお、他の選択肢、TTTやXXXは実際に利用される可能性のある信号だそうです。どちらもSOSよりは余裕のある場面で使われるらしい。詳しくはWikipediaのSOSの項をごらんください*1。
■QEDはご存じのとおり、算数で使われるQ.E.D.です。「quod erat demonstrandum」の頭文字だそうです。以上で証明終わりの意味ですね。
◆参考*1:HP「SOS - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOS
◇*2HP「CQ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/CQ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
SOSにも種類があるのは知りませんでした。
余裕がある救助要請のときはのんびり行くんですかね?

じいさんが電気屋をやっていたので、小学生の時、有り合わせの部品で送信機を作ってもらったことがありますよ。
ただし、受信機は高いので作ってもらえませんでした。
トトンツーとやって遊んでました。
偶然に受信した人は、?マークいっぱいだったでしょうね。
ねこのひげ
2012/10/04 06:18
コメントをありがとうございます。

 送信機で遊ぶ子供というのも、なかなか凄いですね。技術立国日本の子供らしいな。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2012/10/04 07:12

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