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zoom RSS レア/モア/エミュ/ヒクイドリ/ディアトリマに共通する属性ってなに?

<<   作成日時 : 2012/08/24 10:12   >>

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★科学★
問題:鳥はお好きですか。焼き鳥は大好きだけれど、生きている鳥にはそんなに関心がない? う〜ん、共感できますね。
■ニワトリの肉では笹身(ささみ)や胸肉などよりも腿(もも)肉が好物です。脂があるせいなのかな。おかげで今回の血液検査でも中性脂肪の値が高いと褒められました。いずれ血管の障害であの世に行くことになるのでしょう。ニワトリの腿肉や豚のロース、牛の三枚肉の祟りかな。思えばずいぶん喰ってきたわけです。祟られても文句がいえません。
■本日は、食べてもあまりうまくなさそうな鳥たちのお話です。次の5種類の鳥に共通する属性とはなんでしょうか?
[い]レア
[ろ]モア
[は]エミュ
[に]ヒクイドリ
[ほ]ディアトリマ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:飛べない鳥である
説明:ヒクイドリとエミュはときどき耳にしますね。でもレアは稀だし、モアはもっと稀だし、ディアトリマにいたっては、初耳です。
■[に]のヒクイドリはダチョウ目ヒクイドリ科の飛べない鳥だそうです。足と首の短いダチョウといった姿です。インドネシアやニューギニア、オーストラリアなどに棲んでいるらしい。胴体は真っ黒な毛に掩われているものの、首から上は鮮やかな水色、喉から赤い肉垂れがたれています。この赤さが火を喰っているという想像を生み、名前の由来になったらしい。なかなか美しい鳥です。江戸時代の初め頃には日本にやってきて幕府に献上されたらしい。このとき駝鳥という名前で扱われていた記録があるそうです。でもスケッチを見ると明らかにヒクイドリですね*1*2。体重はメスの場合最大で85kgにもなるらしい。飛べない鳥はおおむねノミの夫婦だそうですが、ヒクイドリもその例に漏れないらしい。
▼ヒクイドリ(Wikipediaより*2)
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■[は]のエミュはエミューと伸ばす表記もあるようです。オーストラリアにすむダチョウ目の鳥とのこと。胴体が簑(みの)のようにベージュ色でボサボサしています。首から上は真っ黒で、あまり色彩感覚があるとは思えません。オーストラリアの国鳥なんだそうです。格好良さには欠ける。でも、駆けると速いらしい。体重は40〜60kgぐらいあるとのこと。
▼エミュー(Wikipediaより*3)
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■[い]のレアは南米に生息する陸鳥だそうです。体高は1.5〜2mぐらい。体重は30kgぐらいらしい。やはりダチョウとおなじで走るのが速いようです。[ろ]のモアは、ジャイアント・モアとも呼ばれます。ニュージーランドにかつて生息していた大きな鳥だそうです。体高が3mにもなるとのこと。18世紀なかばにマオリ族による乱獲などが原因となり、絶滅してしまったらしい。
▼レア(Wikipediaより*4)
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▼モアの復元模型(Wikipediaより*5。上の猛禽類風のはモアとは無関係らしい)
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■[ほ]のディアトリマも絶滅してしまった鳥です。怪鳥とか恐鳥などと呼ばれています。肉食系で2足歩行する鳥だったようです。
■約6500万年前、ユカタン半島に大きな隕石が落下し、その影響で気候変動が起きたとき、大きな身体を維持できるだけの餌がなくなり、草食系の恐竜がまず絶滅し、肉食系もあとを追ったと聞きます。ティラノサウルスに代表される動物界のヤクザたちが絶滅したあと、食物連鎖の頂点に立ったのが水辺ではワニ、陸上ではディアトリマだったらしい。
■当時の哺乳類は小型でした。餌が少なくて済みますので多少の飢えはともかく、ユカタン事件以後も生き延びることには成功します。でも以前は動きの鈍い恐竜の目をかいくぐればよかったのですが、ディアトリマは体高2m前後であまり鈍くはありません。生存競争の厳しさは、結局変わらなかったようです。ディアトリマは大きな頭、強いアゴを持っていたようです*6。われらの遠い遠い先祖たちもだいぶ連中に喰われてしまったのでしょう。
▼ディアトリマ(Wikipediaより*6。骨格だけ)
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■飛べない鳥の仲間には、もちろんダチョウもいますし、キーウィというのもいます。キーウィだけは体重が3kgぐらいですが、他の連中はおおむね体重がありすぎます。オオハクチョウは体重15kgで水面を足で蹴りながら10mぐらい助走して初めて身体をふわりと浮かすことができます。ダチョウはその9倍、135kgなんてのがいるそうです。体高はディアトリマを越えて2.3mにもなるらしい。飛ぶことを諦め、走ることで生存競争に勝とうとしているようです。
■なお、飛ぶことを諦めた鳥は、翼を動かす胸などの肉が衰えるらしい。かわりに腿肉が発達するそうです。ダチョウの腿肉もやっぱり旨いのかな。
◆参考*1:書籍「舶来鳥獣図誌」初版42〜43頁、磯野直秀/内田康夫解説、ISBN4-89694-735-5、八坂書房
◇*2HP「ヒクイドリ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AA
◇*3HP「エミュー - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC
◇*4HP「レア (鳥類) - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A2_(%E9%B3%A5%E9%A1%9E)
◇*5HP「モア - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%A2
◇*6HP「ディアトリマ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9E
◇*7HP「ダチョウ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E7%A7%91
◇*8HP「キーウィ (鳥) - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3_(%E9%B3%A5)

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コメント(4件)

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>中性脂肪の値が高いと褒められました
俺ちゃんも中性脂肪の値が高いということで、そのためのお薬を飲むようになりまして、クリニックの会計さんからは褒められそうなんですけども、日赤の献血センターさんからは叱咤激励されそうです(当日の三日以内に服薬中だと献血できないからですね)
鶏は皮やねぎまの塩焼き・タレ焼き、レバーやハツや砂肝の塩焼き、豚ですとカシラの塩焼き、白モツのタレ焼き・・・
俺ちゃん何を書き始めたんだか、とにかく、ご同慶の至りかと・・・ちがうか
ロング
2012/08/24 22:56
ヒクイドリは、鳥類のなかでは、もっとも危険で、動く物を襲う習性があるそうです。先日も千葉県で飼っているお宅から逃げ出して大騒ぎになりました。
ダチョウ牧場というのもあり、ダチョウの肉や玉子を食べさせてくれるそうですが・・・・いささか値段が高いので、いまだに挑戦しておりませんです。
ねこのひげ
2012/08/25 04:25
コメントをありがとうございます。

 同病相憐れんでいただき、恐縮です。

 ホントに恐いのは短命ではなく、無意味な長寿です。

 …などと自分に言い聞かせ、昨晩もアブラギッタ豚の角煮を200g以上食べてしまいました。
 きっと平均寿命には届かないのでしょうが、それまでに旨いものをたくさん食べていれば、後悔も少ないはず。
そうでもないのかな。
(^^;) 
ロング様<素町人
2012/08/25 09:27
コメントをありがとうございます。

 ヒクイドリが獰猛な鳥とは知りませんでした。
 千葉で逃亡事件があったとのこと。
 あんな目立つ格好で路上を歩いていたら、びっくりしますね。思わず近寄ったりすると危険なのかな。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2012/08/25 09:34

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