●●●●●★歴史★●
問題:大隈重信(おおくま しげのぶ)は、ご存じのとおり、早稲田大学の創立者であり、政治家としては2度の首相を経験した明治教育界・政界の重鎮です。
■天保(てんぽう)9年2月16日(1838年3月11日)、佐賀藩で300石の禄を得ていた上士の家に生まれたそうです。明治維新のころは30歳前後。体力もあり経験も身につ…
●●●●★科学★●●
問題:若いかたはご存じないかもしれませんが、年配の者どうしの会話では、しばしば脳ドックという言葉がでてきます。人間ドックはおもに五臓六腑の調子を調べますが、脳ドックは脳みそを検査するものらしい。
■昭和63年(1988年)に札幌の病院が始めたのが嚆矢(こうし、初め)とされています。日本では多くのかたが受検してい…
●●●★日本語★●●●
問題:歌舞伎の演目は、なかなか面白い読みになっています。「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」は有名ですね。「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」もよく知られています。このふたつは歌舞伎に関心のないかたでも読めるかもしれません。「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の場合は、「鑑」を「か…
●●●●●★歴史★●
問題:人間にはミトコンドリア・イブと呼ばれる共通祖先がいるそうです。12万年~20万年ぐらい前にアフリカに住んでいたはずの女性だそうです。現在の全人類はすべてこの女性の血縁らしい。
■ホントに「人類はみな兄弟(姉妹)」だったわけですね。そのわりには互いに殺し合うことが絶えません。まぁ、兄弟は他人の始まりです。キ…
●●●●★科学★●●
問題:何かが動くとき、変化するとき、エネルギーが必要です。たとえば水を運搬するにはエネルギーが必要です。水の温度が変化するときにも、エネルギーが与えられり奪われたりしているわけですね。
■標準大気圧のとき、水1mlの温度を1度C上げるのに必要なエネルギーは1calぐらいだそうです。500mlの水を20度Cから沸…
●●●★日本語★●●●
問題:意地悪な出題者としてはたまにやりたくなります。誰が使うのかわからないほどむずかしい四字熟語の読みかたクイズです。
■まずは練習問題。「豁然大悟」は「カツゼンタイゴ」と読みます。「豁然」は、「視野が大きく開けるさま」だそうです。森の中の道を通って海岸に出た感じかな。今様にいえば雲の中を抜けた飛行機でしょう…
●●●●●★歴史★●
問題:時代劇を観ていると、主君のあとを小姓がついて歩いています。殿様は小刀を腰に帯びています。小姓は右手1本で殿様の大刀を持っています。
■小姓は力持ちなのかなと思うとそうでもないようです。どんなに重い日本刀でも鞘に納まった重量は1.5kgまでらしい。ふつうは1kg前後のようです。それなら素町人でも片手で持てま…
●●●●★科学★●●
問題:ピカピカに磨き上げられた、見た目には傷ひとつないガラス板を準備します。5種類の材質でできたおなじ大きさの球を準備します。ガラス・硬質プラスチック・鉄・金・アルミの球です。こちらもピカピカに磨き上げておきます。
■球をガラス板の上にころがします。いくらピカピカに磨きあげたといっても音はします。ゴロゴロとはい…
●●●★日本語★●●●
問題:本日は慣用表現の間違い探しです。まずは練習問題です。「手の平を返すような課長の言動は部下を呆気にとらせた」。この文章の誤りはどこにあるでしょうか。
■「呆気にとらせた」だそうです。「呆気にとられる」と受け身の形でよく使われる「呆気」です。でも、「とらせる」という使役の形では使わないらしい。たしかに「呆気…
●●●●●★歴史★●
問題:小学校のとき、歴史を習い始めます。最初のころ疑問に思って心にひっかかったことのひとつは銅鐸の用途ですね。教科書にも曖昧な表現しかなかったような記憶があります。ようするにわかっていなかったのかな。
■中国には銅鈴(どうれい)と呼ばれる楽器らしきものがあるらしい。銅鐸も鐘とおなじような働きをするものかもしれま…
●●●●★科学★●●
問題:19世紀のイギリスの科学者、マイケル・ファラデーという人物は、電気と磁気は妙に仲がいいという事実に気づきました。ジョセフ・ヘンリーという人も、気づいていたらしい。ふたりとも1830年(文政(ぶんせい)13年)前後に電磁誘導という現象を発見したようです。
■電磁誘導とは、「コイルを磁界の中で磁力線を横切るよ…
●●●★日本語★●●●
問題:本日は、よく使われる故事・諺・慣用表現の書き取り問題です。
■練習してみましょう。「堪忍袋の( )が切れる」の括弧内にはなにが入るでしょうか。そうです。「緒」ですね。「緒」には、「糸の末端」という意味があります。また「糸の結び止めるところ」という意味もあるらしい。
■堪忍袋の場合は、単に紐の意味らしい…
●●●●●★歴史★●
問題:1615年6月4日。和暦では慶長20年5月8日、豊臣秀頼(ひでより)は大坂夏の陣に散りました。満21歳10か月ぐらいでしょうか。いまなら就活に奔走する大学4年生ぐらいの年齢ですね。
■学生結婚というわけではありませんが、秀頼にはすでに千姫という正室がいました。徳川秀忠(ひでただ)の娘です。その他に側室も何…
●●●●★科学★●●
問題:現在、知られている限りでは、動物の多くは目を持っています。人間を含む哺乳類では2つの目を持つものが多いようですね。鳥や両生類・爬虫類もまた多くは2つの目を持っています。魚類も2つかな。ひょっとすると脊椎を持っている動物は2つのものが多いのかもしれません。
■もちろん例外もあります。人間でいえば伊達政宗は隻…
●●●★日本語★●●●
問題:@はそもそもは単価記号だったと聞きます。「at the rate of」の意味だったらしい。インターネットの普及以降は場所や所属を示す記号として知られるようになりました。「改札口@新宿駅西口」とか「山田@庶務課」なんて書いたりします。
■もともとは英語の前置詞「at」に相当するラテン語の「ad」をデザイ…
●●●●●★歴史★●
問題:1868年(慶応(けいおう)4年)の2月12日。鳥羽伏見の戦いから江戸に戻っていた徳川慶喜(よしのぶ)は、上野の寛永寺に蟄居します。幕臣のあいだでは、徹底抗戦を叫ぶ者もいて、だんだんきな臭くなってきます。
■武力による抵抗を考えた人たちは、2月23日に上野に集まり、慶喜の警護もかねた彰義隊を結成します。頭…
●●●●★科学★●●
問題:素町人が若かりし頃、昭和40年代にシーモンキーという不思議なペットが販売されていました。生命体であるシーモンキーという小さな動物が、粉になっており、袋詰めにされていました。箱に同梱されているのは、小さな合成樹脂製の水槽と餌だそうです。
■万物の根源は水である。かつてタレスというギリシャの哲学者は言い切った…
●●●★日本語★●●●
問題:漢検準1級程度、かなり難しい漢字・熟語の問題です。
■下の記述のうち、正しいものはどれでしょうか? (正しい記述は無いかもしれないし複数かもしれません)
[い]「横溢」は「見下した態度で指図したり注意したりすること」である
[ろ]「胡粉」は「コフン」と読む
[は]「恰も」は「しかも」と読む
[に…
●●●●●★歴史★●
問題:東ハトというお菓子製造業者から「暴君ハバネロ」というスナック菓子が発売されています。ハバネロはむやみに辛い唐辛子だそうです。口の中で暴れ回る刺激と、暴君ネロをかけた駄洒落で命名したらしい。10年ど前の発売時、暴君ハバネロは発売から8か月ほどで累計出荷数2000万袋を記録したとのこと*2。現在でも売れているよ…
●●●●★科学★●●
問題:理想の接着剤というのは、メチャメチャ強くくっついて絶対に剥がれないやつ。われわれ素人はそう思いがちです。でも接着すれば強く、剥がそうと思うと簡単に剥がせるもの。それが理想の接着剤とのこと。専門家たちは違う思いを抱いているようです。
■すでに「剥がせる接着剤」は登場しているようです。たとえば熱を加えると接着…
●●●★日本語★●●●
問題:久しぶりに漢字なぞなぞです。まずは練習問題から。
■「十とかけて九百九十九ととく」。う~ん、数字は合いませんね。その心は? 「一を足すと千になる」。「一」は「十」の上に引いたようです。「十とかけて黙っている人ととく」。こちらは以前に弊クイズでご紹介しました*2。心は、「申す口がない」だそうです。「十」に…
●●●●●★歴史★●
問題:「十六夜日記(いざよいにっき)」という文学作品があります。文科系のかたはご存じかもしれません。鎌倉時代に阿仏尼(あぶつに)という女性が記した日記だそうです。所領紛争を解決するべく鎌倉に向かう女性の心情その他が綴られているようです。
■そもそも阿仏尼は桓武平氏の流れだそうです。貞応(じょうおう)元年(122…
●●●●★科学★●●
問題:犬の嗅覚はなかなか優れているといわれます。警察犬や麻薬探知犬、あるいは災害救助犬として活躍するのは、鋭敏な嗅覚を活用しているわけですね。
■人間の嗅覚の1000倍~1億倍の鋭さなどと表現されます。幅があるのは臭いの種類によるらしい。関心が無いものの臭いには鈍感であり、あるものの臭いには敏感とのこと*1*2…
●●●★日本語★●●●
問題:本日は漢検3級の問題集に掲載されていた四字熟語についての問題です。なにしろ3級ですからやさしいはずではあります。でも出題者も知らなかった四字熟語なども含まれています。満点解答でなくても恥ずかしくないかも。
■下の説明のうち、正しいものを選んでください。(正しい記述は無いかもしれないし複数かもしれません)…
●●●●●★歴史★●
問題:江戸時代のお話です。弥兵衛店と呼ばれる裏長屋に房吉という人物が引っ越してきました。若い独り者です。近所への挨拶はちゃんとすませました。でもあとは毎日家にこもってコチコチという音を立てています。外へ稼ぎに出る様子はありません。何をしているんだろう。近所の人が戸の隙間から覗くと、背中を向けて何かを叩いています。…
●●●●★科学★●●
問題:1989年(平成元年)、イギリスのデイビッド・ストラチャン博士という人は、子供を対象にした大規模な調査を実施したそうです。その結果により、衛生仮説とよばれる主張を行なったらしい。「衛生的すぎる環境で育つとアレルギー性疾患になりやすくなる」という仮説だそうです。
■「Science」という科学雑誌の2012…