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zoom RSS 太陽の磁場は狂いだしているの?

<<   作成日時 : 2012/05/16 06:45   >>

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★科学★
問題:地球には磁場があるそうです。中心部付近で、熱で熔けた鉄がグルグルと運動しているために磁場が発生するというお話を聞いたことがあります。
■現在の地球の磁場は北極の近辺にS極があり、南極の近辺にはN極があるらしい。素人が見るとNorthとSouthが逆になっているみたいに見えます。でも方位磁石で考えると、北のS極に引きつけられるのはN極であり、南のN極に引きつけられるのはS極とのこと。
■地球の磁場は、数十万年ごとにSとNが入れ替わっているという話があります。前回に磁場が入れ替わったのは70万年ぐらい前といわれます。もうじき入れ替わるのかもしれません。そんなとき、たとえば磁場を感じて飛ぶ方向を決めているといわれる渡り鳥たちは絶滅しちゃうのかな。人間生活にも影響は出るのでしょうか。少なくとも方位磁石は新しいものに買い換える必要があるでしょうね。
■太陽はもっと頻繁に磁場の向きを変えたりするらしい。ところで参考資料*1によれば、最近、太陽の磁場がちょっと変わった動きをしているそうです。それは次のどんな状態になろうとしているのでしょうか?
[い]S極とN極が入れ替わろうとしている
[ろ]南極も北極もN極になろうとしている
[は]南極も北極もS極になろうとしている
[に]南極も北極もほとんど磁場が失われつつある
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ろ]南極も北極もN極になろうとしている
説明:国立天文台と宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部と、アメリカのNASA、イギリスのPPARCが共同開発した太陽観測衛星があります。ひのでという名前だそうです。名前どおり、太陽を観測する使命を負った衛星だそうです。2006年(平成18年)に打ち上げられています。なお、PPARCは日本においては惑星プラズマ・大気研究センター「Planetary Plasma and Atmospheric Research Center」の略称に使われています。イギリスのPPARCについてはよくわかりませんでした。日本とおなじかな。
■太陽は活動の極小期と極大期があるそうです。極大期には黒点が増えます。コロナが明るく輝きます。フレアとよばれる表面での爆発現象が頻繁に見られるようになるらしい。極小期には黒点が減ります。まるでないこともあるらしい。ふつうは11年周期で黒点の増減を繰り返していくそうです。ちなみに今現在の太陽の黒点情報は、参考資料*3で観られるようです。
■黒点の増える時期、極大期には太陽の極域のN極・S極が約半年から1年で急激に反転する現象が知られているそうです。
■2012年5月現在、黒点数は増えつつあります。ただし、直近のサイクルでは11年周期のものが12.6年周期に伸びています。少し異変があるのかな。
■ひのでの観測によれば、前回の極小期、2007年(平成19年)には北極がS極、南極がN極になっていたらしい。いままでの予想では、極大期である2013年ごろに両極域の磁場が反転すると思われていました。ところが、2012年(平成24年)の観測結果では、北極域のみがS極からN極に反転しつつあるそうです。
■つまり南北両方の極がN極になっており、磁力線は赤道付近で向かい合った2つのS極と両極とのあいだに走っていると考えられるらしい。太陽の中心付近にS極が2つあります。反発しあって裂けてしまうのではないか。素人は心配になりますね。
■太陽の分裂については、専門家はあまり心配していないようです。ただし、直近のサイクルが12.6年だったことは注目されているらしい。かつて大きな極小期があり、長期にわたり地球が寒冷化したことがあります。1645年(正保(しょうほう)2年)〜1715年(正徳(しょうとく)5年)にかけて起こったマウンダー極小期というのがあるらしい。また、1790年(寛政(かんせい)2年)〜1820年(文政(ぶんせい)3年)ごろにはダルトン極小期というのがあり、やはり寒冷化したらしい。
■これらの極小期の直前には、サイクルが13年〜14年になっているとのこと。今回の12.6年周期は、ひょっとしたら寒冷化の前触れなのかもしれません。もしホントに寒冷化したら、「不都合な真実」ではなくて「都合のいい真実」がやってくるのかもしれません。その場合、地球の温度を上げるために二酸化炭素はもっと積極的に排出しなければなりません。温室効果を高める必要があります。排出権取引では、いままでは排出するほうが金を出していましたが、逆転する可能性があります。日本は売り手側に回ることになるのかも。ホントにそうなるとラッキーかな。
◆参考*1:雑誌「太陽の北極も南極もN極に?」Newton (ニュートン) 2012年6月号10〜11頁、担当編集者浅見智子、ニュートンプレス
◇*2HP「マウンダー極小期 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E6%A5%B5%E5%B0%8F%E6%9C%9F
◇*3HP「黒点情報 -- 宇宙天気情報センター(NICT) 」
http://swc.nict.go.jp/sunspot/

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
両極が、N極になるというのは読んだことがあります。
寒冷化による大飢饉なんかをもたらした原因だったわけですね。
二酸化炭素をもっと排出しますか(*^。^*)
ねこのひげ
2012/05/17 04:38
コメントをありがとうございます。

 極大期・極小期の周期が長くなっていたことが寒冷化開始の合図だとすれば、二酸化炭素をガンガンだして少しでも温室効果を高める必要があります。京都議定書ってなんだったのということになるわけですね。

 温暖化か寒冷化か。最前線の科学者たちも判断しかねているようです。声高にどちらかを叫ぶ人もいますが、あてになりそうもない人が多い。そもそも議論で決着がつく問題ではありません。声が大きいのは別の意図が疑われます。

 2007年にアメリカの副大統領やIPCCにノーベル平和賞を与えたのは、ひょっとすると単なる早とちりだっかのかもしれませんね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2012/05/17 08:54

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