ゾウの体重を量るのはどうするの?

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★科学★
問題:Wikipediaによれば、現生するゾウの仲間でいちばん小さなマルミミゾウの場合で2.7t(トン)~6tぐらい。アジアゾウはもう少し大きく、アフリカゾウの場合では最大の場合で10tにもなるといいます。体重50kgの美女200人分に相当します。そう考えると少し楽しい。もちろん体重50kgの老婆200人分でもあります。そう考えると…。まっ、なんにせよゾウは重いですね。
■現在であれば、10tの重さを量る秤もあるかもしれません。でもちょっと前までは、そんな体重計は存在しなかったはずです。では、昔はゾウの体重をどのように計っていたのでしょうか?
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:船に乗せて計る
説明:紀元前5000年といいますからいまから7000年も昔の古代エジプトでは、すでに天秤秤(てんびんばかり)が使われていたそうです。片方に対象物、片方に重さのわかっている分銅などを乗せ、つりあった重さで対象物の重量を知るわけですね。
■ゾウが乗っても壊れない筆箱は昭和の後半に出現しました。でも、ゾウをぶら下げてもダイジョーブな天秤棒は、21世紀に入っても開発されていないようです。
■昔の人はゾウの体重計測には船を使ったそうです。ゾウはまず静水上に停泊する船に乗せられます。船は少し沈むでしょう。沈んだところで、水が触れている最上部に目印をつけます。ゾウを降ろしてこんどは石などを乗せていきます。目印まで船が沈んだところで作業は停止。あとは石の重さを天秤秤で量り、合計するとゾウの重さがわかるらしい。
■たいへん簡単ではありますね。現在では、小学校で教わる機会もあるようです。多くのかたが正解されたでしょう。
■この問いを子供たちに投げかけたことがあったようです。多数派が正解を出したらしい。でも、中には変わった回答もいくつか寄せられたとのこと。たとえば、「数人の人に少しずつ食べてもらって、その体重の増えた量を足す」という少しブラックなものもあるらしい。解体して部分の重さの合計を算出するのではないのです。食べてしまうというのですから不思議な発想です。また、「何千年か待てば体重計が発明されるのでそれまで待つ」という気の長い回答もあったようです。
◆参考*1:HP「2011年10月号/羽毛の重さは何グラム? | NGKサイエンスサイト|日本ガイシ」
http://www.ngk.co.jp/site/no170/know.htm
◇*2HP「道徳教材としての「象の重さをはかる話」」(PDFです。ネット上でタイトルで検索すると見られます)

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2012年02月25日 06:19
これは、小学生のころ教科書でみた記憶があります。
アルキメデスの原理の説明で載ってましたね。
金を量ったあと、では象の重さを量るには?とか書いてあったかな?(^^ゞ
ねこのひげ様<素町人
2012年02月25日 07:15
コメントをありがとうございます。

 舟に乗せるはかりかたもなかなかコツが必要になりそうですよね。
 小さい舟だと沈没でしょうし、大きすぎる船だと沈み方が小さすぎて、差がわかりにくいかもしれません。
 もちろん、船は静水の上にいる必要があります。

 ゾウの重さがかかる場所と錘の重さがかかる場所がピタリとあっていないと、船の傾きは変わってしまいます。極端な話、ゾウは舳先(へさき)、錘は艫(とも)に乗せると、目印の線の傾きが異なってしまうと思われます。

 昔の人は、この方法で正確な測定結果が得られたのかどうか。だいぶ誤差があったのではと勝手に憶測してしまいます。
(^^;)
sadakun_d
2012年05月21日 08:30
今は獣医療の体重計(10トン)があるようで

疑問だけど、紀元前にゾウさんの体重を知ってなにに使ったんでしょうかね
sadakun_d様<素町人
2012年05月21日 15:49
コメントをありがとうございます。

 きっと象をダイエットさせたかったんでしょう。「おまえ重すぎるよ」というのを数字でつきつけたかったとか。
(^^;)
くにちゃん
2014年09月18日 15:09
中国の検証番組で放送されていたのですが、3120㎏の象を2734.5㎏とこの方法で計算されてましたので385㎏の誤差が出ました。揺れにより目印を正確に記すのが困難なのと石を計る際にも多少の誤差が積み重なり1割以上の誤差が生じたものと思われます。
くにちゃん様<素町人
2014年09月18日 15:51
コメントをありがとうございます。

 情報をありがとうございます。
 10%以上の誤差が出たようですね。船による計測方法で得られた数字はちょっと危ないのかな。

 またまた勝手な憶測です。
 ひょっとしたら象を乗せる台を作りたかったのかもしれませんね。広場などに置く。遠くの人からも見えるようにする。
 支配者が自分の権威を演出するために、人々の耳目を集める道具に使った…のかも。

 台の信頼性を試験するべく2700kg余りの石を載せてみたら大丈夫でした。ところが本番で3100kgの象が乗り、しかも動いてしまいます。
 台はメリメリと壊れ、象も負傷してしまい、演出は逆効果。企画を台無しにされた支配者は、台の設計者を処刑し、ついでに「象は死刑」。
 別役実氏の御本の題名からの妄想でした。失礼しました。
(^^;)

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