電気ウナギも計画停電するの?

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★科学★
問題:電気ウナギは南米のアマゾン川、オリノコ川などに棲む発電するウナギだそうです。オリノコ川はアマゾンの北側、ベネズエラやコロンビアなどを流れる大きな川らしい。
■電気ウナギは600Vから800Vほどの電圧を生み出せるそうです。とはいえ、電圧はいくら高くてもそれだけでは武器にはなりません。冬に服がこすれて静電気が発生するときには、数千Vぐらいにはなっているそうです。流れる電流が少ないので、音がしたり、ちょっとチクッとする程度の刺激にしかならないと聞きます。
■電気ウナギの場合、電流は1A(アンペア)ぐらいとのこと。単純に計算すると600W~800Wの電力なのかな。ときにはワニをも感電させるようです。電気ウナギの上に乗り上げてしまったワニが痺れている場面をテレビで観ることがあります。死にはしませんが、ワニは文字通り這々の体(ほうほうのてい)で逃げ出していきます。
■川を渡る人や馬が踏んづけて感電することもあるらしい。運の悪い人は、心臓麻痺などを起こし、死ぬこともあるそうです。多くの人はビックリするぐらいですむのかな。
■電気ウナギは、現地では食用にされるそうです。では、ビリビリする連中を捕獲するときには、どのようにするのでしょうか? 次のなかから正しい記述を選んでください。(正解は複数かも)
[い]年寄りの電気ウナギや♀の電気ウナギは発電力が弱いので、おもにこうした連中を捕獲する
[ろ]生きている電気ウナギを捕獲対象の電気ウナギのそばに放り込む。仲間同士では感電させないので、手づかみにできる
[は]電気ウナギは太陽が昇るころから朝9時ごろまでは計画停電で発電しないので、この時間帯に漁をする
[に]川の底にアース棒を刺し、棒と電線でつないだ金属箔の服、手袋でつかむ。電気は地面に逃げていくので感電しない
[ほ]電気ウナギのいる近辺をやたらと棒で叩く。電気ウナギが放電したあとで手づかみする
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ほ]電気ウナギのいる近辺をやたらと棒で叩く。電気ウナギが放電したあとで手づかみする
説明:[は]の計画停電説がいちばん面白いのですが、残念ながらそういう話は見つかりませんでした。
■発電するときには、発電器官を働かせます。筋肉の細胞が変化した発電板という細胞が発電器官になっているそうです。数千個の発電板が並んでいるらしい。体長の4/5ぐらいまでが発電器官だそうです。
■発電板1つにつき0.15Vぐらいの電圧差がつくれるそうです。全部で600~800Vになるわけですね。直流電源の直列ってやつなのかな。電気ウナギは頭がプラス、尾がマイナスになるそうです。電気ナマズは逆らしい。
■発電するのは筋肉を動かすのとおなじように神経からの指令を受けてATPを消費するとのこと。ATPはアデノシン三リン酸と呼ばれる物質で、「生体のエネルギー通貨」とも呼ばれているそうです。運動するときはATPを消費し、その分のエネルギーを生むらしい。
■疲労していたり、年老いたりしている個体ではうまく発電できない場合があるらしい。性差はあまり関係がなさそうです。元気のいい個体でも、水面をバンバン叩かれてあわてふためき、めったやたらと発電してしまうとだんだん疲れてきます。発電力が弱まったところで捕獲するようですね。
◆参考*1:HP「デンキウナギ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE
◇*2HP「オリノコ川 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%82%B3%E5%B7%9D
◇*3HP「アデノシン三リン酸 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%87%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%B3%E4%B8%89%E3%83%AA%E3%83%B3%E9%85%B8

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2011年11月16日 07:33
名前の知らないお笑い芸人が、アマゾンまで行かされて、[ほ]の方法で、電気うなぎを捕まえるのをテレビの番組でやっておりました。
何回もシビレタといっては大騒ぎしたあげく、棒でつついて放電させて弱ったところを捕まえてましたが、ゴム長とかゴム手袋をしていても感電するようで、「しびれるじゃあないか!」と怒ってましたよ。
ねこのひげ様<素町人
2011年11月16日 21:54
コメントをありがとうございます。

 無名の芸人氏たちもたいへんですね。わざわざ地球の裏側まで行って電気ウナギの捕獲とはご苦労様です。
 一般のゴム長やゴム手袋でも、条件が良ければ、直流800ボルトぐらいの電圧については防いでくれる可能性もあるでしょう。

 ネットで調べると、薄手の低電圧(数百ボルト)作業用ゴム手袋などの場合でも、3000ボルトぐらいの電圧で試験し、合格しているそうです。

 芸人さんたちの手袋やゴム長は、ひょっとしたら水が入ってしまったのかもしれません。汗で濡れていたかな。あるいは番組を盛り上げるために、ディレクタがわざと穴を開けていたりして。
(^^;)

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