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zoom RSS 漢字なぞなぞ。「可」とかけて「道ばたの人だかり」ととく。その心は?

<<   作成日時 : 2011/09/08 08:02   >>

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★日本語★
問題:久しぶりに漢字なぞなぞです。
■まずは文学の香り高く和歌をご紹介します。「寒ければ 山より下を 飛ぶ雁に 物うちになう 人ぞ恋しき」。例によってこの一首はある漢字を示しているそうです。答えは「炭」です。
■「山」+「厂」+「荷物」+「人」と分解したらしい。「厂」は「雁垂れ(がんだれ)」ですね。人が荷物をかついでいる=になっている姿が「火」だそうです。「うち」は接頭語です。「打ち上げ」、「打ち明ける」、「打ち勝つ」、「打ち入る」などで使われますね。「内祝い」とか「裲襠(うちかけ)」は違うようです。
■練習が終わったところで本番です。次の漢字なぞなぞの心をあててください。
[い]可とかけて道ばたの人だかりととく。その心は?
[ろ]丘とかけて別当ととく。その心は?
[は]金とかけてガラス板ととく。その心は?
[に]士とかけて商売ととく。その心は?
[ほ]工とかけて仇討ちの助太刀ととく。その心は?
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)


















★日本語★
正解:各項目を参照してください
説明:[い]可とかけて道ばたの人だかりととく。その心は人が立って何々
■「人」は人偏ですね。人だかりができていると、「何なの?」と覗いてみたくなるものです。
□「可とかけて旱(ひでり)ととく」というのもあります。心は、河に水がない。こちらもわりとよくできていますね。
[ろ]丘とかけて別当ととく。その心は馬に付いて駈ける
■「区」とかけてもいいのでしょうか。「駆ける」になります。
□別当は、もともとは「本官のある者が別の役を兼ねて当たる」という意味だったそうです。いちばん最近の例では菅政権において柳田という法務大臣が国会軽視発言でクビになったとき、仙石という官房長官が兼務しました。これも別当なのかな。
□検非違使(けびいし、警察)の長官とか侍所(さむらいどころ)の長官なども別当と呼ばれました。身分や給与の高い人ばかりではなく、低位の馬丁(ばてい)も別当と呼ばれたそうです。馬丁とは馬の世話をしたり手綱を引いて歩く人のことらしい。走ることもあったようですね。
□落語「粗忽の使者」にも馬丁である別当が登場します。主人公の粗忽な侍に弁当と呼ばれたりしています。
[は]金とかけてガラス板ととく。その心は鏡のかたわれ
■「かたわれ」は、「2つで対になっているものの一方」という意味があります。3つ以上のなかの1つの要素という意味もあります。たとえば「仲間の1人」という意味などで使われます。「暴走族のかたわれ」などと使います。
□大昔の鏡は、水に写す水鏡か銅を磨いた銅鏡ですね。のちにガラス板と金属で成り立つ鏡もできたようです。最近では金属は蒸着させているらしい。ガラス板のかわりに合成樹脂が使われることもあるようです。
[に]士とかけて商法ととく。その心は買い付けて売る
■「買い」は、「介」です。上に「士」、下に「介」で「売」という字になるというお話のようです。
□「商法」は六法の1つとされる法律ではありません。「士族の商法」というときのもので、商売のやりかたというほどの意味だそうです。
[ほ]工とかけて仇討ちの助太刀ととく。その心は力を付けて功
■「助力して戦功を立てる」わけですね。鍵屋の辻の決闘における荒木又右衛門のような立場らしい。伝説では36人斬りとされていますが、実際には敵の主力2人を斬り殺しただけだそうです。仇討ちは成功したのですから、それはそれで立派な「功」ではありますが。
◆参考*1:書籍「ことば遊び辞典」鈴木棠三(とうぞう)編、東京堂出版
◇*2HP「剣豪荒木又右衛門の命日。いっぺんに36人もの敵を切り倒したの?」
http://blog.q-q.jp/200910/article_4.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
漢字のなぞなぞおもしろいですね♪
和歌で思い出しましたが『秋茄子を嫁に食わすな』の語源になった和歌があるそうで。
『秋なすび早酒の粕につきまぜて棚におくとも嫁に食わすな』という和歌ですが、このときの嫁は、人間の嫁ではなくネズミのことだそうです。
ネズミのことを『嫁の君』と呼ぶ習わしがあったそうで、和歌に詠むときに、7文字にするために『嫁の君』を『嫁』と略したために誤解されるようになったとか・・・
『秋茄子が体を冷やすから』とかいう逸話よりよほどか根拠がありそうですね。
ねこのひげ
2011/09/09 05:21
コメントをありがとうございます。

 お褒めにあずかり恐縮です。
m(_ _)m

 秋茄子は嫁に食わすなといいますが、舌の鈍い者には、夏の茄子も秋の茄子もおなじぐらいに旨く感じます。滋養分も毒素も夏と秋で変わらないのではないかと勝手に思ってしまいます。なぜ季節限定なのでしょうね。
(^^;)
ねこのひげ様<素町人
2011/09/09 11:09

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