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zoom RSS 漢検準1級程度の漢字の表外の読み。「敵は意外に強か」の「強か」はなんと読むの?

<<   作成日時 : 2011/05/16 06:47   >>

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★日本語★
問題:本日は、社会人としては知っておいたほうがいい漢検準1級程度の漢字です。
■漢字としては簡単ですが、表外の読みを取り上げましたので少し難しくなっているかも。ご存じのように常用漢字表に掲載されていない読みが表外の読みです。昔からの慣用の読みです。昭和以前の小説などにはよく登場する読みですね。
■ではさっそく。次の漢字の読みはなんでしょうか? 
[い]「敵は意外に強か」の「強か」
[ろ]「本番を前にして気が逸る」の「逸る」
[は]「力を角べる」の「角べる」
[に]「提琴を楽でる」の「楽でる」
[ほ]「勉学に勤しむ」の「勤しむ」
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)



























★日本語★
正解:各項目を参照してください
説明:[い]「敵は意外に強か」の「強か」はしたた(か)と読む
■「強か」は、「粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま」だそうです。「しぶとい」といいかえられるらしい。例文の意味はこれかな。
□また、「強く、しっかりしている」とか、「強く勇猛なさま」という意味もあります。さらに、「程度がはなはだしい」とか「分量がたいへん多い」という意味もあるそうです。そういえば、「いやあ昨晩は痛飲したね。久しぶりにしたたか飲んだ」なんていいますね。
□「強」という漢字は、常用漢字表では、「キョウ、ゴウ、つよ(い)、つよ(まる)、つよ(める)、し(いる)」という音読み・訓読みがありました。表外の読みとしては、「したた(か)」の他に、「つと(める)、こわ(い)」があるそうです。
[ろ]「本番を前にして気が逸る」の「逸る」ははや(る)と読む
■「逸る」は、「あせる」という意味と「勇み立つ」という意味があるそうです。例文は、おそらく「勇み立つ」ほうなんでしょうね。「血気に逸った青年将校たち」なんてのも「勇み立つ」ほうなのかな。
□「逸」という漢字は、常用漢字表では、「イツ」という音読みだけです。「逸材(イツザイ)」、「逸品(イッピン)」、「逸失(イッシツ)」などの熟語をつくります。
□表外の読みとしては、「はや(る)」のほかに、「はし(る)、うしな(う)、そ(れる)、そ(らす)、すぐ(れる)」などの読みがあるそうです。
[は]「力を角べる」の「角べる」はくら(べる)と読む
■「角べる」は、「比べる、較べる、競べる」などとおなじ読みです。もともとは角を突き合わせて争うという意味もあるそうです。クワガタ同士で戦わせるときには、どちらが強いかを角べていることになるのかな。
□相撲(すもう)は角力とも漢字表記します。力くらべのことだったんですね。田中角栄(かくえい)という首相がいました。権力を悪用して私腹を肥やし、犯罪者として人生を終えたそうです。就任当初は今太閤なんて呼ばれて絶大な人気があったのに。この人は目白に御殿を建て、「栄華くらべ」をしたので角栄と呼ばれました。嘘です。
□「角」という漢字は、常用漢字表では、「カク、かど、つの」という音読み・訓読みがありました。漢和辞書「字通」では、「カク、ロク、つの、かど、すみ、あらそう」という字音・字訓があります。「角度(カクド)」、「角逐(カクチク)」といった熟語をつくります。
□表外の読みとしては、「くら(べる)」のほかには、「すみ」があるだけのようです。「角度」という熟語は「すみ」という意味から来ているようです。
[に]「提琴を楽でる」の「楽でる」はかな(でる)と読む
■「楽でる」は、「奏でる」とおなじ読みです。楽器を演奏することです。提琴(テイキン)はバイオリンのことだそうです。
□「楽」という漢字は、常用漢字表では、「ガク、ラク、たの(しい)、たの(しむ)」などの音読み・訓読みがありました。漢和辞書「字通」によれば、「ガク、ラク、リョウ、ゴウ、おんがく、たのしむ、ねがう」という字音・字訓があります。
□古い字体では「樂」と書きます。象形文字で、「柄のある手鈴の形」だそうです。口絵にあるのが大昔の「楽」という字だそうです。妙に楽しい形の文字ですね。
[ほ]「勉学に勤しむ」の「勤しむ」はいそ(しむ)と読む
■「勤しむ」は、「熱心につとめ励む。精を出す」という意味です。たいていは勉学とか研究とか修行など、ちょっと辛いけど見返りもあるような行為に勤しみます。パチンコや競馬などの娯楽、ナンパや合コンなどの異性目的の行為の場合は、勤しむという表現はなじまないようです。
□「勤」という漢字は、常用漢字表では、「キン、ゴン、つと(める)、つと(まる)」という音読み・訓読みがありました。漢和辞書「字通」では、「キン、ゴン、つとめる、いそしむ」という字音・字訓があります。
□「勤勉(キンベン)」、「勤務(キンム)」、「勤労(キンロウ)」などの熟語をつくります。「精勤賞」なんてのもありましたね。病弱というわけでもなかったのですが、学校時代にはただの1度も精勤賞・皆勤賞を貰えませんでした。たいてい年に何回か大寝坊して遅刻していましたね。
◆参考:書籍「本試験型 漢字検定準1級試験問題集09年版」成美堂出版編集部編、成美堂出版
◇辞書「字通」白川静、平凡社
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞林

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内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
「漢字検定2級 問題集 絶対合格サイト」管理人です。
当サイトは漢検2級情報や予想問題を掲載するサイトです。
突然のメール失礼致します。
ブログを拝見しまして大変勉強になりました。
そこでご提案なのですが当サイトと相互リンクを貼りませんか?
より多くのユーザーにサイトを見てもらえると思います。
ご検討宜しくお願いします。
http://kanken2kyu.jimdo.com/
漢検2級問題集絶対合格サイト管理人
2011/05/22 05:38
コメントをありがとうございます。

相互リンクの件、了解しました。
こちらには
http://kanken2kyu.jimdo.com/
を張っておきます。
そちらにも
http://blog.q-q.jp/
を張ってください。
(^^;)
漢検2級問題集絶対合格サイト管理人様<素...
2011/05/24 07:48

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