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zoom RSS 「ひょうろくだま」という不思議な言葉の語源となった動物ってなんなの?

<<   作成日時 : 2011/03/24 07:01   >>

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★日本語★
問題:「ひょうろくだま」という言葉をご存じでしょうか。時代劇では、「この、ひょうろくだまが!」などと人を罵る場面を見かけます。現代劇で見られるとすればヤクザの台詞かな。子供が対象のアニメでは、あまり聞かれない台詞です。少し古く、少し下品な言葉のようです。
■「のろのろして間抜けな男」が「ひょうろくだま!」という罵声の対象だそうです。役に立たない人物、おもに手下・部下など、目下(めした)の者が浴びる叱声です。
■もともとはある動物の仕草、様子から生まれた言葉とのこと。では、その動物とは次のどれでしょうか?
[い]犬
[ろ]猫
[は]馬
[に]亀
[ほ]鳥
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[に]亀
説明:「ひょうろくだま」は、漢字の表記では「表六玉」だそうです。言い伝えとして「賢い亀は六を隠す、愚かな亀は六を表す」という言葉があるようです。亀の甲羅を上から眺めると、頭と尻尾、4本の手足で合計6つの可動部品が見られます。利口な亀は敵が来れば六つの部品を素早く甲羅の中に隠します。だから無事です。
■馬鹿な亀はいつまでも六つの部品を外に表したままです。捕食者にガブリとやられるかもしれません。六を表したままだから表六。これに悪玉・善玉などと呼ぶ場合の玉という接尾語がくっついて「表六玉」となったそうです。
■反対の言葉として、「蔵六(ぞうろく)」があるそうです。亀の別称としても使われますが、賢さを表すためにも使われるらしい。こちらの場合は「玉」をつけずに使われたようです。
■明治維新の直後に死んだ長州藩の大村益次郎(ますじろう)は、安政(あんせい)2年(1855年)前後に村田蔵六と改名しているそうです。自分で蔵六と称するわけですから、よほど賢いのでしょう。Wikipediaの大村益次郎の項で肖像写真を見ると、異様に頭が大きく見えます*2。中身が詰まっているのかな。
■「玉」は「坊」という接尾語に似て、人物、とくに男性を表すとのこと。たしかに親玉・替え玉・鉄砲玉などは男性に多く使われそうです。でも例外も少なくないな。肝っ玉かあさんは男じゃないし。これは冗談ですが、上玉(じょうだま)といえばやはり女性。また、「あいつもなかなかいい玉だよ」といえばあざけりの言葉として男女無差別に使われるようです。
◆参考*1:書籍「日本人が忘れてはいけない美しい日本の言葉」新書初版56頁、倉島長正著、ISBN4-413-04111-9、青春出版社
◇*2HP「大村益次郎 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%91%E7%9B%8A%E6%AC%A1%E9%83%8E

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