お産の始まりは夜が多いの?

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★科学★
問題:お産にかかる時間は、人によって、また経験によってずいぶん異なるようです。運の悪い人は丸1日以上かかり、最後は帝王切開ということもあると聞きます。メアリー・デッカー・スレーニーという人だったと記憶しますが、アメリカの女子陸上選手は、スタートからゴールまで30分しかかからなかったという噂がありました。1万mの記録ではありません。最後の本格的な陣痛が始まってからオギャーという声を聞くまでの時間だそうです。しかも初産とのこと。凄いな。
■陣痛の長さには個人差によるバラツキが大きいようです。でも、陣痛が始まる時間にはカタヨリがあるそうです。では、次の中で、いちばん多いといわれているのはどの時間帯でしょうか? なお、陣痛には、予兆のような陣痛でいったんおさまるものもあるそうです。ここでは、そのまま分娩に至る最終的な陣痛が始まる時間について考えてください。
[い]明け方、朝日が昇ってから
[ろ]昼、太陽が高くなってから
[は]夕方、夕日が沈むころ
[に]夜、太陽が隠れてから
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[に]夜、太陽が隠れてから
説明:参考資料*1には、「陣痛の始まった時間を調べた統計でも、同様の結果(夜が多いこと)が出ているそうです。日本でもヨーロッパでも、それは同じでした」とありました。
■試みにちょっと調べてみました。たとえば、複数のかたのお産の経験が記された参考資料*2では、開始時間のわかる8人の方のうちすべてが太陽が隠れてからのようです。これに我が家の2名分を加えると、10人中10人という妙に高い数値になります。
■サルも真夜中に陣痛が始まり、朝までに生まれることが多いそうです。敵に襲われる心配が少ないからという推測があるようです。
■哺乳類は恐竜と共存していたジュラ紀・白亜紀のころ、ネズミのような小さな身体で夜中にこっそり昆虫などの餌を漁って生きていたという過去があるそうです。おそらくは昼間にのんびり出産することなどできなかったでしょう。
■6500万年ほど前、ユカタン半島に巨大隕石が落下し、捕食者である恐竜が絶滅したらしい。身体が大きな恐竜たちは最初の天変地異とその後に続く気候変動、それによる餌の不足が致命的だったといわれます。身体が小さく雑食性の哺乳類は食糧不足をかろうじて乗り切り、現在の繁栄へとつながるそうです。現在は新生代と呼ばれるようですが、われわれ哺乳類のDNAには暗い中生代の記憶、ジュラ紀や白亜紀の記憶が刻み込まれているのかもしれませんね。
■人間は他の哺乳類とすこし異なった事情も抱えているらしい。2本足で立ち上がったことで骨盤が発達しました。赤ちゃんの出てくる開口部は狭くなったとのこと。脳が発達しました。で、頭部も大きくなりました。お産の際には、狭い場所を少しずつ進むので分娩時間は長くなりました。夜に陣痛が始まっても、分娩そのものは明るくなってからという事例が少なくないようです。
■なお、酒場の噂話では、陣痛の原因を作るのは案外昼間が多いんだそうです。我が家も1人は昼間だったらしい。お宅さまではいかがですか?
◆参考*1:書籍「頭にやさしい雑学読本3」文庫初版272頁、竹内均(たけうちひとし)編、ISBN4-8379-0943-4、三笠書房
◇*2HP「mama☆彡-ママスタ-」
http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=1700731

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