「平凡だな」と言われ、「神は凡人が好き。だから沢山作っている」と言い返した大統領は誰なの?

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★歴史★
問題:アメリカの大統領についての逸話です。町なかで大きな声で、「平凡な感じの男だな」と声をかけられたそうです。大統領は、「そうだよ。神様は平凡な人がお好きなのだ。だから凡人をたくさんおつくりになったのだよ」と返したらしい。支持率が上がりそうな発言ですね。
■面白い発言がたくさん残されているこの大統領は次の誰でしょうか?
[い]ジョージ・ワシントン
[ろ]エイブラハム・リンカーン
[は]フランクリン・ルーズベルト
[に]ジョン・F・ケネディ
[ほ]リチャード・ニクソン
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★歴史★
正解:[ろ]エイブラハム・リンカーン
説明:アメリカの大統領は、多くの場合、逸話に満ちています。新聞やラジオ・テレビが発達し、ちょっとしたことが誇張されて記録され、購読者数や聴取率・視聴率の増加に利用された歴史があるから、という指摘もあるようです。ひょっとしたら捏造もあるのかな。
■それはともかく、リンカーンも多くの逸話を残している政治家のようです。有名なのは、みんなが自分の祖先を自慢し始めたときに、「私は自分の祖先がどんな者かは知らない。知りたいのは、祖父のことではなく、彼の孫がどういう人になるかだよ」といったお話でしょうか。アメリカ人においては、自分の祖先はメイフラワー号に乗ってやってきたと威張るのがいちばんの家系自慢らしい。
■日本でも家柄を気にする傾向はあります。多くは下級武士の出身だった維新の貢献者たちは、新政府の高官となってから系図を創作し、「源朝臣有朋(みなもとのあそんありとも)」なんて名乗ったらしい。武士ですらなかったという山縣有朋氏のことだそうです*2。
■ある政敵は、リンカーンが貧民層出身であることを馬鹿にしようと思い、「リンカーン氏に出会ったのは、雑貨屋で彼がウイスキーを売っていたときです」と発言したらしい。リンカーン氏は答えていわく、「そのとおりです。私は今ではバーテンを卒業しましたが、彼のほうは今でもウイスキーを毎日買っているようです」。
■リンカーンは、大統領になっても自分のことは自分でする人だったのかもしれません。ある客が、「大統領ともあろうかたがご自分の靴を磨かれるとは!」と驚くと、「そういう君は誰の靴を磨いているんだい?」と返したらしい。
■弁護士だった若いころのお話。寒い冬の晩に一文無しで遠いアパートまで歩いて帰らねばならなかったリンカーン、立派な馬車がやってきたのを見て止めます。見知らぬ紳士に対して、「恐れ入りますが私の外套をスプリングフィールドまで届けていただけませんでしょうか?」と頼みます。紳士が、「届けてもいいけど、それでは君が寒かろう」というと、「ご心配なく。その外套にくるまって行きますので」と答えたらしい。紳士は笑って外套と持ち主を運んでくれたそうです。
■以上は参考資料*1に記されていたお話です。いまのかたにわかりやすくするため、若干の書き換えをしています。なお、本日、11月6日は、ちょうど150年前にリンカーン氏が大統領選挙で当選した日だそうです。満51歳だったらしい。
◆参考*1:書籍「西洋人物こばなし辞典」初版231~233頁、三浦一郎編、ISBN4-490-10218-6、東京堂出版
◇*2HP「明治政界最大の巨星、伊藤博文の誕生日。維新後に名乗った"本名"は源朝臣博文なの?」
http://blog.q-q.jp/201010/article_13.html

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