「空を飛べるはず」の動物はトビヘビ、トビネズミ、トビウサギのうちどれなの?

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★科学★
問題:一部の若者たちの意見によると、ある種の奇跡が胸にあふれているときには、「自由に空も飛べるはず」だそうです。
■この主張が誤っているのか。奇跡が稀なことなのか。屋外で人間が自由に空を飛んでいる姿はなかなか見られません。屋内、とくに映画館の銀幕の上では鑑賞できることもあるようですが。現実主義を標榜する生物学者たちの意見では、道具を使わずに自由に空を飛ぶのは、鳥や昆虫、コウモリぐらいだそうです。
■飛行機やヘリコプターのように自由に飛ぶのは無理としても、グライダーのように滑空することは、ムササビやモモンガでもできます。トビウオもそうかな。その他にも、何種類かハングライダーが趣味という連中はいるようです。では、次の動物たちのうち、実際に存在し、空を滑空できる動物はどれでしょうか?(正解は複数かも)
[い]トビヘビ
[ろ]トビガエル
[は]トビネズミ
[に]トビウサギ
[ほ]トビトカゲ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[い]と[ろ]、[ほ]が正しい
説明:[い]トビヘビ(○)
■トビヘビは東南アジアの密林などに生息するらしい。体長1.2mぐらいになるヘビの一種だそうです。滑空するときは、肋骨を広げ、お腹をへこませます。普通の蛇が太打ちウドンだとすれば、トビヘビはキシメンのように平たくなるらしい。身体を波打たせて空気抵抗を増し、揚力をつけているそうです。参考資料*2に写真があります。
□パラダイストビヘビという種類は、空中を100mも飛んだ記録があるそうです。ホントかな。滑空するだけでそんなに遠くまで行けるものでしょうか。単に暴風雨で吹き飛ばされただけじゃないのかな。ひょっとしたら、ギネスマニアの人が、「ヘビ投げ新記録」に挑戦するために遠くに投げたのかな。
[ろ]トビガエル(○)
■トビガエルも熱帯地方に住んでいるそうです。その一種、ムルトビガエルは、ボルネオの密林が故郷のようです。目撃者の環境保護活動家の話によれば「ヒラヒラと風に舞って飛ぶ」らしい。樹木から樹木へ最大15mも滑空することができるとのこと*2。ふつうのカエルは後足にだけ水かきがついている例が多いらしい。トビガエルは、4本すべての足に水かきがついており、精一杯に広げて空気の抵抗を作り出すとのこと。参考資料*3に写真があります。
[は]トビネズミ(×)
■トビネズミは北アフリカから東アジアにかけて実在する齧歯類(げっしるい)の一種らしい。「トビ」という接頭語がついていますが、滑空するわけではないようです。カンガルーのように2本足で立ち、跳躍するらしい。一跳びで3m程度も跳躍するそうです。体長が4~26cmとのこと。小さい割りにはよく跳ねる点では、昆虫類のノミに似ていますね。参考資料*4に写真があります。
[に]トビウサギ(×)
■トビウサギはサバンナや半砂漠地帯に実在する齧歯類の一種だそうです。体長35~43cmぐらいで尾の長さもおなじぐらいあるとのこと。体重は3~4kgらしい。ネズミの仲間なのに、耳が大きいのでウサギと勘違いされるようです。トビネズミに似て、跳躍力に優れています。2~3mぐらい跳ぶらしい。稲や芋、トウモロコシ、麦などの作物を荒らすこともあるようです*4。塀や柵を設けても跳び越えて侵入するのかな。参考資料*5に写真があります。
[ほ]トビトカゲ(○)
■トビトカゲは名前どおりトカゲの仲間らしい。森林で樹上生活を送るようです。前足と後ろ足のあいだにある肋骨が発達し、皮膚が張られて翼を形成しています。ちょっと見ると、トカゲとガのDNAをつきまぜた動物のように見えます。ちょっと不気味です。2~3mぐらいの高さがあると、15mぐらい先まで滑空するらしい。格好からして、そうなのかなと思わせる不思議な生き物です。参考資料*6に写真があります。
◆参考*1:書籍「図解雑学 動物の不思議」初版94~95頁、成島悦雄(なるしま えつお)監修、ISBN4-8163-4121-8、ナツメ社
◇*2HP「動物 - トビヘビ - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト」(写真有)
http://www.nationalgeographic.co.jp/animals/reptiles/flying-snake.html
◇*3HP「壁紙 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP」(写真有)
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0812/wallpaper/07.shtml
◇*4HP「トビネズミ - Wikipedia」(写真有)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F
◇*5HP「トビウサギ - Wikipedia」(写真有)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%82%AE
◇*6HP「トビトカゲ属 - Wikipedia」(写真有)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%B2

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この記事へのコメント

ねこのひげ
2010年10月01日 09:05
ねこのひげは、この種の自然の驚異みたいなのが大好きなので、ぜんぶテレビの番組で見ましたが、トビヘビは高い木の枝から、他の木の枝に目がけて自分の意思で落下していくかんじですね。S字型に身をくねらせてました。
トビガエルは。両手両足の指を広げて、そのあいだの膜をせいいっぱい広げてました。
トビトカゲが一番おもしろいですね。
横腹から、まさにつばさのように皮膚が突き出てくるんですから。
自然はおもしろいです。(^^♪
ねこのひげ様<素町人
2010年10月01日 21:14
コメントをありがとうございます。

 全部ごらんになっているのは凄いですね。
 素町人も生き物の番組が好きでよく観ていますが、今回のは観ていないのが多い。年のせいで忘れているのかもしれませんけど。
(^^;)

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