蜂蜜1kgを作るのに必要な蜜蜂の数は何匹ぐらいなの?

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★科学★
問題:最近、カナダ産と称する蜂蜜を買いました。クローバーとナタネの花から蜜を集めたものらしい。330g入りで700円ぐらいです。国産品でもないのに高いなと思いましたが、周囲に聞いてみると安いほうらしい。
■ふと、蜂蜜をつくるのにどのぐらいの蜂が必要なのかなと考えてしまいました。たとえば、1kgの蜂蜜を作るのには何匹の蜂がいるのでしょうか?
[い]約50匹
[ろ]約100匹
[は]約200匹
[に]約400匹
[ほ]約800匹
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[ほ]約800匹(?)
説明:参考資料*1によれば、体長2cmほどの蜜蜂が生涯かかって集める蜜の量はスプーン1杯ぐらいだそうです。小匙1杯ならば5mlですから5~6gがせいぜいですね。
■集めた蜜は蔗糖(しょとう)という成分が多いそうです。蜂がもっている消化酵素でブドウ糖と果糖に分解されるらしい。ブドウ糖は吸収がよく、素早くエネルギーに変換されるとのこと。そういえば、病院でブドウ糖の点滴を受けることがありますね。即効性のあるエネルギー補給なのかな。果糖は吸収が比較的遅いらしい。エネルギーが持続するそうです*2。
■消化酵素による変化だけでなく、蜜→蜂蜜になるときには水分が多く蒸発するそうです。で、重さとしては1/4ほどになってしまうらしい。かりに1匹のミツバチが生涯かかって採取するのが5gの蜜だとすると、蜂蜜としては1.25gになってしまうようです。計算上、1000gの蜂蜜は800匹の働きバチの血と汗と涙の結晶ということになるのかな。
■蜜蜂はニホンミツバチとセイヨウミツバチがいるそうです。セイヨウミツバチのほうが蜜が多く採れるらしい。ニホンミツバチの蜂蜜は国産品の中でもとくに高価だそうです。楽天市場では、550gで4500円という製品が紹介されていました。もっと高いものも少なくないらしい。
■普及品の蜂蜜はおおむねセイヨウミツバチだそうです。その働きバチは、越冬期ですと140日ですが、蜜集めの最盛期には15~38日になってしまうようです*1。忙しいと寿命は短いようですね。おなじ働きバチの仲間として、心から同情を寄せてしまいます。
■昨年でしたか、日本で蜜蜂が消えて騒ぎとなっていました。受粉用の蜜蜂が不足し、農家が打撃を受けたと聞きます。アメリカでもおなじ現象が起こっていたらしい。そういえば最近はあまり騒がれません。解決したのでしょうか。環境問題との関連など、むずかしいことはわかりません。ただ、蜂蜜の価格に響くようなので、そっちが心配です。
◆参考*1:HP「ミツバチ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%81
◇*2HP「はちみつのはなし 糖を分解、ミツバチは魔術師」
http://www.38bunbun.com/ohanashi/honey/03.htm

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