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●●●●★科学★●● 問題:体のかたいかたというのは確かにいますね。若い女性なのに前屈しても指先が床につかないという人がいます。最近の子供にも、同様にかたい人がいるそうです。我々が小学生のころには、もう少し柔らかかったような気がするな。 ■参考資料*1によれば、体の柔軟性を決めるのは3つの大きな要素があるとのこと。1つ目は関節の構造です。もちろん基本のしくみは一緒ですが、多少の個人差があるとのこと。まぁ、骨の数まで個人差があるそうです。尾椎と呼ばれる骨は少ない人で3個。多い人は6個もあると聞きます*2。関節を形成している骨の形状に個人差があっても不思議はないんでしょうね。 ■2つ目は「結合組織の特性」らしい。関節の構造を支えたり、関節を動かしたりする組織が結合組織と呼ばれるものとのこと。いわゆる筋肉や腱、靱帯(じんたい)などかな。伸びやすさ、戻りやすさが異なるそうです。年齢や性別、運動量などによって差が出てくるらしい。まぁ年をとっているほうがかたいのでしょうし、男性より女性のほうが柔らかいらしい。 ■3つ目は「神経の制御」だそうです。神経は筋肉や腱に対して必要以上の伸縮をしないように注意しているらしい。「筋肉や腱が動く強さや長さを制限している」とのこと。勝手な憶測ですが、火事場の馬鹿力は、緊急事態なので神経の制御が取っ払われるわけでしょうかね。 ■1つ目の要素については、整形手術でもしないかぎり、改善のしようがありません。2つ目と3つ目の要素は運動によって改善の可能性があるようです。 ■ところで、体を柔らかくするためには、酢を使った料理を食べたり、酢を飲んだりすると効果があるという噂を聞きます。あれは本当なんでしょうか? [い]わずかながらほとんどの人に効果がある [ろ]個人差が大きく、効かない人も多い [は]短期では効果がなく、少なくとも1年以上続けなければならない [に]大量に飲めば可能性はあるが、実際にはむずかしい [ほ]確実な証拠はなにもない (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●★科学★●● 正解:[ほ]確実な証拠はなにもない 説明:酢を使って料理すると肉が柔らかくなるそうですね。そのため、「酢を飲めば体が柔らかくなる」という説があるとのこと。酪農学園大学酪農学部山口太一講師という専門家は、「科学的な根拠はない。また、知るかぎりでは柔軟性を高めると証明された食品はない」と言っているらしい*1。 ■特効薬がないとなれば訓練で柔らかくするしかありません。でも誤った方法ではあまり効果がなかったり、逆効果になることもあるらしい。 ■たとえば膝を曲げないように注意しながら反動をつけて前屈を行なったりしますね。素町人もときどきやっていました。ところがこの運動は筋肉を保護するための緊急安全装置が働いて、筋肉が動く範囲が制限されるとのこと。柔軟性の向上が妨げられるらしい。伸張反射と呼ばれる反応だそうです。たしかにあまり効果はなかったな。 ■ゆっくりと筋肉や腱をのばすと、さらに筋肉をのばそうと神経が指令を出すそうです。これをゴルジ腱反射と呼んでいるらしい。そういえば最近の柔軟体操のDVDなどを見ると、みんなゆっくりやっていますね。 ■なお訓練する際には、1回に30秒ぐらい使い、1日に3回以上やるほうが効果が高いそうです。それも週に3〜5日以上やるといいらしい。柔らかい頭や心を作るのも大変ですが、柔らかい身体を作るのもなかなか大変そうです。 ◆参考*1:雑誌「身近な”?”のQ&A 体の柔軟性」Newton (ニュートン) 2009年 10月号122〜123頁、担当筆者編集福田伊佐央、ニュートンプレス ◇*2HP「生まれたばかりの赤ちゃんは大人より150個も骨が多いってホント? 」 http://blog.q-q.jp/200611/article_83.html ぬけられます→科学雑学クイズ一覧 |
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