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●●●★日本語★●●● 問題:難しい漢字の読みかたクイズです。 ■「顰蹙(ひんしゅく)を買う」という表現があります。「良識に反する言動をして人から嫌われ、さげすまれる」という意味らしい。あの幹事長やあの元横綱のことかな。 ■「顰蹙」で使われる「顰」という漢字の訓読みです。「顔を顰める」、「眉を顰める」はそれぞれなんと読むでしょうか? 次の中から選んでください。 [い]「ひそめる」 [ろ]「しかめる」 [は]「うれえる」 [に]「さげすむ」 [ほ]「つかれる」 (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●★日本語★●●● 正解:[ろ]「(顔を)しかめる」、[い]「(眉を)ひそめる」 説明:「顔をしかめる」は、「痛みや不快のために、まゆのあたりにしわを寄せる」という意味だそうです。で、「眉をひそめる」は、「不快や不満などのために、眉のあたりにしわを寄せる」という意味らしい。どちらもネットの「大辞泉」の定義です。 ■こうして眺めると、顔をしかめるのも眉をひそめるのも意味はほとんどおなじです。漢字ではおなじ「顰める」という表記です。読みかただけはかえるらしい。 ■なお、「顔をひそめる」という表現はないようです。また、「眉をしかめる」も誤りらしい。日本語はなかなかむずかしいですね。 ■なお、「顰蹙」の「蹙」のほうは、「蹙む」と送り仮名をつけて「しじかむ」、「蹙まる」では「しじまる」と読むそうです。「蹙む」は「縮こまる」という意味。「蹙まる」も「縮んで小さくなる」という意味らしい。こちらも、ほとんど違いはありません。 ■余談です。昔、Jリーグのゴールキーパーにシジマールという名選手がいました。連続無失点記録731分というJ1記録は、100312現在も破られていないらしい。シジマール選手は身長が183cm。GKとしては背の高いほうではありません。でも両手を広げた長さは193cmもあるとのこと。ゴールを守るときは、名前とは裏腹な動きを見せたのでしょう。 ■顔の表情にかかわる慣用句をもうひとつ。「まなじりを決する」という言葉があります。ときどきは「まなじりを吊り上げる」と間違えられるそうです。「目を吊り上げる」は使えます。また「眉を吊り上げる」もOKらしい。でも「まなじり」は吊り上げないようです。 ■そもそも「まなじり」は「眦」と書くらしい。「目尻」の意味だそうです。「まなぶた」は「目蓋」であり、「瞼」を意味するとのこと。昔は「目」を「まな」と読んだのかな。 ■目尻を吊り上げるのはどうやるのかな。たしかに、鏡を見ながら目尻を吊り上げようとしても、素人にはなかなかできません。表情筋の訓練を積んでいる役者ならできるのかな。 ■「まなじりを決する」は「大きく目を見開く」という意味だそうです。「まなじりを裂く」ともいうらしい。怒りなどで目を一杯に開くことだそうです。このとき、髪の毛は逆立ち、目は血走っているのでしょうね。 ◆参考*1:書籍「勘違いことばの辞典」初版87頁、西谷裕子編、ISBN4-490-10701-3、東京堂出版 ◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉 ◇Yahoo! J Dictionaries 大辞林 ◇辞書「字通」白川静、平凡社 ◇「日本国語大辞典」小学館 ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧 |
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