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●●●●★科学★●● 問題:あまりの恐怖のために一夜で白髪になってしまう。お話としてはよく聞きますね。どちらかというと小説や映画でのお話です。 ■イギリスの恐怖小説に「ヴェンデッタ」というのがあるそうです。マリー・コレリという女流作家の作品らしい。日本では明治の小説家黒岩涙香(るいこう)が翻案して「白髪鬼」という題名で発表されたそうです。殺されて埋葬された男が蘇生し、生き埋めとされている恐怖から白髪になったがなんとか助かって加害者に私刑を加えるという物語らしい。この小説が元祖なのか、あるいはもっと昔から言い伝えがあるのかはわかりません。激しい恐怖に襲われると人は白髪になるというお話は人々に受け入れられてきたようです。 ■では、一夜にして白髪になるということは、実際にはありえるのでしょうか? [い]体質によってはありうる [ろ]恐怖の程度によってはありうる [は]実際には白くなっていなくても白く見えることはありうる [に]1日ではありえないが1ヶ月ならありうる [ほ]ありえない (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●★科学★●● 正解:[ほ]ありえない 説明:せっかく小説家が考えてくれたのですが、どうも専門家たちは否定的だそうです。 ■髪の毛の色はメラニン色素だそうです。黒褐色のユーメラニン(真性メラニン)と、橙赤色のフェオメラニン(亜メラニン)の2種類があるとのこと。皮膚の深いところにある色素細胞で生成されるそうです。紫外線を浴びると活性化して色素をたくさん作るらしい。日焼けして肌が黒くなるのはそんな現象だそうです。 ■色素細胞は年齢とともに勢いを失います。人は40歳前後から白髪を隠すことができなくなります。他人に対しては染色剤でごまかせますが、自分に対しては嘘はつけません。白い鼻毛、白い頭髪、そして白い髭。白いあそこの毛。最後は白いここの毛になります。 ■色素細胞は年齢の影響だけでなくストレスの影響も受けるようです。恐怖のあまりの白髪はまったくあり得ない話ではないようです。ただし、「一夜にして」というのは実現不可能らしい。色素細胞が影響するのは現在成長中の毛髪だそうです。すでに伸びてしまった部分は黒いままらしい。そうでなければ、純人毛かつらは作りにくいでしょうね。 ■ご存じのように人間の髪の毛はおおむね1ヶ月に1cm程度しか伸びません。もし恐怖のあまり色素細胞が全滅したとしても、髪の毛が真っ黒だった人は、地肌に近い部分だけが白くなるだけのようです。1ヶ月の強いストレスを受けた場合には白髪染めを忘れた人のように根本の部分1cmだけが白くなる可能性があるらしい。 ■専門家の意見がいつも正しいとは限りません。でも、「一夜にして白髪」の人が実際にいるなら、ネタに飢えているマスコミが飛びつきそうなものです。報じられたことがないところを見ると、結局そんな人はいないのかもしれません。 ◆参考*1:書籍「人体の不思議」初版68〜69頁、博学こだわり倶楽部編、lSBN978-4-309 -49671-9、河出書房新社 ◇*2HP「白髪鬼 - Wikipedia」(恐怖のために白髪と化した人の例) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%AB%AA%E9%AC%BC ぬけられます→科学雑学クイズ一覧 |
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オモテウラ 2010/03/24 23:08 |
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ずいぶんと昔にテレビで高圧電流に感電したか何かの衝撃で一瞬で白髪っていうのはやっていたような気がします。 |
サイダー 2010/03/24 23:11 |
コメントをありがとうございます。 |
サイダー様<素町人 2010/03/25 07:17 |
統合失調症になった友人が、かなり短い間に白髪になった事があります |
通りすがり 2010/03/25 08:00 |
訂正です、確かに根元から白髪になっていってたので、これには当てはまりませんでした |
通りすがり 2010/03/25 08:03 |
コメントをありがとうございます。 |
通りすがり様<素町人 2010/03/25 21:03 |
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