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zoom RSS 「チョーすごい」の「超」が最初に流行したのはいつごろのこと?

<<   作成日時 : 2010/02/19 07:40   >>

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★日本語★
問題:「超」は程度を示す言葉としてよく使われています。「チョーすごい」とか「チョーかわいい」という表現は、いまやそんなに珍しくもなくなりました。80年代には「チョベリバ(超very badの略?)」なんて言葉も流行りましたっけ。ウルトラCというのはもっと前でしたね。
■日本だけではありません。「supermarket」、「supercar」、「superman(woman)」、「supercomputer」、「superstar」、「supermodel」などの言葉は、現地でも使われると聞きます。大規模小売店については、日本でもスーパーという略した言いかたで日常よく使われますね。最近では超では不足ということなのか、「hypermarket」などと呼ばれる施設もあるらしい。
■では本日の問題。日本の流行語史上で、いちばん古い「超」の流行は次のいつごろのことでしょうか? 
[い]明治時代
[ろ]大正時代
[は]昭和前期(終戦の20年まで)
[に]昭和中期(東京五輪の39年まで)
[ほ]昭和後期(64年まで)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[い]明治時代
説明:明治39年(1906年)ごろに、「超弩級(ちょうどきゅう)」という言葉が流行したそうです。「けた違いに大きい」とか「ものすごい」という意味の言葉とのこと。
■「超弩級」の「弩」は音による当て字らしい。明治39年(1906)年に建造されたイギリス海軍の戦艦ドレッドノートを意味しているそうです。英国が光輝いていた時代の戦艦らしい。従来の戦艦より速く、大きく、大砲の数も多かったようです。
■明治38年(1905年)にバルチック艦隊と戦った連合艦隊の旗艦、戦艦三笠と比べてみました。
戦艦三笠
---全長131.7m
---排水量1万5140トン
---最大速度18ノット
---主砲30.5cm連装砲2基4門
戦艦ドレッドノート
---全長160.6m
---排水量1万8110トン
---最大速度21ノット
---主砲30.5cm連装砲5基(門数は?)
(Wikipediaによる)
■素人にはあまり大きな違いはないようにも見えます。でも、当時、ドレッドノートの出現は衝撃的であり、従来の各国戦艦を一夜にして旧式にしてしまったとのこと。攻撃力に優れていながら装甲も厚く(守備力も高く)、しかも足が速い戦艦。海戦の様子を一変させるといわれたようです。
■昭和5年(1930年)に発表された小林多喜二(たきじ)の「工場細胞」という小説には、「…『H・S工場』はその一角に超弩級艦のような灰色の図体を据えていた。それは全く軍艦を思わせた…」という一節があります。戦艦ドレッドノートの登場から四半世紀が過ぎたころです。まだ使われていたらしい。昔の流行語は息が長いですね。
■なお、フォークギターの高級ブランド、マーチンのD-18/D-28/D-45などの品番の「D」は「弩」の意味があるそうです。戦艦ドレッドノートにちなんだ命名とのこと*1。売り出し当時としては、共鳴体が大きかったから名付けられたと聞きます。
◆参考*1:書籍「日本語「日めくり」一日一語」、読売新聞校閲部、ISBN4-12-150090-3、中央公論新社
◇*2HP「図書カード:工場細胞(青空文庫)」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/card1466.html

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