グゥーという音はおなかのどこが鳴っているの?

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★科学★
問題:世の中にはいろいろな病気があります。昔の人は四百四病といっていました。でも風邪は万病の元という言いかたもあります。もう少し多いのかなと、薄々気づいていたのかもしれません。
■今では、お医者さんでもとても覚え切れないぐらいに病気の数が増えているそうです。まぁ、インフルエンザだけでもA型だのB型だのH1N1だの豚インフルだのとたくさんあるらしい。細かく分けて考えれば、数は増えますよね。
■昔はなかった新顔の病気もたくさん登場しているようです。後天性免疫不全症候群も最近の病気です。いわゆるエイズのことらしい。
■初めて聞いたのですが、「腹鳴(ふくめい?)恐怖症」という病気があるらしい。漢字から推察されるとおり、おなかが鳴ることを気に病む病気だそうです。神経症の一種とのこと*3。授業中にグゥーとおなかが鳴ったらどうしようとか思い悩んだりするらしい。思春期の子供がかかるのかな。
■空腹時、あるいは旨そうな食べ物が目前に現れたときにおなかが鳴るのは病気でもなんでもないと思いますけどね。単なる生理現象じゃないかな。「出物腫れ物ところ嫌わず」といいます。おならですらいちいち気にするなと昔の人は言っています。おなかが鳴るぐらいは屁とも思わないでいいのですが。
■ところで、おなかが鳴っているとき、細かくいうとどの部位が鳴っているのでしょうか?
[い]食道
[ろ]胃袋
[は]十二指腸
[に]小腸
[ほ]大腸
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)























★科学★
正解:[ろ]胃袋
説明:想像どおりですね。いつもだいたい臍(へそ)より少し上のあたりで鳴っていると思われます。
■参考資料*4によれば、脳みその中での機能の配置が関係して起こる現象だそうです。脳みその中では、胃袋の運動をつかさどる自律神経と、感情中枢と呼ばれる部位が隣り合わせになっているとのこと。胃袋が感情の支配を受けやすいのは、そのためらしい。
■たしかに失恋したり失業したり失脚したりすると胃が食べ物を受けつけなくなることはあります。アルコールはなぜか受けつけるようですが。激怒していても食事はまずい。楽しいときには何を食べても旨く感じたりします。
■胃は食べ物が送られてくると蠕動運動を始めます。適当にこなれたところで十二指腸に送るわけですね。この活動は、空腹でも起こることがあるらしい。何かを食べたいと思うと、胃袋に蠕動運動をしろという指示が伝えられるとのこと。感情中枢でスゲエ旨そうだなとかチキショウ腹減ったなと思うと、自律神経に信号が行くのでしょうかね。
■空っぽの胃袋には空気が入っていることがあるそうです。その空気が十二指腸に送られる。幽門と呼ばれる狭い出口を通過するときグルグルッとかグゥーとかいう音が発生するらしい。
■自分で胃袋を制御できる人はいません。だから腹が鳴るのは誰のせいでもありません。腹鳴恐怖症のかたは、開き直っていただきたいですね。俺は(私は)健康だ。文句あるか。これが正しい姿勢です。
■なお、胃袋を制御できる人はいないと断言してしまいましたが、ひょっとしたらいるかもしれません。金魚を呑み込んで、客の依頼に応じた数だけ吐き出して見せる芸人がいます。もしホントに胃袋まで呑み込んでいるのなら、手品師は訓練で胃袋を操れるようになったのかも。
◆参考*1:HP「お腹の音が鳴る理由 - Yahoo!知恵袋」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111013651
◇*2HP「http://page.freett.com/kiguro/zzz/z-karada/haraheri.html
http://page.freett.com/kiguro/zzz/z-karada/haraheri.html
◇*3HP「腹鳴恐怖症(お腹が鳴る原因)」
http://homepage2.nifty.com/mt-c/mt2-84.html
◇*4書籍「理科系雑学」文庫版初版45~46頁、竹内均編、ISBN4-8379-7133-4、三笠書房

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この記事へのコメント

2010年11月07日 23:38
ありがとうございます
たかしまゆうき
2010年12月15日 01:33
おそらくお腹のいぶくろとしょうちょうのあたりがなるんだとおもいます
ゆ様、たかしまゆうき様
2010年12月16日 23:17
コメントをありがとうございます。

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