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zoom RSS 「のたうちまわる」の語源となった習性を持つ動物はトラなの? ヘビなの? ヒツジなの?

<<   作成日時 : 2009/12/25 07:27   >>

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★日本語★
問題:「のたうちまわる」という言葉があります。この言葉は、干支(えと)にも含まれているある動物の習性から生まれたそうです。ではのたうちまわるの語源となった習性を持つ動物とは次のどれでしょうか?
[い]ネズミ
[ろ]ウシ
[は]トラ
[に]ウサギ
[ほ]タツ
[へ]ヘビ
[と]ウマ
[ち]ヒツジ
[り]サル
[ぬ]トリ
[る]イヌ
[を]イノシシ
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[を]イノシシ
説明:イノシシやシカなどの大型哺乳類は、身体の表面に寄生する虫を落とすために泥浴び・水浴びをするそうです。また、気温の高いときには、体温調節の目的もあって行水をすることもあるらしい。
■イノシシやシカが泥浴びをする場所は沼田場(ぬたば)と呼ばれるとのこと。沼だったり湖や川のあぜだったり、休耕田だったりするらしい。
■イノシシやシカが泥浴びしているのは、けっして苦しがっているわけではないようです。体温調節の場合などは、むしろいい気持ちなのかもしれません。でも、泥をなすりつけるために全身を激しく動かしている様子は、怪我や病気で断末魔の苦しみを得ている人間の様子にちょっと似ていたのでしょうね。「ぬたうちまわる」という言葉が生まれ、やがて「のたうちまわる」に変化したそうです*1。
■参考資料*3*4などには、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に「おつぼはそこらをのた打ちまはりくるしみたるが」という例文が出ています。江戸の末期には「ぬたうち」が「のたうち」に変化した例として知られるようです。
■「のたくる」もおなじ系統の言葉だそうです。「沼田」から生まれた言葉らしい。意味としては「体をくねらせてはう」というものだそうです。「ヘビがのたくる」といいます。子供のころには「ミミズがのたくったような汚い字」とよくいわれました。
■なお、口絵は干支の動物の象形文字だそうです。ただし、「子、丑、寅…」ではなく、「鼠、牛、虎…」のほうです。
■平成21(2009)年のクイズはこれでおしまいです。たびたびのご高覧、感謝に堪えません。
m(_ _)m
平成22年(2010年)は1月4日(月)から始める予定です。
◆参考*1:HP「イノシシ - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%B7
◇*2HP「沼田場 - フレッシュアイペディア」
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E6%B2%BC%E7%94%B0%E5%A0%B4
◇*3書籍「決まり文句語源辞典」初版207頁、堀井令以知(れいいち)編、ISBN4-490-10470-7、東京堂出版
◇*4辞書「日本国語大辞典」小学館

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