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zoom RSS 昔の長閑(のどか)ななぞなぞ。「赤い犬が黒い犬の尻(けつ)なめる」ってなーに?

<<   作成日時 : 2009/10/09 07:19   >>

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★日本語★
問題:昔の日本人はなぞなぞが大好きだったようです。清少納言の「枕草子」第146段にも、なぞなぞ遊びにまつわる記述があるらしい。「天に張り弓。これなーに?」と問うた人がいるようです。答えは「三ヶ月」。あまりに簡単で陳腐な問題なので呆れたというお話らしい。
■では、昔の日本各地のなぞなぞです。次の言葉が示すものはなんでしょうか?
[い]「赤い犬が黒い犬の尻なめる」 (料理に関係あり)
[ろ]「銅(あかがね)堂坊主千人」 (料理に関係あり)
[は]「当たっても悪くないばち」 (冬に使うもの)
[に]「頭たたくと舌だすもの」 (大工道具)
[ほ]「頭も尻も痛い、早く夜が明ければいい」 (?)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:各項目を参照してください
説明:
[い]「赤い犬が黒い犬の尻なめる」は鍋と火である
■鍋の底はおおむね黒くなっています。火は赤く見えることがあるので、こんななぞなぞが生まれたのでしょう。越後、能登、津軽地方にこの種のなぞなぞが残っているらしい。信濃、因幡、羽後、日向地方では、赤牛が黒牛の尻をなめるといっているそうです。
□現在では多くがガスを使っています。青色の舌が黒い尻をなめるというべきなのかな。電磁調理器ではなんといえばいいのでしょうね。
[ろ]「銅(あかがね)堂坊主千人」はおろし金(がね)である
■おろし金といっても、預金口座から引き出したお金ではありません。大根おろしなどに使うおろし金ですね。いまはセラミックとかブリキなどが使われています。かつては銅が使われていたようです。千人の坊主とは、細かい歯が立っている様子を描写したものなのでしょう。詩的な表現でもあり、不気味な表現でもあります。
[は]「当たっても悪くないばち」は火鉢である
■いまはあまり使われなくなった民具ですね。町人が子供のころ、昭和30年代では、多くのご家庭に火鉢がありました。火鉢のなかには灰がたくわえられており、炭をおこして(燃焼させて)灰に置きました。手をあぶって暖めるのがいちばんの用途です。お尻を暖めたりすると、服の裾が炭に触れて燃えるので危ないぞと注意されました。ときどきは餅を焼いたりもしましたね。
[に]「頭たたくと舌だすもの」は鉋(かんな)である
■鉋は大工道具で木の表面を薄く削るのに使います。このなぞなぞで舌に見立てられた刃は斜めについています。胴体の端を金槌(かなづち)でたたくと、出たり引っ込んだりします。削る厚さを調整するわけですね。
[ほ]「頭も尻も痛い、早く夜が明ければいい」はつっかえ棒である
■無理やり酒を飲まされて尻を乱暴された少年の嘆きのようですが、そうではありません。つっかえ棒は戸締りのために雨戸や引き戸に使いました。別名は「しんばり棒」。「用心棒」と呼ぶ場合もあるそうです。
◆参考*1:書籍「ことば遊び辞典」鈴木棠三(とうぞう)編、東京堂出版
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉
◇Yahoo! J Dictionaries 大辞林

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