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zoom RSS 北海道にも梅雨はあるの?

<<   作成日時 : 2009/06/09 07:10   >>

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★科学★
問題:
■今年も沖縄・奄美地方では5月18日に梅雨入りしています。沖縄では平年より10日、奄美では平年よりも8日、遅かったそうです。関東地方では、今年の梅雨入りはまだ耳にしていません。平均すると毎年6月8日前後に梅雨入りし、7月20日前後に梅雨明けです。43日ぐらい続くのかな。夏休みとおなじぐらいの長さですね。読者諸兄諸姉お住まいの地域ではいかがでしょうか。
■梅雨に入ると雨が多く、当然ながら湿度が高くなります。夏に向けて気温も少しはあがるので、インフルエンザウイルスにとっては過ごしにくい季節です。新型インフルもこれで落ち着くのかもしれませんね。
■本日は、梅雨にかんする雑学クイズです。次のうち正しい記述はどれでしょうか? 
[い]梅雨の2ヶ月、6・7月は、東京では1年で一番雨の多い2ヶ月である
[ろ]梅雨はシベリア高気圧と太平洋高気圧のそれぞれから吹き出す風が日本列島上空でぶつかりあい、雲ができて雨を降らせることで起こる
[は]梅雨の時期には、バングラデシュから日本列島まで雲の帯が続いて見えることがある
[に]いわゆる冷夏は、梅雨がなかなか明けないことで起こる
[ほ]北海道には梅雨がないが、小笠原諸島にも梅雨がない
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★科学★
正解:[は]と[に]、[ほ]が正しい
説明:[い]梅雨の2ヶ月、6・7月は、東京では1年で一番雨の多い2ヶ月である(×)
■梅雨のあいだは確かに雨が多いですね。東京では平均すると300mm弱の雨が降るらしい。でも、これは1年で1番多いとはいいにくい。たとえば、昨年平成20年(2008年)では、6・7月の雨量を合計すると273.5mmだそうです。でも8・9月の雨量は546mmですし、4・5月は495mmだそうです。
□平成19年(2007年)では、6・7月の合計が333mm。9・10月の合計は455mm。
□平成18年(2006年)では、6・7月の合計が303.5mm。9・10月の合計が493.5mm。
□平成17年(2005年)では、6・7月の合計が418mm。でも7・8月の合計は437mm。梅雨よりも台風のほうが雨量としては多いのかもしれませんね。
[ろ]梅雨はシベリア高気圧と太平洋高気圧のそれぞれから吹き出す風が日本列島上空でぶつかりあい、雲ができて雨を降らせることで起こる(×)
■正しくは、「…オホーツク海高気圧と太平洋高気圧のそれぞれから…」だそうです。オホーツク海高気圧というのは、文字通りオホーツク海にできる高気圧だそうです。冬が過ぎて北半球がだんだん暖まってきます。オホーツク海周辺の陸地は暖まりやすく、寒流の流れ込むオホーツク海との温度差が大きくなるらしい。陸地で上昇気流が生まれ、オホーツク海には下降気流が生まれ、高気圧ができるらしい。
□太平洋高気圧というのは太平洋上北緯30度付近にできる高気圧だそうです。赤道付近で熱せられて上昇した空気の一部が冷やされて下降気流となって高気圧になるらしい。大気の循環で生まれる高気圧であり、たいへん安定しているとのこと。
□オホーツク海高気圧から吹く風は寒冷で湿潤だそうです。太平洋高気圧から吹く風は温暖で湿潤とのこと。ふたつの湿った風が日本列島の上空でぶつかりあう境界が梅雨前線になるとのこと。
□ぶつかって行き場を失ったふたつの風が上昇気流となり、雲が発生し、広い範囲で雨を降らせるそうです。勢力がつりあっているとこの前線は長くおなじ位置にとどまっているとのこと。
[は]梅雨の時期には、バングラデシュから日本列島まで雲の帯が続いて見えることがある(○)
■オホーツク海高気圧と太平洋高気圧のぶつかりあいで生まれる雲は中国あたりまでだそうです。でもこの季節には、インドシナ半島やバングラデシュでは、モンスーンによる雲の帯がうまれることがあるらしい。日本を中心とした梅雨前線の雲と連なって、ひとつながりに見えることがあるようです。
[に]いわゆる冷夏は、梅雨がなかなか明けないことで起こる(○)
■ふつうの年ですと、夏が近づくにつれ太平洋高気圧の勢力が強まるそうです。オホーツク海高気圧からの風が押し戻されるようになります。梅雨前線は北上し、日本付近は南から梅雨明けになるそうです。
□例外として太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の勢力がいつまでも釣り合っていることがあるらしい。日本付近は雨雲におおわれたままだそうです。日射が弱くなって冷夏となるらしい。「寒さの夏はおろおろ歩き」と宮沢賢治が「雨ニモマケズ」で言っていたのは、ふたつの高気圧の勢力がいつまでも日本上空でぶつかりあっている夏ということのようです。
[ほ]北海道には梅雨がないが、小笠原諸島にも梅雨がない(○)
■Wikipediaの梅雨の項によれば、梅雨は「北海道と小笠原諸島を除く日本や朝鮮半島南部、中国の華南や華中沿海部、台湾などにみられる気象現象」だそうです。ただし、気象庁は未公認のようですが、北海道では蝦夷梅雨(えぞつゆ)という言葉および気象現象はあるらしい*3。こちらは長さが2週間、雨量も少量という小型仕様の梅雨だそうです。
◆参考*1:HP「梅雨 - Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E9%9B%A8
◇*2HP「気象庁 | 気象統計情報」
http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html
◇*3HP「梅雨も台風もない!? | 北海道雑学百科ぷっちがいど」
http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/baiu.php
◇*4雑誌「気象の決定版」Newton0701月号30〜91頁、ニュートンプレス

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