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●●●●●★歴史★● 問題:昭和46(1971)年の今日、3月26日。東パキスタンがバングラデシュとして独立しました。本日は38年目の独立記念日です。バングラデシュの学校や会社はお休みかもしれません。 ■バングラデシュはインドの東側にある面積14万4000平方km、人口1億4100万人余りの国です。インド洋のベンガル湾に面し、ガンジス河の河口に広がっています。肥沃な土地です。仏教、ヒンドゥー教などを経て、現在の国民の98%はイスラム教徒とのこと。 ■国旗の意匠が日本に少し似ています。日本は「白地に赤」で日の丸ですが、バングラデシュは「深い緑色に赤」です。日の丸の白い領域を深緑色に塗りつぶせばほぼバングラデシュの国旗になるようです。赤い丸は若干バングラデシュの国旗のほうが大きいかな。 ■では、バングラデシュの独立記念日を記念し、バングラデシュの過去と現在にかんする雑学クイズです。次のうち正しい記述はどれでしょうか? [い]仏教寺院の遺構からは、紀元前7世紀にはすでに文明が栄えていたことが認められる [ろ]昭和22(1947)年にインドとともに東パキスタンとして独立したが、東西に分かれた不便さから昭和46(1971)年にあらためてバングラデシュとして平和的に独立した [は]世界でいちばん人口密度の高い国である [に]国民議会は一院制で300議席。女性専用の30議席が準備されていることで知られる [ほ]ノーベル賞を獲得したグラミン銀行の本店はバングラデシュにある (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●●★歴史★● 正解:[い]と[ほ]が正しい 説明:[い]仏教寺院の遺構からは、紀元前7世紀にはすでに文明が栄えていたことが認められる(○) ■Wikipediaのバングラデシュの項には「仏教寺院からは紀元前7世紀には文明が存在していたことが証明された」という意味のことが記述されていました。ただし、Wikipediaの釈迦の項によれば、仏教の開祖の誕生は紀元前6世紀説、5世紀説はありますが、7世紀説は見あたりません。紀元前7世紀に建築された仏教寺院はありえないのかな。 □まぁ、初期の仏教寺院が、すでにあった建物を流用したという可能性もあります。ここではWikipediaのバングラデシュの項を信じて○としました。 [ろ]昭和22(1947)年にインドとともに東パキスタンとして独立したが、東西に分かれた不便さから昭和46(1971)年にあらためてバングラデシュとして平和的に独立した(×) ■長くイギリス東インド会社の搾取に苦しめられてきましたが、ガンジーたちとともにパキスタンも独立しました。ヒンドゥー教徒の多い地域がインド、イスラム教徒の多い地域が東西パキスタンとなったらしい。ただし、東パキスタン(現バングラデシュ)の多数派はベンガル語話者であり、西パキスタン(現パキスタン)ではウルドゥー語という言語が多数派でした。政策は西パキスタンに偏りがちで、東パキスタンには不満が溜まります。第三次印パ戦争でパキスタンが敗北したことなどを受け、独立戦争を経てバングラデシュが建国されたようです。 □なお、今日は、パキスタンからの独立を宣言した日であり、内乱を経て実際に独立を勝ち取ったのは、昭和46(1971)年12月26日だった模様です。 [は]世界でいちばん人口密度の高い国である(△) ■人口は日本よりもわずかに多い1億4100万人余りです(平成16(2004)年調べ)。面積は北海道と東北地方をあわせたより少し狭い14万平方kmです。人口密度は、1平方kmあたり982人。これは、「シンガポールやバーレーンなど面積のごく小さい国家を除けば」と条件をつけると、世界一といえるらしい。 □人口爆発が大きな社会問題となっているそうです。「人口と人口密度の両方で日本を上回っているのはインドとバングラデシュだけ」とWikipediaのバングラデシュの項には記されていました。ちなみに日本の総人口は1億2720万人前後、人口密度は1平方kmあたり337人です(平成20(2008)年調べ)。インドは、人口が11億3100万人ほど、人口密度は1平方kmあたり324人だそうです(平成19(2007)年調べ)。あれっ。インドのほうがちょっと人口密度が少ないですね。まぁいいか。 [に]国民議会は一院制で300議席。女性専用の30議席が準備されていることで知られる(×) ■正しくは、「…30議席の女性専用議席が準備されていたが、平成13(2001)年5月に廃止された」だそうです。女性専用議席という発想は、女性専用車両のようで面白いんですけどね。ちなみに日本では、女性代議士の割合が10%をこえたことはないそうです。平成17(2005)年の衆議院選挙で8.9%(480人中43人)だったのが最高とのこと。参議院では現在17.4%(242人中42人)とのこと。 [ほ]ノーベル賞を獲得したグラミン銀行の本店はバングラデシュにある(○) ■グラミン銀行は、「貧者の銀行」として知られています。貧困層を対象とした比較的低金利の無担保融資だそうです。おもに農村部で行なわれています。本部はバングラデシュの首都ダッカにあるとのこと。 □ムハマド・ユヌスというバングラデシュの経済学者が昭和58(1983)年に設立したそうです。現在では、2000以上の支店を持ち、600万人以上に貸し付けているとのこと。借主の97%が女性らしい。 □平成18(2006)年にユヌス氏とグラミン銀行はノーベル平和賞を受けています。「底辺からの経済的および社会的発展の創造に対する努力」が受賞の理由らしい。これに先立つ平成13(2001)年には、ユヌス氏が第12回福岡アジア文化賞大賞を受賞しています。平成16(2004)年には、第9回日経アジア賞も受賞しています。 ◆参考*1:HP「バングラデシュ Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5 ◇*2HP「釈迦 Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%88%E8%BF%A6%E7%89%9F%E5%B0%BC ◇*3HP「インド Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89 ◇*4HP「グラミン銀行 Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%8A%80%E8%A1%8C ぬけられます→歴史雑学クイズ一覧 |
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