【食事就寝前禁】ギロチンで首を切られたらどのぐらい意識があるの?
●●●●★科学★●●
問題:本日は血なまぐさい恐いお話です。お食事前、あるいはお休み前には読まれないほうがいいと思われます。
■人間を殺すいちばん確実な方法として、古来から首をちょん切ることが行なわれてきました。心臓を破壊するのも確実な方法です。でも、胸を刺された肉体は、死んでいるかどうか、ひと目ではわかりにくい。首をちょん切ると、死んでいることが一目瞭然であるという利点があるようです。死刑の執行や見せしめのためには、首をちょん切ることが好まれています。
■では、首をちょん切られたとき、頭にはどのぐらいの時間、意識があるのでしょうか? 証言が得られないので、あくまでも現代の科学者の推測を正解とします。
[い]瞬間に絶命するので意識はまるでない
[ろ]2~3秒ほど
[は]25~30秒ほど
[に]1分ほど
[ほ]最長で2分ほど
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)
●●●●★科学★●●
正解:[ろ]2~3秒ほど
説明:この推測は、昭和58(1983)年にサリー大学という大学の生物学講師をつとめていたハロルド・ヒルマンという人物が「ニュー・サイエンティスト」という雑誌に投稿したものだそうです。ちょうどそのころ、極刑に対して医師はどのような態度をとるべきかという議論が世界医師会という団体で議論されていたらしい。
■ヒルマン氏の推測によれば、「脳に流れ込む血液がいっきに減るので、(意識は)2~3秒で消える」とのこと。ただし、その直前には、「周囲の組織が切断されるので、急激な、おそらく極度の痛みがともなう」という意味のことが書かれています。つまり、瞬時にあの世に行けるわけではなく、短いけど強い苦しみを味わうことになりそうです。
■フランス革命の際にギロチンで処刑されたアントワーヌ・ラボアジェという人物がいます*2。「質量保存の法則」を発見した科学者だそうです。ラボアジェ氏、断頭台にあがるとき、「首を切り落とされてからどのぐらいまばたきをしていられるか、観察してほしい」と友人に依頼したらしい。ラボアジェ氏のまばたきは約15秒続いたとのこと。ラボアジェ氏の科学者魂には拍手を贈りたいところですが、残念ながら、この逸話は事実であるという証拠が見つかっていないらしい。面白おかしく捏造されている可能性も否定できないようです。
■ヒルマン氏の推測とは少し異なりますが、20世紀初頭に斬首後の意識について医師が実験した記録があるそうです。明治38(1905)年6月28日午前5時30分(フランス現地時間)。ランギジュという殺人犯がギロチンにかけられました。このとき処刑に立ち会ったポリエという医師が、ランギジュの頭部で実験を行なったそうです。その記録が、アリスター・カーショーという人の著した「ギロチンの歴史」という書物に残されているとのこと。
■斬首のあとでランギジュのまぶたと唇が不規則にぴくぴくと動いたそうです。痙攣性の動きが止まったところで医師は大きな声で強く呼びかけたらしい。「ランギジュ!」。死刑囚のまぶたがゆっくりと開いたそうです。ポリエ医師は痙撃ではなかったと言っています。目は、ポリエ医師や弟子たちの目を見つめていたとのこと。数秒後、ふたたびまぶたは閉じられます。
■ポリエ医師は再度呼びかけてみます。するとまたまぶたがゆっくりと開いて、目がポリエ医師に向けられます。目は生きている人間のようで、1回目よりもっと射るような目つきだったとポリエ医師は証言しているようです。数秒後にふたたびまぶたが閉じられ、3度目の呼びかけには死刑囚は反応しなかったとのこと。目は死者特有のぼんやりしたものに変わっていたそうです。時間にして25~30秒ぐらいだったようです。
■100年前の薄気味悪い実験によれば、だいぶ長く意識があったようにも感じられますね。
◆参考*1:書籍「実証超科学講座」初版56~59頁、ニュー・サイエンティスト編集部編、ISBN978-4-576-07161-9、二見書房
◇*2HP「ギロチンで胴部から離れた頭部は、実は大科学者のもの?」
http://blog.q-q.jp/200604/article_20.html
ぬけられます→科学雑学クイズ一覧
問題:本日は血なまぐさい恐いお話です。お食事前、あるいはお休み前には読まれないほうがいいと思われます。
■人間を殺すいちばん確実な方法として、古来から首をちょん切ることが行なわれてきました。心臓を破壊するのも確実な方法です。でも、胸を刺された肉体は、死んでいるかどうか、ひと目ではわかりにくい。首をちょん切ると、死んでいることが一目瞭然であるという利点があるようです。死刑の執行や見せしめのためには、首をちょん切ることが好まれています。
■では、首をちょん切られたとき、頭にはどのぐらいの時間、意識があるのでしょうか? 証言が得られないので、あくまでも現代の科学者の推測を正解とします。
[い]瞬間に絶命するので意識はまるでない
[ろ]2~3秒ほど
[は]25~30秒ほど
[に]1分ほど
[ほ]最長で2分ほど
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)
●●●●★科学★●●
正解:[ろ]2~3秒ほど
説明:この推測は、昭和58(1983)年にサリー大学という大学の生物学講師をつとめていたハロルド・ヒルマンという人物が「ニュー・サイエンティスト」という雑誌に投稿したものだそうです。ちょうどそのころ、極刑に対して医師はどのような態度をとるべきかという議論が世界医師会という団体で議論されていたらしい。
■ヒルマン氏の推測によれば、「脳に流れ込む血液がいっきに減るので、(意識は)2~3秒で消える」とのこと。ただし、その直前には、「周囲の組織が切断されるので、急激な、おそらく極度の痛みがともなう」という意味のことが書かれています。つまり、瞬時にあの世に行けるわけではなく、短いけど強い苦しみを味わうことになりそうです。
■フランス革命の際にギロチンで処刑されたアントワーヌ・ラボアジェという人物がいます*2。「質量保存の法則」を発見した科学者だそうです。ラボアジェ氏、断頭台にあがるとき、「首を切り落とされてからどのぐらいまばたきをしていられるか、観察してほしい」と友人に依頼したらしい。ラボアジェ氏のまばたきは約15秒続いたとのこと。ラボアジェ氏の科学者魂には拍手を贈りたいところですが、残念ながら、この逸話は事実であるという証拠が見つかっていないらしい。面白おかしく捏造されている可能性も否定できないようです。
■ヒルマン氏の推測とは少し異なりますが、20世紀初頭に斬首後の意識について医師が実験した記録があるそうです。明治38(1905)年6月28日午前5時30分(フランス現地時間)。ランギジュという殺人犯がギロチンにかけられました。このとき処刑に立ち会ったポリエという医師が、ランギジュの頭部で実験を行なったそうです。その記録が、アリスター・カーショーという人の著した「ギロチンの歴史」という書物に残されているとのこと。
■斬首のあとでランギジュのまぶたと唇が不規則にぴくぴくと動いたそうです。痙攣性の動きが止まったところで医師は大きな声で強く呼びかけたらしい。「ランギジュ!」。死刑囚のまぶたがゆっくりと開いたそうです。ポリエ医師は痙撃ではなかったと言っています。目は、ポリエ医師や弟子たちの目を見つめていたとのこと。数秒後、ふたたびまぶたは閉じられます。
■ポリエ医師は再度呼びかけてみます。するとまたまぶたがゆっくりと開いて、目がポリエ医師に向けられます。目は生きている人間のようで、1回目よりもっと射るような目つきだったとポリエ医師は証言しているようです。数秒後にふたたびまぶたが閉じられ、3度目の呼びかけには死刑囚は反応しなかったとのこと。目は死者特有のぼんやりしたものに変わっていたそうです。時間にして25~30秒ぐらいだったようです。
■100年前の薄気味悪い実験によれば、だいぶ長く意識があったようにも感じられますね。
◆参考*1:書籍「実証超科学講座」初版56~59頁、ニュー・サイエンティスト編集部編、ISBN978-4-576-07161-9、二見書房
◇*2HP「ギロチンで胴部から離れた頭部は、実は大科学者のもの?」
http://blog.q-q.jp/200604/article_20.html
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