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zoom RSS 仕事に関する警句。「○が手仕事に見える時がある」の○に入る言葉は?

<<   作成日時 : 2009/02/25 07:16   >>

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★日本語★
問題:世界が不況にあえぎ、万国の労働者はしきりにクビを切られているとのこと。おかげで、仕事の値打ちはかつてないほどにあがっています。
■どんな仕事でもないよりははるかにマシ。この一般的な事実は、多くの人に知られてきました。だからこそ、馬鹿な上司や不愉快な同僚、わがままな取引先に耐えて働くことができるのでしょう。
■本日は、仕事についての西洋人の名言・迷言を集めてみました。それぞれの虫食い部分にはどんな言葉が入るでしょうか? 頭の柔軟性を生かし、ユーモア感覚を総動員して答えてください。
[い]「仕事は、それをすることで金をもらっていれば仕事であり、それをさせてもらうのに金を払っておれば○○○である」 (ヒント 漁師と釣り師の関係。漢字1文字送り仮名2文字)
[ろ]「○○がほとんど手仕事の域に達する瞬間がある」 (ヒント 「工芸品が芸術作品に昇華する」という意味の紋切り型の表現を逆説にしている。漢字2文字)
[は]「若い○○○が法廷に出るのは、そこで仕事があるからではなく、他にはどこにも仕事がないからである」 (ヒント 職業を揶揄した表現。○○○は専門職の名前)
[に]「○○は孤独な内省的な仕事である。というのは、だれも辛抱づよい自己検分なしには、ばかを生き写しにえがくことはできないから」 (ヒント 表現のひとつの形態・目的。漢字2文字)
[ほ]「わたしは仕事が好きである。仕事には○を奪われてしまう。幾時間も仕事を、わたしは坐って見ていることができる」  (ヒント 「心」でもいいのですが。漢字1文字)
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:各項目を参照してください
説明:[い]「仕事は、それをすることで金をもらっていれば仕事であり、それをさせてもらうのに金を払っておれば○○○である」の○○○には、楽しみが入る
■「トム・ソーヤの冒険」だったと思います。主人公の少年が板塀をペンキで塗る仕事を命じられます。少年はそんな仕事はしたくありません。知り合いの少年が遠くを歩いているのを見かけ、一計を案じます。
□知り合いが近づくと、調子よく刷毛を動かします。「なにしているんだい?」。「見てのとおりさ。ペンキ塗り遊びをしているのさ。面白いぜ」。口笛を吹きながら、いかにも愉快そうにペンキを塗りたくっていると、知り合いは、「僕にもやらせてよ」と言い出します。「ダメだよ。こんな楽しいことは人には譲れないさ」。どうしてもやりたくなった知り合いは、「1セント玉をあげるから、頼むから、ちょっとでいいからやらせて」と言い出します。まんまとワナにはまってしまいました。お金を出してペンキを塗るわけですから、知り合いにとっては遊びになります。主人公の少年にとっては儲けの種になりました。
□問題の警句を口にした人は、ダン(Dunne)という人だそうです。でも、それ以上のことはわかりません。きっと西洋では知られた人物なのでしょうけれど。
[ろ]「○○がほとんど手仕事の域に達する瞬間がある」の○○には、芸術が入る
■腕のある職人に作られた工芸品は、芸術作品よりも輝いてみえることがあります。「手の作業がほとんど芸術の域に達する瞬間がある」わけですね。逆に、芸術家を気取っている連中の作業には、ほとんど手仕事の域に達する瞬間もあるようです。
□この警句を口にした人は、オスカー・ワイルド(Oscar Fingal O’Flaherty Wills Wilde)という皮肉屋だそうです。「幸福な王子」、「ドリアン・グレイの肖像」などの小説や、「サロメ」などの戯曲で知られている作家ですね。
[は]「若い○○○が法廷に出るのは、そこで仕事があるからではなく、他にはどこにも仕事がないからである」の○○○には、弁護士が入る
■法律家というのは、医者と同様に、いつの世の中でも揶揄される存在のようです。それだけ注目されている人たちなのでしょう。
□弁護士と仕事というキーワードの入った警句はいくつかあります。「不和のきざしがあるときは、弁護士の仕事はその不和を拡げ、分捕り品を集めることである」。これは離婚を専門とする弁護士さんのお話かな。ヘイズというかたの警句らしい。
□「世の中には皆に行き渡るほど有能な人がいない。それで、無能な弁護士や医者にかからねばならぬ人も出てくることになる」。バーナード・ショウという皮肉屋さんのお言葉らしい。
□「弁護士商売というのは、あらゆることを質問し、なにごとも譲らず、また1時間いくらで語るものである」。こちらの作者はジェファーソンという人らしい。第3代のアメリカ大統領トマス・ジェファーソン氏なのかな。
□なお、問題の警句の作者は、アーヴィング(W. Irving)という人だそうです。
[に]「○○は孤独な内省的な仕事である。というのは、だれも辛抱づよい自己検分なしには、ばかを生き写しにえがくことはできないから」 の○○には、風刺が入る
■「風刺」は、世間一般の愚かさ、あるいは特定人物の愚かさを遠まわしに指摘する行為です。質の高い風刺には、準備作業が必要です。作者自身が同様の愚かさを多少なりとも持っていることを確認する作業です。怠れば、他人の愚かさをもって自らの賢さを誇るという愚かな行為になってしまいます。
□この警句の作者は、コールビィ(Frank Moore Colby)という人だそうです。
[ほ]「わたしは仕事が好きである。仕事には○を奪われてしまう。幾時間も仕事を、わたしは坐って見ていることができる」の○には、が入る
■多くの警句作者は、仕事が大嫌いであるという事実を、婉曲に表現するのが大好きですね。問題の警句もそのひとつのようです。オスカー・ワイルド氏は次のように言います。「わたし自身の仕事はいつもひどくわたしを退屈させる。わたしはほかの人のがよい」。「彼女はひどい不眠症にかかって、仕事中にも眠れなくなった」。これはベイル(Baer)という方の言葉らしい。
□問題の警句の作者は、ジェローム・K・ジェローム(Jerome K. Jerome)というユーモア作家です。小説「ボートの三人男」などで後世の人を笑わせています。
◆参考*1:書籍「英語熟語笑辞典」郡司利男著、英友社

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