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●●●★日本語★●●● 問題:漢検2級程度の書取り問題です。慣用句で使われる漢字が虫食いになっています。○の中に適当な漢字を入れて下さい。 [い]○々と説いて聞かせる [ろ]○を摩す塔 [は]○虫をかみつぶす [に]清○あわせのむ [ほ]弁○の泣きどころ (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●★日本語★●●● 正解:各項目を参照してください 説明:[い]「○々と説いて聞かせる」の○には諄が入る ■「諄々(ジュンジュン)と」とは、「よくわかるように繰り返し教えさとすさま」だそうです。「諄」という漢字は、常用漢字表には見当たりません。漢和辞書「字通」によれば、「ジュン、あつい、ねんごろ」という字音・字訓があります。 □「ねんごろ」は「男女の仲が親密であるさま」という意味もあります。でも「諄々と」で使われているのは、「親身であるさま、心がこもっているさま」という意味です。 □先輩が異性の後輩に諄々と説く…親身に心をこめて教えているうちに、親密になることもありましょう。ひとつの「ねんごろ」が転じて別の「ねんごろ」になる幸せな事例ですね。 [ろ]「○を摩す塔」の○には天が入る ■「天を摩す」の「摩(ま)す」は、「摩擦する、こする」という意味です。「天をこする」つまりそれだけ建物や木々が高いという表現ですね。高層ビルを「摩天楼」と呼ぶことがあります。天をこするぐらいに高い建物という意味です。こすられた天のほうでは、くすぐったく感じるのでしょうか。 [は]「○虫をかみつぶす」の○には苦が入る ■「苦虫(にがむし)をかみつぶす」とは、「ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき」をすることだそうです。「油虫」や「回虫」をかみつぶすと書いた人はいないでしょうね。うぅ。申し訳ない。想像したら、こちらも気分が悪くなってきました。 [に]「清○あわせのむ」の○には濁が入る ■「清濁(セイダク)あわせのむ」とは、「心が広く、善でも悪でもわけへだてなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ」だそうです。もし、あの閻魔大王が「清濁あわせのむ」人だったら面白いですね。でも、現実の大王は、悪人だけをより分けて地獄に残すようです。 □「清濁あわせのむ」大人物になるには、素質も努力も必要です。めったになれるものではありません。くやしいので、清酒と濁り酒をチャンポンにして「清濁あわせのんだ」ことにしますか。 [ほ]「弁○の泣きどころ」の○には慶が入る ■「弁慶の泣きどころ」とは、「弁慶ほどの豪傑でも痛がって泣く急所の意」で、「向こうずね」を意味します。 □部位は違いますが、西洋には「アキレス腱」という言葉があります。どちらにも、「強い者の最も弱い所。ただ一つの弱点」という意味とのこと。 □アキレスは、ギリシア神話に登場する英雄だそうです。生まれたとき、母親はアキレス腱のあたりを持って逆さに吊るし、冥界を流れる川の水に浸したそうです。不死身になれと願ったようです。残念ながらアキレス腱だけは魔法の水に触れず、急所として残りました。トロイ戦争のとき、アキレスはここを射抜かれて死んだと言われます。 ◆参考:書籍「2008年度版 漢字検定 問題と解説 準2級」新星出版社 ◇辞書「字通」白川静、平凡社 ◇Yahoo! J Dictionaries 大辞泉 ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧 |
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