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zoom RSS 有名人の文章イントロクイズ。「和を以て貴しとなし…」は誰の文章なの?

<<   作成日時 : 2008/09/30 06:41   >>

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★日本語★
問題:ある共通した特徴を持つ5人の有名人が書いた文章の書き出し部分です。それぞれの書き手は誰でしょうか?
[い]「『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』と言えり…」
[ろ]「今日世界各國の人の學問の目的とする所には種々あるが、普通一般最も廣く世界に行はれて居る目的は…」
[は]「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火うつる三階の騷ぎも手に取る如く…」
[に]「私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない…」
[ほ]「一に曰く、和を以て貴しとし、忤(さか)ふること無きを宗とせよ…」
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[い]福沢諭吉、[ろ]新渡戸稲造、[は]樋口一葉、[に]夏目漱石、[ほ]聖徳太子
説明:
[い]「『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』と言えり…」は福沢諭吉が書いた「学問のすすめ」という本の冒頭部分である
■たいへんよく知られた「学問のすすめ」ですね*1。その捩り(もじり)、「人は人の上で人を造る」という一節もよく知られています。
□福沢諭吉(ふくざわゆきち)氏は、昭和59(1984)年11月から1万円札の顔にもなり、聖徳太子を引き継いで日本の経済を支え続けています。「学問のすすめ」が最初に出版されたのは明治5(1872)年の2月だったそうです。
□お気づきのとおり、本日は紙幣の肖像画に描かれた偉人たちの文章のイントロクイズです。
[ろ]「今日世界各國の人の學問の目的とする所には種々あるが、普通一般最も廣く世界に行はれて居る目的は…」は新渡戸稲造が書いた「教育の目的」という本の冒頭部分である
■新渡戸稲造(にとべいなぞう)氏は、農学者であり、教育者でもありました。38歳のときに書いた「武士道」は、日本人の文化や生きかたの特徴を世界に伝えるきっかけになりました。
□福沢諭吉氏と同時期に5000円札の肖像画として登場しました。平成16(2004)年11月に樋口一葉女史と交替しました。
□新渡戸稲造氏は、「知識より見識、学問より人格、人材より人物」と主張していたそうです。「日本人は専門家たることを最上の誇りとし、円満な人間たることを度外視する」という指摘もしていたらしい。
□「教育の目的」というわかりやすい題名にひかれて、少し読んでみました。3頁であくびがでました。真面目な人の真面目な理屈です。残念ながら体質にあいませんでした*2。
[は]「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火うつる三階の騷ぎも手に取る如く…」は樋口一葉が書いた「たけくらべ」という本の冒頭部分である
■樋口一葉(ひぐちいちよう)は、明治5(1872)年5月に生まれました。明治29(1896)年に亡くなっています。わずか25年足らずの人生でした。最後の1年半で、「たけくらべ」、「十三夜」、「にごりえ」といった名作を残しています。
□「たけくらべ」は、明治時代の10代男女の恋を描いているそうです*3。舞台は吉原。福沢諭吉、新渡戸稲造と説教臭いオジサンが続いたあと、柔らかくなりました。
□樋口一葉は、新渡戸稲造氏と交替で5000円札の顔となっています。お札の肖像画となった人の中では最年少、最短命の人でしょうね。
[に]「私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない…」は夏目漱石が書いた「こころ」という本の冒頭部分である
■夏目漱石(なつめそうせき)はご存じの明治の文豪です。「吾輩は猫である」、「坊っちゃん」、「草枕」など、多くの小説を残しました。「こころ」は大正3(1914)年に発表された新聞連載小説とのこと*4。
□1000円札に20年間ほど起用されていました。新渡戸稲造氏と同期間の勤務でした。平成16(2004)年11月1日からは野口英世氏と交替しました。
[ほ]「一に曰く、和を以て貴しとし、忤(さか)ふること無きを宗とせよ…」は聖徳太子が書いた「十七条憲法」という文章の冒頭部分である
■聖徳太子(しょうとくたいし)は、574年ごろから622年ごろまで生きたとされる飛鳥時代の皇族です。最近では実在したのかどうかが議論になっています。歴史の教科書から消えるという説も流れています。
□昭和33(1958)年の12月1日に最初の1万円札が登場しました。我が国の最高額紙幣です。肖像画として最初に起用されたのが聖徳太子でした。以後、昭和59(1984)年まで26年ほど、紙幣の表面から人々の喜怒哀楽を見守ってきました。
□「日本書紀」に漢文で書かれた「十七条憲法」が掲載されているそうです。それを書き下し文にしたものがWikipediaに掲載されていました*5。
◆参考*1:HP「図書カード:学問のすすめ」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000296/card47061.html
◇*2HP「図書カード:教育の目的」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000718/card46288.html
◇*3HP「図書カード:たけくらべ」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000064/card389.html
◇*4HP「図書カード:こころ」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card773.html
◇*5HP「十七条憲法 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%B8%83%E6%9D%A1%E6%86%B2%E6%B3%95

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