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zoom RSS 敬語の問題。「鈴木先生はおりますか」は正しい使いかたなの?

<<   作成日時 : 2008/09/10 06:51   >>

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★日本語★
問題:敬語の問題です。敬語の中でとくに難しいのは、会話をしている相手だけでなく、話題としてもう1人の人物が登場する場合です。「鈴木先生はおりますか」もそのひとつですね。話す者と聞く者、それに鈴木という人物がいます。
■では、第三者が登場する次の表現は敬語として正しいでしょうか?
[い]学校を訪ねた父兄が、「鈴木先生はおりますか?」
[ろ]社員が社長に、「父が社長によろしくおっしゃてと、申しておりました」
[は]係長が部下に対して、「総務課の田中課長に聞いていらっしゃい」
[に]学校の先生から父親への電話で、「山田は頑張っていますか?」
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:すべて誤りを含んでいる
説明:[い]学校を訪ねた父兄が、「鈴木先生はおりますか?」(×)
■正しくは、「鈴木先生はいらっしゃいますか?」だそうです。「おりますか」は「いますか」よりも丁寧だから敬語表現だと誤解している人が多いそうです。「おられますか」ならば丁寧です。でも、「おりますか」はそんなに丁寧には聞こえませんよね。
□「おりますか」の「ますか」は丁寧語で、会話の相手への敬意は伝わるそうです。でも第三者である鈴木先生に対しては敬意不足らしい。「鈴木先生はおられますか」とか、「いらっしゃいますか」なら、問題はなさそうです。
[ろ]社員が社長に、「父が社長によろしくおっしゃてと、申しておりました」(×)
■正しくは、「父が社長によろしくと申しておりました」だそうです。「父が、社長によろしく申し上げるようにとのことでした」でもいいらしい。
□「父が社長によろしくおっしゃってと申しておりました」のどこがいけないのでしょう。「おっしゃって」ですね。この場合、父は社長ではなく、息子に対して敬意を払っていることになるらしい。「おっしゃる」という尊敬語が息子の動作に対して使われているからだそうです。理屈はともかく、こうした状況はよくあるので、型として「よろしくと申しておりました」を覚えておくほうがいいでしょう。
[は]係長が部下に対して、「総務課の田中課長に聞いていらっしゃい」(×)
■正しくは、「総務課の田中課長にうかがってきなさい」だそうです。この例は実際にときどき耳にする気がします。ぼんやりしていると敬語の誤りには気づきません。でもよく考えると、係長は部下に対して「来る」の尊敬語である「いらっしゃる」を使っています。それでいて第三者の田中課長に対しては敬語抜きです。
[に]学校の先生から父親への電話で、「山田は頑張っていますか?」(×)
■正しくは、「太郎君は頑張っていますか?」だそうです。教室の中ではもちろん「山田」と呼び捨てでかまいません。でも、父兄に対しては、目下の第三者山田太郎にも敬称をつけるべきらしい。父兄に対して失礼になるからだそうです。
◆参考*1: 書籍「ちょっと迷う とっさの敬語」、奥秋義信(おくあきよしのぶ)著、 ISBN4-06-256341-X、講談社

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