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zoom RSS 東京五輪開催の年の流行語。アイビー族ってどんな人たち?

<<   作成日時 : 2008/08/19 06:58   >>

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★日本語★
問題:昔の流行語の問題です。昭和39(1964)年。東京でオリンピックが開催されました。この年、新幹線が開業し、シンザンが三冠馬に輝いたそうです。佐藤栄作氏が総理に就任し、以後7年の長期政権を維持することになります。
■では、昭和39(1964)年の流行語についての以下の記述のうち、正しいものはどれでしょうか?
[い]「アイビー族」とは、東京乃木坂にある通りに集まってきた独特の風俗の若者たちを指す。その通りには壁面に蔦が生えた建物がいくつかあったのでそのように呼ばれた
[ろ]「3ト追放」とは、東京を美化・浄化し、五輪観光客を上手に受け入れようというキャッチフレーズのひとつ。「シガレット(煙草のポイ捨て)」、「ダスト(ゴミ・ちり)」、「アクシデント(交通事故)」の語尾の「ト」を寄せて「3ト」と呼んだ
[は]「やせたソクラテス」。作家の野坂昭如(のさかあきゆき)が洋酒のテレビCMに登場し、「♪ソ・ソ・ソクラテスか、プラトンか」と唄った。たいへん痩身だったので、自身を「痩せたソクラテス」とを呼び、CMの人気に乗って流行語となった
[に]「トップレス」は、米国人デザイナーの新作水着の通称。胸の部分はヒモが交差しているだけという意匠だったため、トップレスと呼ばれた
[ほ]「東京サバク」は、東京は政権のお膝元のため、現政権支持で固まっているという意味。漢字で書けば「佐幕」である
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[に]が正しい
説明:[い]「アイビー族」とは、東京乃木坂にある通りに集まってきた独特の風俗の若者たちを指す。その通りには壁面に蔦が生えた建物がいくつかあったのでそのように呼ばれた(×)
■正しくは、「(服飾メーカーの)VAN(ヴァン)のアイビールックとして広まった3つボタン、細身のズボンの背広を着たしゃれたファッションをした若者たちを指して言った」だそうです。
□「アイビー」は米国東部の「アイビー・リーグ」からとった命名らしい。校舎が蔦で覆われている学校が多かったそうです。ハーバード、エール、コロンビアなど名門8大学がアイビー・リーグと呼ばれたらしい。日本のアイビー族は学歴不問です。それらしいなりをしていればアイビー族と呼ばれたようです。
[ろ]「3ト追放」とは、東京を美化・浄化し、五輪観光客を上手に受け入れようというキャッチフレーズのひとつ。「シガレット(煙草のポイ捨て)」、「ダスト(ゴミ・ちり)」、「アクシデント(交通事故)」の語尾の「ト」を寄せて「3ト」と呼んだ(×)
■正しくは、「『プレゼント』、『リベート』、『アルバイト』の3つを追放しようという学校の先生に対する呼び掛け」だそうです。当時、受験競争が激しくなってきたようです。先生に対してプレゼント攻勢をかけて内申書に手心を加えてもらおうという父兄がいたらしい。出入りの業者からのリベートを受け取る不心得な教育者もいたようです。さらに昼は学校で、夜は塾で教えるというアルバイトをする先生もいたことから、こんな言葉が出てきたそうです。
□昨今では、県の教育委員会の構成員が賄賂を受け取り、採用試験を牛耳っていたという荒廃ぶりが伝えられています。かと思えば、「モンスター・ペアレント」なる言葉もあり、常識を逸脱した父兄の行動が問題視されています。東京五輪の年から44年が経過しています。教育者諸氏は、より難しい状況に立ち向かって行かねばなりません。頑張ってほしいものです。
[は]「やせたソクラテス」。作家の野坂昭如(のさかあきゆき)が洋酒のテレビCMに登場し、「♪ソ・ソ・ソクラテスか、プラトンか」と唄った。たいへん痩身だったので、自身を「痩せたソクラテス」とを呼び、CMの人気に乗って流行語となった(×)
■正しくは、「東大卒業式で大河内一男総長が言った言葉から流行した」だそうです。大河内氏は3月28日の式で、「J・S・ミルは、太った豚になるより、やせたソクラテスになりたいと言った。卒業生諸君が、やせたソクラテスになる決意をしたとき、日本は本当にいい国になるだろう」と語ったらしい。利己ではなく、利他に励めということでしょうか。
□ホリエモンこと堀江貴文(ほりえたかふみ)氏も、ファンドで多額の資金を動かした村上世彰(むらかみよしあき)氏も、東大卒業後に太った豚を志望し、望み通り豚箱入りを果たしました。彼らの言動にはそれなりに興味深いものもありましたが、「いい国を作る」のに貢献できる人物とは思えません。
[に]「トップレス」は、米国人デザイナーの新作水着の通称。胸の部分はヒモが交差しているだけという意匠だったため、トップレスと呼ばれた(○)
■東京五輪の年の5月に、ルデイ・ジャーンライクという人物が発表した水着の意匠が乳房を露出するものだったそうです。ビキニ型水着は昭和21(1946)年にフランスのルイ・レアールという人物が考案したとのこと。
□トップレスより過激な水着は、各国の文化、法律によって考えにくくなっています。限られた範囲での全裸は許されていますが、この場合、水着そのものが不要になります。水着のスタイルとしてはトップレスが道の果てなのかもしれません。
[ほ]「東京サバク」は、東京は政権のお膝元のため、現政権支持で固まっているという意味。漢字で書けば「佐幕」である(×)
■正しくは、「水不足で給水制限になったので東京サバクと呼ばれた」だそうです。漢字で書けば「東京砂漠」ですね。
□昭和39(1964)年の一学期だったか、二学期だったか。記憶が定かではありませんが、東京の小学生たちも給食が中止になり、弁当・水筒持参で学校に通いました。日照りで「東京の水瓶(みずがめ)」と呼ばれた小河内(おごうち)ダムが底をつきかけました。「小河内ムダ」とか、「ショウガナイダム」とか悪口を言われたのを覚えています。ダムに対して呪いの言葉を吐いても何にもならないんですけどね。
◆参考*1:書籍「20世紀ことばの年表」初版156〜159頁、加藤迪男(かとうみちお)、ISBN4-490-10567-3、東京堂出版

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