町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 物語から生まれた四字熟語の問題。「杯中蛇影」はどんな意味なの?

<<   作成日時 : 2008/04/30 07:02   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
★日本語★
問題:どちらかといえばあまり頻繁には使われない四字熟語です。「杯中蛇影(はいちゅうのだえい)」とはどんな意味でしょうか?
[い]毒を食らわば皿までと似た意味
[ろ]壁に耳ありと同じ意味
[は]絵に描いた餅と似た意味
[に]清濁併(せいだくあわ)せ呑むと同じ意味
[ほ]幽霊の正体見たり枯れ尾花と似た意味
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:[ほ]幽霊の正体見たり枯れ尾花と似た意味
説明:中国の「晉書(しんじょ)」の「楽広伝(がくこうでん)」という部分に記されている逸話が元になった言葉だそうです。「晉書」は中国晉王朝について書かれた歴史書だそうです。唐の時代に皇帝の命により編纂されたらしい。
●楽広の家に頻繁に遊びに来ていた友人がしばらく顔を見せません。どうしたのかとたずねてみたら、次のようなことを言います。「このあいだ、お宅で酒をご馳走になったでしょう。飲もうとしてふと杯をみたら、中に蛇の姿が見えたんですよ。不吉だからやめておこうかと思ったけどつい飲んでしまいました。失敗したな、気味が悪いなと思いながら帰ったら、案の定身体の調子が悪くなりました。あれ以来、気分が優れず、とうとう病気になって床についてしまいました」。
●楽広には心当たりがありました。病気の友人を思いきってまた招待します。やってきた友人に再び酒をふるまいます。またしても杯の中に蛇の影が見えました。友人がその旨を告げると、楽広は部屋にかかっている弓を示します。その弓には漆の細工で蛇の姿が描いてあります。その姿は杯中の蛇影にそっくりでした。「弓の影が反射していただけですよ」。納得した友人はたちまち病が癒えたそうです。
●疑心暗鬼という言葉もあります。恐怖にかられて想像を膨らませると、さらに余計な恐怖まで感じなければなりません。結局、なんてことはなかったというのが多くの場合のオチです。ミステリーサークル、ネッシー、UFO、ツチノコ、雪男などのさまざまな怪しい現象のうち、どこまでが本物で、どこまでが弓に描かれた蛇の影なのでしょうか。
◆参考:HP「杯中の蛇影:原文・書き下し文・意味 - Web漢文大系」
http://kanbun.info/koji/haichu.html
◇書籍「四字熟語ひとくち話」文庫初版151頁、岩波書店辞典編集部、岩波書店
◇HP「晋書 – Wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%8B%E6%9B%B8

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
杯中蛇影…気は病から…の諺かも。

山井(中日)が完封しグッド投手。打たれた…山井(やまい)→病い

sadakun_d
2016/04/22 06:14
コメントをありがとうございます。

 山井投手って、わりと年配なのに頑張っていますね。今年はまだ調子が出ていないようですが。
(^^;)
sadakun_d様<素町人
2016/04/25 00:09

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
物語から生まれた四字熟語の問題。「杯中蛇影」はどんな意味なの? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる