町人思案橋・クイズ集

アクセスカウンタ

zoom RSS 意味を問うたら「酒場のツケを少しずつ払うこと」という珍回答が出た言葉はなに?

<<   作成日時 : 2008/03/25 06:57   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
★日本語★
問題:ある言葉の意味を学生さんに質問したところ、次のような珍回答が返ってきたそうです。では、問題の言葉とはなんでしょうか?
[い]酒場のツケを少しずつ払うこと
[ろ]厄介なものを追い払ってせいせいすること
[は]湿っぽい気分だったのが、よいことがあっていっぺんに晴れること
[に]露のように淡く、ささやかなこと
[ほ]梅雨が明けること
(答えはずっと下↓ スクロールして下さい)

























★日本語★
正解:露払い
説明:露払い(つゆはらい)はけっこういろんな意味のある言葉です。
●「貴人の先に立って道を開くこと。また、その役を務める人。転じて、行列などの先導をすること。また、その人」という意味があります。そういえば、だいたい偉い人は行列の最後のほうを進むようですね。
●昔、競輪では、トップ引き(とっぷひき)という役割の選手がいたそうです。5枠の選手と決まっていて、風よけになって最初から先頭を走ったらしい。一種の露払いですね。風圧で疲れます。ふつう、レース終盤には下位に退きます。事故で他の選手が次々と倒れ、トップ引きの選手が車券にからむと大穴が出たりします。最近は、そんなやりかたは廃れたと聞きますが。
●露払いには、「遊芸などで、最初に演じること。また、その人」という意味もあります。こちらは行列の先頭ではなく、時間の系列の先頭ということかな。講釈では、お客さんがまだ誰も入っていない場を借りて、新人たちが演じて修業したと聞きます。「空板(からいた)」と呼ばれたらしい。これも露払いの一種かな。
●露払いには、「相撲で、横綱の土俵入りのとき、先導として土俵に上がる力士」という意味もあります。この意味がいちばんよく知られています。昔の子供は、露払いと太刀持ち(たちもち)を従え、横綱になりきって土俵入りの真似をしたものです。栃若時代、昭和30年代の子供です。
●露払いには、「蹴鞠(けまり)の会で、まず鞠をけって懸(かかり)の木の露を払い落とすこと。また、その人」という意味もあるそうです。十分に広い場所でやれば、そんな手続きも不要でしょうに。
●どの意味でも、あとから来る身分が上位の人のために準備するのが露払いの役割のようです。なお、珍回答の[い]は、「払い」を「支払い」と勘違いしたらしい。[ろ]はおそらく厄介払い(やっかいばらい)との勘違いですね。
◆参考*1:書籍「笑ってナットク国語戯典」125〜126頁、岳真也・向井徹・深井照一著、三省堂

ぬけられます→日本語雑学クイズ一覧

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
意味を問うたら「酒場のツケを少しずつ払うこと」という珍回答が出た言葉はなに? 町人思案橋・クイズ集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる